小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

ドライブ

2007-06-29 17:49:03 | Weblog
今日はオガマルの入港日、そのわりにはお天気予報は上向き、当ると良いのだが。

まずは小学校の仕事へ、朝お決まりの職員室の掃除、御茶の用意、ゴミだし等をしているとあっと言う間に時間は過ぎて行く。

そんな中、防災小笠原の島内無線は、今日のオガマル494名!(この時期にしては多い)の乗船客を乗せ、定刻10分遅れの11時40分の入港予定を告げていた。

オガマル岸壁から見る今日の二見港、靄がかかって正面の山々が霞んでよく見えない。きっとこの影響でオガマルも10分の遅れだったのだろう。この時期にしては500人近い乗船客、下船用のタラップも船からの要請とかで2本架けられた。(通常は500名を越えると2本架ける)修学旅行の高校生も乗船していたらしい。高校の修学旅行で小笠原とはなかなかイケてる高校だネ。

荷役作業の方は、積荷の量も少なく、ややこしい荷物も無くて順調に終了。その後荷役のボス的存在、チャンプさんの船を陸揚げするのを手伝いがてら、湾内をボートでドライブ。残念ながら相変わらず視界が悪く外海での釣りは本日は断念、又次回と言うことになった。

この島では内地に比べれば、船を持つこと自体は、係留等の経費が格段にかからないようで、周りに自家用車ならぬ自家用船を持っている人は結構多い。舟遊びなんて、内地の感覚で言うとかなり贅沢な印象だが、この島では比較的ポピュラー。

海況のいい時に、ドライブだけでなく本当の舟遊び、期待してます。

さて今夜はこれからバレーボールの決勝戦、相手はかなり手強そうだが、とりあえず勝利目指して頑張ってき~ます。

写真は荷役の昼休み、前浜ランチの時に撮ったもの。この鬱陶しい靄、何とかならんのかネ、全く。全然話し変わるけど、今日の前浜イワシの大群が凄かった。


懐かしいメール

2007-06-28 19:52:50 | Weblog
今日の小笠原もスカッとした好天には程遠い天気だが、たまに雲の切れ目から薄日も差し込んでくる。しかし相変わらず湿度は高く、蒸し暑い。

昼休みは前浜へ、泳ぐかどうか迷ったが、午前中の除草作業で掻いた大汗を洗い流そうと、今日も一泳ぎ。沖に向かって泳いでいるうちに、雲が切れたのか日差しが降り注いできて、途端に周りの景色が変わった。小笠原の海はこうでなきゃネ、今日も泳いで大正解。

シャワーの後ランチしていると、「コーさん」と言う聞き慣れた声。海洋センターのスタッフケロねえが、おにぎり持ってやって来た。町に用事があり、丁度昼休みと言う事で、気分転換に前浜ランチに来たようである。

今年は亀の上陸も多く、ただでさえ忙しいのに、ボランティアのスタッフが足りずてんてこ舞いのようだ。昨年丁度今頃、僕がボランティアしていた頃は、ボランティアスタッフも沢山いたのだが、今年は人手不足で前浜のパトロールも出来ないらしい。

それでも、一般の人からの亀上陸のTELへの対応で、12時を回る日も多いようでややお疲れ気味。

今、亀センター(地元ではこの呼び名の方がポピュラー)では「野生動物相手だから仕方ないよネ」がどうやら合言葉になってるらしい。皆若いし、誰よりも亀が好きな連中、だから頑張れると思うけど、たまには息抜きも必要では。

「そのうちヤンキーで又一杯やろう」そう言ってケロねえと分かれた。

帰宅してパソコンを開くと、懐かしい人からメールが。昨年10月頃前浜で知り合い、我家にも一度食事にお招きしたノセさんから。来月初め友人8名を連れ観光に来るとの事。御自信は何度も小笠原に来ており、小笠原を題材にした本を自費出版までしている方。今回は一航海の来島との事で、案内役に徹するのだろう。

このところの小笠原の天候を気にされているようだが、「はっきり言って今日現在、まだ梅雨は明けていません。雨はありませんが、スカッとした青空は、まだまだです。でもノセさん御一行がお見えになる頃には、きっとバッチリですね。」

写真は硫黄島の戦跡、こう言う写真も1枚くらいはネ。

またまた勝利

2007-06-27 19:58:21 | Weblog
昨夜のバレーボールなんと又勝っちゃいまいした。

相手は支庁チーム、例によって第1セットは10点ちょっとしか取れず、あっさりやられた。ところが2セット目、なぜかアルゼンチンのサッカーのユニフォームを来たN先生がサービスエースを連発、そこから流れが変わった。そのまま2セット目を押し切ると、3セットは勢いに乗って10点以上の差をつけて我がチームの勝利。

昨年ジョークスホワイト(我がチームの名前)は、勝つどころか1セットも取れなかったらしい。それを思えば大躍進である。そして驚いた事に金曜日の夜7時から決勝戦との事。

どうやら我がチームがエントリーしている2部リーグは6チームの参加で、3チームづつ二組に別れリーグ戦を行い、トップ2チームで決勝戦と言う事らしい。おかげで金曜日はオガマル荷役の後のゲーム、まあ昨日の事を考えればどうって事無いか。

対戦相手は昨夜、我々の前の試合で勝利したチーム。僕は線審を仰せつかり、人生初の体験にどきどき物だったのだが、相手チームはかなりの強敵。正直勝つのはちょっと難しいかなと言うのが実感だが、とりあえずやるからには勝利目指して頑張らないとネ。

さて本日、小学校は久し振りの出勤、休み明けはやることも多く、水曜日恒例の早朝フリスビーは諦め、いつもより早めの出勤。

昼休みは前浜へ、そして昼休みスイム復活、本年初めて。この所続いている南よりの風の影響か、前浜にはいろんな海のゴミが流れ着いており、残念ながら波打ち際はやや汚い。

一度泳ぎ出せば、透明度はまずまずで、スイムゴーグル越に珊瑚や泳ぎ回る熱帯魚系の魚がよく見える。シャワーの後はお待ちかねのランチタイム、一泳ぎの後のお弁当は又格別である。

お天気と体調に相談しながら、昼休みスイム楽しんで行きたい。

写真は硫黄島第5弾、オガマル係留直後、右舷越し雲に霞む摺鉢山。

開校記念日

2007-06-26 17:00:14 | Weblog
今日は小笠原小中学校、開校記念日のためお休み。

9時から青灯集合で7月の第一週に行われる遠泳大会の先生方による実踏。ところで小学校の用務の仕事をするようになって、初めて実踏と言う言葉にお目にかかった。小学校では良く使われている。黒板の本日、明日の予定に、遠足実踏、小港キャンプ実踏etc、実際に行ってみるという意味合いと勝手に解釈しているのだが、今日は遠泳大会実踏。つまり実際にブイを打って遠泳のコースを先生方で泳いで見るというわけである。

思い起こせば、昨年7月用務の仕事に就き即遠泳大会があり、伴泳に借り出された事を思い出す。去年は分からなかったが、本番前にこうした準備をやっていたんだネ。

4月の移動でオガ小の遠泳初めてと言う先生も当然いるわけで、こうした準備は大切かもしれない。休日返上で、先生方一塊になって約400メートルのコースをゆっくり完泳。水中3点セット(マスク、シュノーケル、フィン)の先生もいれば、浮き輪につかまっての先生ありと、スタイルはまちまちだったが遠泳大会実踏は無事終了。

その後僕は前浜でウインド。昨日は荷役の最中結構吹いており、今日も風が上がってくるのではと期待してのウインドだったが、昨日ほどの風は吹かず、何とか一度だけ無理やりストラップに足をねじ込んだだけで、今日も気持ち良いプレーニングはお預け。

前浜は今日学校休みの小学生達の海水浴で賑わっていた。ただ相変わらお天気はずスカッと抜け切らず、今日も野羊山方面はガスがかかって、湿度の高い一日。カラッとした真夏の小笠原はまだまだお預けのようだ。

3時頃からは妻と扇浦までジョギング。遠泳やって、ウインド、そしてジョグ、相変わらずお休みの日は回遊魚してると感心するのはまだ早い。今日の夜は例のバレーボールの試合がまだ控えている。

ほどほどにと思っていても、いざ試合が始まると結構熱くなり、ハッスルプレーも。前回同様やるからには勝利目指して頑張ろうと思う、程々にネ!

写真は、オガマル出航でガランとした桟橋から野羊山方面。

暑!

2007-06-25 17:11:38 | Weblog
NHKの天気予報やネットの予報では、今日も昨日同様小笠原地方は一日曇りマーク。ところが本日出航のオガマルの荷役に行くころには青空が広がってきた。当然の如く小笠原の太陽が顔を出す、真夏の日差しだ。

しかし湿度が高い、カラッとした暑さではなく、ねっとり空気が体にまとわりつくようなそんな暑さ。荷役の仕事にやって来たマーカス曰く、「まだ抜けてないね、入道雲が出なきゃダメ、いつもの小笠原の6月だよ」。

昨年の6月はカラッとした暑さだったような気がするが、どうやら去年は特別だったようだ、島っ子のマーカスが言うんだから間違いない。

そんな不快指数がいかにも高い暑さの中での荷役作業。相変わらず漁協からの魚の量も多く、今便は八丈島経由と言う事で、積荷の仕分けも複雑だったりで、午前中は目一杯ギリギリまでかかってしまった。

昼食後午後の作業は何とか順調に終了、沢山の見送り船に見送られてオガマルは定刻2時に無事出航して行った。荷役作業の皆は暑さと湿気に「暑い暑い!」を連発、早く帰ってシャワーとばかり即効で解散、お疲れ様でした。

僕は帰宅後、待ち構えていた妻と扇浦までジョギング。「何でこんな暑い中走んなきゃいけないの」とブツブツ言いながら、それでもお互いに辞めようとは言わない変な夫婦だ。

扇浦では水遊びしている親子連れが何組か、汗だく状態で見るせいか本当に気持ち良さそう。その光景に刺激を受け、僕は帰宅後自転車で前浜へ直行、久々の前浜スイムまで楽しんでしまった。

今日の前浜、南よりの風の影響で海面はややざわついていたが、水温は高くサーフパンツ一枚で全然OK。荷役とジョギングで火照った体を気持ちよくクールダウンする事ができた。

前浜でシャワーを浴び、お気に入りの場所でしばしマッタリ、まさに至福の時だネ!これでBeerでも一杯やれば完璧なんだろうけど、まだブログも書かなきゃならないし、と言う事で前浜を後にした。

写真は夕方の前浜、南風が心地よかった。