小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

着発便終了

2012-08-19 06:51:03 | Weblog
昨日11時30分に入港、そして14時東京に向け出港して行ったオガマル、所謂着発便の運行もこれがラスト。この夏は7月後半から10便連続の着発運行だったが、1便台風の影響で欠航にはなったものの、これで島の観光業関係の皆さんもまずはホッと一息といった所だろう。

所でこのオガマルのチケット、7月8月分は2ヶ月前に一斉発売されたのだが、一日中電話掛け捲り、あるいは前日から徹夜で窓口に並ぶ等々、やや常軌を逸しているのではと思われるほどの加熱状態。挙句の果てにほとんどの乗船券が発売開始初日で完売状態。

宿泊先の予約は取れていてもオガマルのチケットが取れず、泣く泣く旅行を断念なんていうケースも多々有ったという風の噂もチラホラ。宿の方はいい迷惑だ。

しかもいざ着発運行が始まってみれば、700名を越えて入港してきたのは僅か一便だけ。

「どうゆう事?」

僕にとってはぶっちゃけ関係無い事なのだが、オガマルのチケット販売方法、一考の余地有りじゃないかな。

そんな狭き門をかいくぐり、着発便真っ只中のお盆前、娘の友人が内地から来島。お天気にも恵まれ、シーカヤックでジニービーチにも上陸、小笠原旅行のスタンダード、島3泊の旅を十分楽しめたのでは。


二日目の夜は、我家でささやかな夕食。






そして出港日、カヤックツアーガイドのイチと供に




バイバイ、行ってらっしゃい!






花火大会

2012-08-12 06:45:18 | Weblog
7月後半から10便連続で続く(台風の影響で1便欠航になったが)オガマルの着発運行も、今日を入れて残り3便。

父島夏のイヴェントも佳境に入っている。一昨日から三日間連続で盆踊り。そして昨夜は盆踊りの途中恒例の花火大会。

この島に移住して来た年の盆踊り、練習会から参加、そして本番は三夜連続最初から最後まで汗だくになって踊り狂った物だった。勿論花火大会も、ほとんど真上に上がるような間近な場所で楽しんだ。

しかし時の流れと供に我々もそれなりに歳を重ね、特に夜のイヴェントには出不精になり、盆踊り、花火大会にはここ数年御無沙汰していた。

今年は娘もこの島に移住、その娘の誘いもあり、久し振りに妻と花火見物。何年ぶりかの花火大会、相変わらず内地のそれとは想像もできない程ほのぼのとしていて、父島の花火大会らしさは健在。開始数分前に会場に到着しても、打ち上げ場所が見えるほどの間近のベンチでゆっくり花火見物ができる。そこで気付いたのが、どうも数年前より打ち上げられる花火の数が多い事。どうやら世界遺産特需?でバブリーな小笠原、花火大会への協賛金が沢山集まったようである。

何はともあれ、昨夜は首が痛くなるほど真上に打ち上がる綺麗な花火を堪能した。

そして盆踊りも今夜が最終日、しかしこの後もサマーフェスティバルと呼ばれる父島の熱い夜はまだまだ続く。



写真は昨日の境浦。妻は友人達と久し振りに境浦ランチ&お喋りに。















因みに僕は桟橋でムロ狙いの釣。7時頃からコマセ2ブロック頑張ったが、エンゼルフィッシュ5匹、散々の結果。ムロはいったいどこへ行ってしまったのだろうか・・・・

久し振りの南島

2012-08-09 08:27:38 | Weblog
前回のブログ投稿が7月の末、そして今日は8月9日。8月も早中旬に差し掛かりつつある。ずいぶんと投稿をサボってしまったが、この間ここ小笠原のお天気は最悪。まるで雨期に逆戻りしたような、雨雨雨の日々。

せっかく土日がOFFだった先週末も、ほぼ一日中TVでオリンピック観戦と言う僕にとっては不本意な休日になってしまった。お陰で昨年は給水制限にまでなった父島の水不足も、今年は全く心配なし、それはそれで、まあありがたい事ではあるのだが。

所でそんな悪天候も、どうやら一昨日辺りから上向きに転じ、昨日は強い日差しに照らされながら、南島へ上陸。最後に行ったのが何時だったか思い出せないほど、僕にとってはお久し振りの南島。

しかも何と昨日はガイドのお仕事。南島に観光の方々が上陸するには、その資格を持ったガイドの同行が必要。そして一人のガイドが同行できるのは15人まで、上陸時間は2時間、指定されたルートしか歩けない等々、南島の自然を守る為のルールが決められている。

そして何故か僕は、その南島を案内できるガイドの資格を持っている。島に来て1年が経ったころ、東京都自然ガイドの講習会があり、暇だしたまには頭も使わなきゃ、と言う事でこの講習を受講した。特にガイド業に携わるつもりはなかったのだが、その後も一応更新手続きは怠らず、一応現在も南島ガイドの資格は継続保持している。

で、今回、某高校の50名弱の生徒さん達が南島上陸のためガイドの頭数合わせ(チョッと表現は悪いが)で僕にお声が掛かったと言う訳。

久し振りの南島、絶好のコンディション(カンカン照りだと日影が無く猛烈に暑い為、絶好と言えるかどうかは疑問だが)に恵まれ、その素晴らしい景色を堪能する事ができた。8年前から毎年生徒さん達を引率して来ているという先生は「8年目で、初めて南島上陸できました」と感激していた。海況が悪いと中々上陸できない南島、今年の生徒さん達は、超ラッキー!

南島の後は兄島滝之浦でランチ、そして午後はキャベツビーチでシュノーケリング、若者達と楽しい一日を満喫。


そんな昨日の様子