扇浦＆前浜

サップを始めだしてから、扇浦で遊ぶ機会が俄然多くなった。サップとアウトリガーのツアーを本業にしている荷役仲間の扇浦にある艇庫（そんな大げさな物でもないのだが）にマイサップを置かせてもらっているため、当然の成り行きではあるのだが。

オガマル着発の今朝も、５時過ぎに扇浦を漕ぎ出し湾口にある赤ブイまで、帰りは雲間から時折顔を出す朝日を楽しみイルカを探しながらのパドリング。残念ながらイルカには会えなかったが、亀さんがボードの前に突然浮上、深呼吸をしてまた潜って行った。

あさの爽やかな空気の中、約１時間のお散歩である。

実はウインドのボードでサップを始めてまもなく、無理な体勢で沈した時に左膝を捻ってしまい、その影響でいまだに走ると痛みジョギングができない状態。幸いサイクリング、ヴォーキング、そしてスイム（平泳ぎは不可）は問題なくできるので、それにサップを加え何とか体と心のバランスは保っている。

まあ年をとれば当然のごとく体のあちこちのパフォーマンスは落ちる一方、何とかだましだまし楽しむしかない。

扇浦に熱心に通っている昨今だが、お昼休みの前浜スイムは海とお天気の状態がよければ続けている。夏休みということで内地に上がる島民も多く、いつもの顔ぶれがなかなか揃わないことが多いのだが、泳ぐには一番いい季節かも知れない。


そんな昨日の前浜、お昼時の様子。








そして日曜日夕方の扇浦

艇庫？




夕日ツアー出発前




最近の愛車、ロッドホルダーがパドルホルダーへ




夕暮れを待つ扇浦




ＰＳ　kabasanお久しぶりです！返事が遅れましたが、あの魚、島では‘タバコスイ’と言うそうです。

沖へ

先週の金曜日、父島の小中学校は一学期の終業式を終え、夏休みに突入、いよいよ夏本番到来。

そして、オガマルは本日入港便から所謂着発便、11時半父島入港、午後2時には竹芝へ向け出航というやつだ。今年はこの着発運行、例年と比べるとずいぶん長い。今日の入港便から、毎週父島に水曜と日曜、週2便の予定で9月の10日水曜日まで連続16便続く事になる。島の観光業に携わっている方々にとっては、稼ぎ時でもあり、超多忙な8週間と言う事にもなる。どうか健康に留意してがんばって稼いでください。

と言うことで、昨日の土曜日は観光業の方々にとって嵐の前の静けさ、最後の休日、的な一日だったのだが、そんな日に我が家は珍しく妻も僕も久しぶりの沖へ。

妻は中学校の先生方と、ピンクのお船で半日父島周辺のツアーへ。そして僕はＹちゃんボートで船釣の一日。妻も僕も、船をチャーターするための人数あわせで誘われた感が無きにしも非ずだが、まあこんな事でもないと観光船や釣り船に乗る機会のない我々なのでいい機会、滅多にないチャンスだ。

ちなみに僕は、息子から誘われた。船釣がしたいと言う息子の友人カップルから声が掛かり、おそらく4人そろえば貸切と言うことで僕の出番となったのだろう。

最近はサップにはまり、桟橋での釣ともずいぶんご無沙汰、そして釣り船に乗るのは考えてみれば人生初体験だ。今回はすべてＹちゃんにお任せ、飲み物とランチだけ持参すればOKという本当に気軽な設定。

そして僕の釣り船初体験は、Ｙちゃんも驚くほどの大爆釣。西島の南西側から始まり、孫島、兄島北側、滝之浦と、行く場所場所でほとんど入れ食い状態。大きなクーラーボックスはほぼ満杯。特にボウタ（ウメイロ）は大当たり、サイズも上々でおそらく4人で50本以上釣り上げたのでは。そのほかにもアカバ、ヒメダイ、大物のツチホゼリetc休む暇がないほどだった。

おかげ様で、帰ってきてから船の上での魚の処理は本当に大変だった。

Ｙちゃん大変お世話になりました、また機会があったらよろしくお願いします。


昨日は妻がカメラを持って行ったので、写真は南島周辺の様子。

アウトリガーレース

台風８号の直接の影響はなかったが、先週の父島、波の高い日が続いた。サーファーさん達には待ちに待ったこの夏初めてといってもいい、ウエーヴである。お昼の前浜には、昼休みを利用して波乗りを楽しむサーファーさん達が連日のように繰り出していた。

サーファーさん達には恵みの波だったが、先週土曜日は小中学校の遠泳大会、そして日曜日はアウトリガーカヌーレースの開催が予定されており、大会関係者にとっては大いに気をもむ週末だったことだろう。

しかし島の人々の願いが通じたようで、遠泳大会は多少のコース変更等はあったが、無事修了。そして、昨日のカヌーレースも好コンディションの元開催され無事に終了、各大会関係者の皆様本当にお疲れ様でした。

さて昨日のカヌーレース、今回は息子夫婦から誘われチーム名「橋本家」、息子夫婦の友人YOちゃんに息子夫婦そして僕の４人で男女混合の部にエントリー。僕以外の３人はアウトリガー初体験、僕もステアー（舵取り）は初、そしてなかなかスケジュールがあわず４人そろっての練習は２回、かなり厳しい状況で本番を迎える状況。

年々その規模を増し、今では父島の大イヴェントの一つにまでに成長した観のあるこの大会。今回はアウトリガーのエントリーだけで６６チーム、そのほかにキッズ部門、人力で要岩を一周するオープンレース等があり、会場の扇浦周辺は終日大勢の人で賑わっていた。

さて橋本家のレース結果だが、今回は全チーム右左のコースを一本ずつ漕いでその合計タイムで順位を競うタイムレースだったのだが、２本とも僕の描いていたコース取りがまったくできず、チームの若い３人に迷惑をかけてしまう結果に。

ソーリー、来年もしまたチャンスをいただければ、猛練習して再チャレンジしたいと思いま～す！


そんな昨日の様子、妻が撮ってくれた写真でご紹介。

開会式＆ルール説明






息子夫婦に友人たち










橋本家の一本目








レース後、お疲れ




そしてお昼、妻の用意してくれたランチに舌鼓






お知り合いがメンバー、昨年の優勝チーム、残念ながら今年は二位





大会関係者、スタッフの皆様お疲れ様でした。すばらしい大会を本当にありがとうございました。


さて本日月曜日、オガマルの入港日。仕事前に朝一で扇浦早朝日の出サップやってきましたよ。そしてなんと今朝は二匹のイルカに遭遇。近づいて見ていたら、しばらく僕のサップの周りを回るように泳いでいました。いい一日になりそう。

最後の玩具

長かった小笠原の雨期もやっと終わりを告げ、先週から父島は一気に夏モード。強い日差しに空と海は待ちに待ったボニンブルー一色。

そしてこの夏の到来にピッタリ時をあわせるように、恐らく僕の最後の玩具となるであろうサップを、水曜日入港のオガマルが運んできてくれた。

NSP.ココマット10.2　205L

荷役仲間から情報を仕入れ、最終的には財布の紐と相談して決めた。と言うか、僕の銀行預金の残高は限りなくゼロに近づいてしまったが・・・・

まあお金は使わなきゃ意味が無いし、サップが来てからのこの一週間足らずで、大袈裟に言えばもう元を取った気分である。

小学校の仕事を4時に終え帰宅、手短に準備をして扇浦へ。そして夕日に向かってパドリング、二見湾の入り口近くで西に傾いていく夕日を一人ノンビリ眺める。

学校の仕事がOFFの日は、早朝5時過ぎに扇裏へ。湖のようにべた凪の二見湾中央へ、そして東の山並みから上る朝日を楽しむ。周りには誰もいない、最高の一時。

いや～サップ最高！買って本当に良かった。

後はいっぱい乗って、スキルアップ、海況の良い時に湾の外へロングライド。

この島に移住して最初にはまったのが釣、そしてこの夏サップ。

恐らく僕の最後の趣味と言うことになるだろう。



そんな僕の最後の玩具。












そして沖には初めて父島に入港してきた飛鳥Ⅱ。今朝は近くまでサップでご挨拶。