小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

青灯解禁!が、しかし・・・

2016-09-25 06:13:51 | Weblog
木曜日、入港してきたオガマルの荷役作業中、青灯の異変に気付いた。夏の島民の海遊びの場として設置されていたフロートとブイが、撤去されている。そして、おそらく到着したばかりと思われる観光客数人が、釣り糸を垂れている。

島でのムロ釣りの一級ポイント青灯が、やっと釣り人に解放された。

完全OFFだった昨日の土曜日、前日からコマセ2ブロックを購入、朝7時から青灯に座った。

個人的には桟橋での釣行のほうが僕は好きなのだが、オガマル、ハハマルやその他の船の着岸如何にかかわらず釣りのできる青灯は、勿論僕にとっても大切な釣り場だ。何より、僕がこの島に来て初めて釣り糸を垂れたのは、ここ青灯、そして実際ムロは、桟橋より青灯のほうが釣果が上がるような気がする。

前回のブログでも触れたが、最近の父島らしいお日様ギラギラの一日で、特に午前中は水面がキラキラ光って浮が見ずらい。おまけにやや強めの向かい風、仕掛けは飛ばないし、どんどん手前に押し戻されて来る。

そんな久しぶりの青灯、僕のほかに顔見知りの釣り好きが二人、ムロ釣りを楽しむ。

いつものように、昼時は前浜スイム&ランチをはさみ、餌の無くなる3時前までの釣行。浮は適度に沈み、外道のシマムロ(クマザサハナムロ)の多さに参ったが、それでもムロ13本をゲット。

久々の青灯、まずは満足の一日だったのだが・・・

なんと、なんと、知り合いからの情報では、ここ青灯、週明けから工事が始まり、来年3月まで釣りが出来なくなるとの事。

昨日が、今年ラストの青灯での釣行となってしまった。

残念!



昨日の青灯周辺


撤去されたフロート、本日PTA行事で、ノロ落としが行われる。











釣果


敬老の日のプレゼント

2016-09-22 05:43:46 | Weblog
今日は秋分の日。昼と夜の長さがほぼ同じで、明日からは夜のほうが少しずつ長くなって行く。

そう思うだけで、なんとなく物悲しくなってしまうのは、僕だけだろうか。

小学校の用務の仕事を4時に終え、帰宅後、最近は夜明け道路を約1時間ウォーキング。一月ほど前までは夜明け山折り返しでジョギングをしていたのだが、左ひざの痛みを我慢して続けているうちに悪化してしまい、現在はやむなくウォーキングに変更、だましだましの毎日だ。ひざの状態が上向けばまたジョギングを再開したいのだが・・・

そんなウォーキングの帰路、夜明け道路から楽しむ西に傾くお日様の姿も、三日月山に隠れる時間が日に日に早くなり、本当に寂しい限り。そのうち我が家にたどり着く頃には真っ暗いなってしまうだろう。

とは言え、日中お日様が出ている時間帯は、まだまだ夏の小笠原。秋雨前線と台風の影響で長雨が続いている内地の方には申し訳ないが、今年の父島、例年にないほどの好天と暑い日の毎日だ。

お昼休みには、相変わらず前浜スイム&ランチを楽しんでいる。強い日差しが続くおかげで水温も高く、真夏と変わらないお昼時の前浜だ。

そして今週の月曜日、敬老の日。何歳から敬老の日の対象になるのか分からないが、僕も間違いなく片足は突っ込んでいるのだろう。

完全OFFの一日、オガマルは出港中で桟橋はフリー、釣りしかないでしょ!と言う事で前日からオキアミを購入、先週息子がカイワリを釣り上げた事もあり、久しぶりに反転かご仕掛けの餌釣り。

朝6時から途中前浜スイム&ランチをはさみ、夕方までの釣行。浮はそれほど沈まなかったが、それでも本当に久し振りにクーラーボックスに獲物が入った。アイッパラが2本にカイワリが一枚。

敬老の日に片足を突っ込んでいるオジサンに、うれしいプレゼンとが届いた。


先週お昼時の前浜、高校生がウインドサーフィン中




そして、敬老の日のプレゼント、カイワリ(残念ながらサイズは息子に負けた)


久し振りに魚を見た

2016-09-11 05:14:06 | Weblog
父島における釣りのメッカの一つ青灯台は、現在島民の夏場の海遊びの場としてフロートとブイが設置され、釣りは難しい。今月の後半にはこのフロート等も撤去され、やっと釣り人の青灯台が帰ってくる。

それまでの間、僕にとっての釣り場はオガマル、ハハマルの桟橋と言う事になる。僕のお休みと、オガマル、ハハマルの運航スケジュールをにらみながらの釣行だ。

完全OFFだった昨日、桟橋には入港中のオガマルが停泊。ハハマルは朝7時30分出港の夕方4時帰り。その間が僕に与えられた釣りの時間と言う事になる。たまたま仕事が休みだった息子と前日から餌を購入、二人で桟橋に座った。

息子は、丈夫なサビキに13メートル前後の深い棚で、数週間前にバラしたらしいカイワリ狙い、あわよくば最近お目見えしたと噂のシマアジがくれば・・・

僕はハリス2号、針7号のサビキ、7メートル前後の棚でムロ狙い。

久し振りに朝から快晴、緩やかな南寄りの風、やや海の濁ㇼが気になるが気持ちの良い釣り日和。

しかし浮は全く沈まず、やや気持ちが萎えかけ始めた10時ころ、息子の竿が撓った。最初はどうせブダイでしょ、とのんびり見ていたのだが息子の表情がややマジだ。

「走ってるじゃん」慌てて僕は自分の仕掛けを回収しようとリールを巻いたが、時すでに遅し、僕の仕掛けが息子の糸に絡んでしまった。

どうしようも無く、息子は仕掛けが絡んだまま何とか獲物を手繰り寄せる。そして獲物が見えた「カイワリじゃん」仕掛けが絡んでいるため苦労したが、どうにかタモに収め「ヤッタ~!」

僕のミスで仕掛けを絡めてしまっただけに、獲れて本当にホッとした。

それにしても、この桟橋で久しぶりに魚を見た、と言う感じ。

その後、僕は前浜スイムにランチ、そしてエサが無くなるまで息子と二人で釣行、しかし午後はムロが5本だけ。カイワリがなかったらお疲れ様の一日だった。

最近は、息子にやられっぱなしだ!


昨日の桟橋






ここに居ついているカメ、餌をねだりに来る






カイワリ





63回目

2016-09-02 05:46:42 | Weblog
気が付けば早くも9月、昨日、小学校では2学期の始業式。夏休みの間閑散としていた学校にいつもの賑わいが戻って来た。

そして、今日は9月に入って最初のオガマルの入港日。夏休みの間、11時入港、その日の午後3時30分出港、所謂「着発」での運行が続いていたが、今日の便から通常の運航となる。

11時に入港、父島に三泊し四日目の午後3時30分父島出港と言うパターンだ。

東北北海道に甚大な被害をもたらした先日の台風10号の影響で、先月30日父島着発運航予定だったオガマルは欠航、久し振りの入港と言う事で、積荷の量も多そうである。内地で思わぬ足止めを食らった島民の、一便遅れの帰島も少なくないはずだ。

今年の夏は台風の影響で三便のオガマルが欠航、せっかくの夏休みの計画が台無しになり、残念な思いをした観光目的の方々も多かった事だろう。自然が相手だからしょうがないのだが・・・

まだまだ台風シーズンは続く、今後の影響が少ないことを祈るばかりだ。

所で、一時はどうなる事かと心配した台風10号が最接近した翌日の先月29日(月)、息子夫婦を招き、妻の手料理で、ちょっぴり早い僕の誕生日を祝っていただいた(僕の誕生日は8月31日、いつも宿題に追われていた記憶がある)

63回目ともなると、おめでたいという感じでもないが、こうしてお祝いしてくれる家族がいると言う事は本当に幸せな事で、皆さんに迷惑をかけぬようできる限り健康で元気に生きていければと思う。


63日目の誕生日








息子夫婦にいただいたパタゴニアのサーフパンツ。

この島では本当に利用価値の高いサーフパンツ。特にパタゴニアのものは、細かい部分の作りに一工夫があり、僕の一番のお気に入りだ。

ややお高いのだが、本当にサンキュー!です。大事に使わせてもらいます。