小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

100点満点

2015-01-25 16:25:56 | Weblog
今週は妻も僕も土日完全OFF。

昨日の土曜日、僕は当然のごとく青灯でシマアジ狙いの餌釣。7時に青灯到着、以外にも一番乗り。すぐに準備をし第一投、びっくりした事に浮きはすぐに沈んだ。しかし上がってきたのはブダイ。その後しばらくは3回に2回の割合で快調に浮きは沈んだのだが、ブダイにオジサン、外道のオンパレード。そうしているうちに土曜日らしく釣り人は増え、青灯はほぼ満員。

しかし、竿の数が増えるのと反比例するように浮きの入りは悪くなり、結局夕方4時過ぎ、餌の無くなるまで頑張ったが、クーラーボックスは空のまま。

連休の日曜日、竿を出すかどうか大いに迷ったが、青灯の日曜日は大混雑、そんな訳で妻と二人でハートロックへ。元旦の日は猛烈な風でハートロックの上で鯨見物どころでは無かったので、妻も僕も今年の初ザトウの期待も掛かる。

7時前に我が家を出発、いつものように夜明け道路を右回り、辰巳道路の終点から遊歩道に入りハートロックを目指す。なんと幸先の良い事に、遊歩道に入ってまもなく、妻がアカガシラカラスバトを発見。カサカサ音を立てて右の斜面を歩いている。まずは今年の初アカガシラ。

出発して約3時間、予定通り無人のハートロックへ到着。今日は元旦の日とは打って変わってほぼ快晴、そしてそよ風、ぽかぽか陽気、この時期これ以上は望めないと言うほどのコンディション。

そして、お目当てのザトウさんもあちこちでブロー。近いものは肉眼でその黒い体がはっきり確認できるほど。そして南島の沖では白い水しぶきを上げてブリーチング。そんな光景を眺めながら、ランチにi-Podそして転寝。

100点満点のハートロックツアーでありました。

帰路は、農業センターに寄り道、駐車場横で開花したカンヒザクラのお花見?(花見にはまだちょっと早いか)


そんな今日一日をサクッと御紹介。



















まる9年

2015-01-20 17:09:46 | Weblog
先週の土曜日、オガマルは400名を越える乗船客を乗せ、定刻2時を10分ほど遅れて東京竹芝へ向け出港していった。

この便は所謂ドック便、オガマルは年に一回のドック入りのため、次の父島入港は2月の初め、約半月ほど父島母島は絶海の孤島となる(ちょっぴり大げさかな?)実際のところ共勝丸という貨物船が、オガマルのドック中物資を乗せて入港するはずである。

しかし人の出入りは無く、このドック期間を利用して内地へ行く観光業関係の島民も多く、父島の人口密度はおそらく一年で一番低くなる時である。

つまり普段でさえオガマルの出港中は静かな父島が、一段と静かになる。僕は、個人的にこのオガマルドック中の半月が結構好きだ。なんとなくのんびりするし、当然オガマルの出入りが無いので荷役の仕事はお休み、その上オガマルの岸壁はいつでも自由に釣ができる。そしてこの時期、オガマル岸壁でのシマアジ釣は最盛期。

ところが今年はどうした事か岸壁でのシマアジはさっぱり、青灯に主役の座を奪われてしまっている。オガマル出港後の日曜日、そろそろ岸壁でしょ、と言うことで一日頑張ったが、ほとんど浮きは沈まず、たまに沈んでもブダイ。そこで久しぶりに平日OFFだった本日、青灯での餌釣り、一枚だったがシマアジをゲット。やはり今年は青灯なのかな・・・・

そんな今年のドック中滑り出しだが、我々夫婦がこの島へ移り住んできたのが平成18年、2006年の一月、このドック便だった。父島生活もまる9年を過ぎ10年目に突入。

まあ色んな事があったが、こうして岸壁や青灯でシマアジやムロ釣を楽しめることに感謝している。

9年前、父島入港直前、内地から着てきたGAPのダウンパーカ-、裏が起毛していてとても暖かいやつだったのだが、「小笠原でダウンなんて要らないでしょ、狭いアパートで邪魔になるだけ」と言う妻のアドバイス?もあり、丸めてオガマルのゴミ箱に廃棄した。今は釣の時ユニクロのダウンを愛用している。体も父島仕様になってきたようである。

それにしてもあのGAPのダウンパーカー、もったいない事したな・・・・・


ドック入り出港前のオガマル







行ってらっしゃい!








こちらは一足早くドック入りしたハハマルの代船、ゆり丸(揺れ丸?)




南風

2015-01-07 17:33:08 | Weblog
年末年始、オガマルの着発運行の間はおおむね冬型の気圧配置で、父島でも強い北風の吹く日が多く、海も時化の日が多かった。小笠原を訪れた観光客の皆さんは、行きも帰りもオガマルの揺れを十二分に堪能することができたのでは?本当にお疲れ様でした。

皮肉なことに、年末年始最後の着発便が出港した翌日の4日、父島は風も治まり穏やかな一日。OFFだった僕は一日青灯で釣り糸を垂れていたのだが、ダウンパーカーを脱ぎ、そして長靴をチョイスしたことを後悔するほどだった。釣果はシマアジ一枚、この年末年始のOFFは、僕にとっては実り多い休日となった。

5日の月曜日から小学校の用務の仕事が始まり、いつものペースの毎日。昨日の昼休みはこの時期にしては珍しく穏やかな南風、そして小笠原らしいお日様に誘われ、今年初の前浜スイム。12月の上旬に泳いで以来、水温は20度前後、サーフパンツ一枚ではもう無理と言うことで、スプリングを着用してのスイム。

流石に一月ともなると、ここ亜熱帯の小笠原でも入水時の水の冷たさにはチョッピリたじろがされるが、泳ぎだしてしまえばそれもあまり気にならなくなる。そして、昨日の前浜の海は透明度抜群、この時期これ以上の好条件はそう無いのでは、と言う前浜スイムを楽しんだ。

もちろん数少ないこんな日を選んでと言うことになるが、昼休みの前浜スイム、この冬も続けて行きたい。

そして本日、同じ南風でも昨日とは大違いのドン吹き。気温は高いのだが、海は白兎がぴょんぴょん。この強い南風を避け、久しぶりに風裏となる宮之浜ランチを選択。宮之浜は本当に久しぶり、おそらく2年近くご無沙汰していたのだが、狙い通り、南風をかわし海はベッタリ。島の家族連れがBBQを楽しんでいた。

久しぶりの宮之浜、この眺めもGOODだ。



謹賀新年

2015-01-03 05:28:52 | Weblog
遅ればせながら、明けましてオメデトウございます。

旧年中は大変お世話になりました、本年もどうか宜しくお願いいたします。

また、我が家にご丁寧に年賀状をいただきました皆様方、本当にありがとうございました。父島移住以来、年賀状の習慣を放棄してしまった我が家、大変失礼とは思いつつ、このブログで新年のご挨拶とさせていただきます。

と、一応形通りの挨拶の後は、2015年我が家の幕開け。

今年の元旦「ハートロック行こう」妻の一声で、山歩きからスタート。可哀想に?道連れとされた息子夫婦と、遊歩道の合流点で9時30分に待ち合わせ。我々は、いつも通り歩きで夜明け道路を時計回り、辰巳道路終点から遊歩道に入り、合流点へ。息子夫婦は、車で北袋沢の登り口まで、そこから合流点を目指す。

びっくりしたのは、夜明け道路を歩き出したとたん、坂を下ってくる沢山のゲンチャリや車、そしてたまに徒歩の人。そう初日の出を見に行った、ツアー、観光客、そして島民の方々。おかげさまで、新年のご挨拶を早々と済ますことができたお知り合いとの思わぬ出会いも。

今年の初日の出、水平線に掛かった雲の上からだったようだが、何とか見ることができたようで何より何より。

冬型が強まった気圧配置のせいか風の強い一日、しかし遊歩道に入れば周りの木々が風をかわしてくれる。そして、待ち合わせの場所で無事息子夫婦と合流、目的地ハートロックの赤土の上には、10時過ぎに到着、もちろんまだ誰もいない。

しかし、強風吹き荒れるハートロック、コンディションが良ければゆっくりホエールウォッチング、ランチetcの予定だったが、早めの退散。帰り道風をかわし、眺めも良し、そして木漏れ日の漏れるスポットを見つけ、妻の用意してくれたランチを皆で楽しんだ。


そんな元旦ハートロック


夜明け道路の好きな場所、顔が写らないほうが良い?と言う妻、あえて逆光




辰巳道路終点の遊歩道入り口




ハートロックの上で










帰路、観光客気分





そして、夜は我が家で息子夫婦とささやかな新年のパーティー。お正月ならではのお節料理に舌鼓。






一夜明け昨日。当然僕は本年初釣。釣収めで何とか坊主を免れた青灯で、シマアジ狙いの餌釣。釣収めのサビキ釣で、強い引きの後サビキの道糸を切られた一件があり、もしやの淡い期待と希望的観測を込めての選択。

しかし、上がるのはブダイばかり。顔見知りの釣仲間Jさんからは「ブダイ名人」の一言も。

気分転換に、前浜の波を楽しむサーファーさん達ををみながらのランチで一腹。そしてその後の第一投、微妙な浮きの入りの後の、やや強い手応え。もしや、半信半疑だったが上がってきたのは小ぶりだがシマアジ。

やったネ!

その後、もう一枚シマをゲット。小さいけどシマはシマ、とりあえず幸先の良い本年初釣で有りました。



お昼時の前浜。波を楽しむサーファーさん。






そして2015年初釣果。