小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

雨の日曜日

2012-02-26 14:05:53 | Weblog
このところの父島、ハッキリしないお天気が続いている。

オガマル入港日の昨日もそんな空模様。妻との扇浦までの早朝ジョグの途中も雨が降ったり止んだり。その後オガマル入港日朝の恒例、早朝フリスビーの時間帯は幸いにもその雨も小康状態。6人集まった仲間と3対3のゲームを何とか楽しむ事ができた。

そして2月最後のオガマルは596名の乗船客と供に定刻30分遅れの12時入港。ドック明け以来、多少海況が悪くても定時入港していたが、今便は珍しく遅刻。それにしても何度も触れているが、乗船客の多さには驚かされる。これで2月は全便500名オーバー。

御高齢の団体ツアーが目立っていたが、今便はそれに加え若者のグループも目立つ。そろそろ大学も春休みと言う事だろうか?このままゴールデンウィークまで突っ走りそうな勢いである。

荷役作業に向かうときは土砂降りの雨、上下カッパを着込の出勤。積荷の中にコンクリートの入った重さ1トンの袋が50袋あり雨が降れば作業は中止、最悪翌日回しとなる為一同空模様を気にしながらの作業だったが、幸いにも降雨は無く終了時には薄日も射すお天気。おかげさまで作業は無事終了、メデタシメデタシ。

そして完全OFFの本日、妻は友人宅にランチ&お喋りの会に御呼ばれ。

「どうぞ、ゆっくり釣りでも楽しんで」

と言う事で昨日からオキアミを購入、朝6時には我家を出発、桟橋へ。しかしなんと又も雨降り。今日も上下カッパを着込んでの出勤(仕事じゃないか)。その上目まぐるしくその向きを変える風も加わって、お世辞にも釣日和とは言い難いコンディション。それに加えこのところ釣果の上がらない桟橋、釣り人は僕一人。

勿論お天気に越した事はないのだが、カッパを着込めば雨はそれ程気にならない。そしてそのカッパのフードで狭くなった視界の中で、ジッと浮きを見ながらの釣行も僕は結構気に入っている。勿論その浮が沈んでくれなければ話にならないのだが・・・・

浮は何度か沈んだ。しかしブダイにエンゼルフィシュ、所謂外道。唯一、根魚のツチホゼリが上がったのだがやや小振り、迷った末にリリース。本日もクーラーボックスは空、これでここ3回連続坊主。

流石に次回はシマアジ狙いの餌釣りは諦めて、サビキのムロ狙いかな・・・・・



写真は本分とは関係なく、先週木曜日の昼休み、強い南風を避けて行った宮之浜。丁度青空が広がり、先週唯一の父島らしい瞬間だった。























こちらは昨晩、久し振りにやって来た息子と彼女



ドック明けツインパワーで洲崎も・・・

2012-02-20 15:46:13 | Weblog



写真はシマノのリール、ツインパワー。ナケナシのお小遣いを溜めて購入した、僕の宝物だ。大事に使っていたつもりなのだが、昨年、今となっては懐かしい、あのシマアジ爆釣後しばらくして、使用時に異音発生と供にスーパー滑らかだった巻き取りも何処かおかしくなってしまった。

大事な宝物、このままでは可哀そうと言う事で内地へドック入り。オーバーホールを依頼していた。その宝物が先日オーバーホール終了、あの滑らかな使い心地を取り戻して、無事僕の手元へ帰って来た。

そんな折、小学校の社長から「橋本さん、月曜日のお休み(学習発表会の振り休)よかったら洲崎行きませんか?」と嬉しいお誘い。ドック明けツインパワーの再デビューには最高の舞台だ。勿論二つ返事でOK「宜しくお願いしま~す」と言うことに相成った。

そしてなんと嬉しい事に、社長の車でお迎え付き。月曜日、洲崎もおそらく我々だけと言う事で我家の前で9時に待ち合わせ。潮汐をチェックすると、大潮初日で11時頃に下げ一杯、そこからの上げにかけて丁度いい時間帯だ。

そして到着した洲崎、残念ながら曇り空だが風も弱く、海も昨日に比べると大分穏やかになり、80点と言った所だ。予想通り他に糸を垂れる人は無くいつもの岩の上を2人で独占、早速釣行開始。

社長はとりあえずサビキ、そして僕はこのところの定番、オキアミの餌釣。懐かしいツインパワーの滑らかさを楽しみながら、釣果にも期待が高まる。

しかし残念、3時近くまで頑張ったが2人ともクーラーボックスの中は空っぽ。2人で十種類以上の魚を上げたが、所謂外道ばかり。どうやら思い入れが空回りしてしまったようである。

「いやー、釣れると期待してたんだけど、残念でした。リベンジは又次回」と社長もすこぶる悔しそうだった。

社長さん、送迎までしていただき、本当に有難うございました。是非又リベンジ、お願いします。



写真は、今日の洲崎
















学習発表会

2012-02-19 07:08:53 | Weblog






昨日(土)一昨日(金)の二日間、小笠原小学校では学習発表会が行われた。毎年この時期、演劇(我々の頃は学芸会と言っていたと思う)の発表と、学習発表会が隔年で開催されている。

自分が小学生の頃の記憶を呼び戻そうとするのだが、学芸会の記憶はあるのだが、学習発表会なる物があったかどうか、全く思い出すことが出来ない。かれこれ50年も昔の事になるのだから、記憶に無くてもしょうがないか。

その学習発表会、作品の展示と舞台発表の二本立て。用務のオジサンは会場の設営、高所から吊るす作品展示の手助け、そして終了後の撤収作業など裏方のお手伝い。

先ほどの50年前の話だが、図工の時間、クレオン、クレパスでの絵画はとても好きだった僕(好きと上手は、勿論別問題)だが、高学年になって水彩画に代わった途端、絵を描く事への興味が急速にしぼんでいった様な記憶がある。いずれにしても、芸術的な才能とは残念ながら無縁だった。

用務の仕事の合間、仕事をサボって作品鑑賞。この一年間、授業の中でやって来た事がこうして多くの形として残されていく、そんな作品の数々を見ると、生徒児童の皆さんは日々勉強し、そして成長しているのだなと改めて実感させられる。

それに引き換え、老兵(用務のオジサン)は死なず、ただ消え行くのみ、か?



写真は、展示作品の数々
























そしてこの時期、満開を迎えた例の裏庭の桜






初スイム

2012-02-16 06:17:45 | Weblog
オガマル出港日の朝、その荷役作業開始前のチョッとした時間、パソコンに向かっている。

今便のオガマル、相変わらず500名越えの乗船客と供に入港。例年の6~7割増しといった所だろうか。世界遺産バブル止まる所を知らずといった感じだが、何時まで続くのだろう。

晴れてナンボの小笠原だが、今便のお客様はラッキー。入港日から今日まで、夜中の降雨はちょこっとあったが、日中は概ね晴れのお天気。しかも小笠原と本州の間に横たわる前線に流れ込む暖く緩やかな南風に気温も上昇。この時期にしては最高の観光日和に、海に山に小笠原を満喫された事だろう。

そんな陽気に誘われ、一昨日の火曜日、僕も今年初の前浜スイム。例年何時ごろだったかはっきり記憶に無いのだが、2月半ばはチョッと遅いかも。勿論コンディションにもよるが、年を重ねると供に初泳ぎの時期も遅れてくるのかなと言うのが、偽らざる心境だ。

まあ気持ち良く泳ぐのが第一、無理せず続けたい。

気が付けば購入後5年も経ってしまったボロボロのスプリングを着込んでの初泳ぎだったが、流石に入水時は水の冷たさを実感。しかし泳ぎだしてしばらくすれば、ボロボロとは言えスプリング着用の効果もあり、寒さはそれ程感じない。透明度70㌫の眺めを楽しみながら無事泳ぎ終えた。

毎日のように泳いでいるABEちゃん「冷たいでしょう、めでたく20度きったから」の一言。水温の底はこれからといった所だろう。

そんな中、サーフパンツ一枚で泳ぐ兵が2人。彼らは一年を通してこのイデタチ。おじさんにはとても真似出来ない。


そんな一昨日の前浜










そして昨日の昼休みは、ドック明け初のアルプスでウェザーへ。特に走りが変わるわけではないのだが、僕の気持ちの持ち方だろう、ピカピカの泥除けを見ながらの上りはいつもより軽快に感じる。

気持ち良く?辿り着いたウェザー、好天、オガマル入港中と言う事で、ツアーガイドさんに連れられた観光客、それぞれの時間を過ごす島民の方々で賑わっている。そして昨日はザトウもすこぶるご機嫌、あちこちに現れブリーチング(ジャンプ)合戦。着水時の水しぶきが次々に上がった。








アルプス ドック入り

2012-02-12 06:28:28 | Weblog


写真は父島での僕の生活に無くてはならない愛車アルプスのクライマー。

日々の通勤の足、買い物、ウェザーでの楽しい昼休、岸壁、青灯、時には洲崎での釣行etcとにかく彼女無しで島の生活は成り立たない。と言う事は間違いなく毎日酷使され冒頭の写真では分かりづらいと思うが、細部の傷みは相当ひどい。

特に泥除けはほとんど着いているだけと言う状態で、その役目は一応果たしてはいるのだが、ビジュアル的には見るに忍びないほどひどい。

「父島で自転車修理屋さんやろうかな」なんて冗談ぽく話す、釣友達でもあるバリトンにお願いしていた泥除けのパーツが届き、昨日アルプスはミニドック入り。








写真のパーツを使い、まずは泥除けの交換、ついでにタイヤとチューブも。そして磨り減っているフロントのブレーキシューも交換、余裕があればワイヤーも新品に、と言うのが一応当初の予定。

新しい泥除けの装着には穴あけも必要で、釣仲間のトチさんから電動ドリルを拝借、なれぬ手つきで悪戦苦闘。

とにかくメカオンチの僕、思いのほか時間も掛かり、予定は未定と言う事で、ワイヤーの交換は後日に後回し。泥除け、タイヤ、そしてブレーキシューの交換で作業終了。



ドック入り前








そしてドック明け








たまたま前浜にいたお知り合いにいにお願いして、ハイポーズ




彼女も少しは若返ったかな。とりあえず今後もヨロシク!


アルプスドック作業のあとは、岸壁での釣。3時スタートでメアジタイムの夜釣りまで。シマゲット、と言いたい所だが相変わらずの‘塩焼きサイズ’で、その後釣れたLLサイズのメアジのほうが大きいくらい。

8時まで頑張り、小シマ一枚、メアジが六枚。まあまあかな?