小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

旅立ち

2017-03-26 06:53:42 | Weblog
先週の木曜日、小学校では無事卒業式を終え、翌金曜日、終了式に離任式が行われ実質平成28年度が終了した。

現在は春季休業中、しかし異動で内地へ転勤される方々、そのご家族にとっては、お引越しの準備で大忙し、ノンビリ春休みどころでは無いだろう。

すでに早々と卒業式を終えた小笠原高校の卒業生たちは、先週水曜日出港したオガマルで内地へと旅立った。進学、就職各々新しい生活のスタートである。小中高と小笠原で生活してきた所謂島っ子達にとっては、大きな環境の変化に慣れるのは本当に大変だと思うのだが、若さを武器に是非素敵な新生活を送ってほしいものだ。

そして本日入港のオガマルが東京へ向け出港する29日(木)は、先便の出港と合わせ、内地への移動のピークとなる。

今年度、小学校の教職員の方々の移動は比較的少ないのだが、それでも内地へ行く予定の無い僕にとって、大げさに言えば一生の別れとなる訳で、この時期のオガマルの出港は毎年僕にとって特別なものだ。

船での旅立ち、その見送り、父島では当たり前の光景だが、その独特の雰囲気が僕はとても気に入っている。

移動される方々、大変お世話になりました、小笠原での経験を活かし、移動先でも是非頑張ってください。



先便の出港風景















小学校の卒業生とご父兄から頂いた手作りの掛け軸




用務のお爺さんにお心遣い有難うございます

(赤い字をつなげると、はしもとこういち、お洒落だ)

二人の後輩、そして・・・

2017-03-19 04:42:29 | Weblog
一昨日は小笠原中学校の卒業式、そして週明け23日は小学校の卒業式、24日の終了式、離任式で3学期が終わる。

所謂、年度末。

そんな訳で、先々週10日(金)には、二七会(小中学校教職員の親睦会、父島が北緯27度に位置する事に由来する)の送別会が行われた。座席はあらかじめ決まっていたのだが、ぼくの対面の中学校の先生が、なんと都立新宿高校の同窓生と分かりビックリ。年齢は僕の子供ほどの違いがあるのだが、それでも懐かしい母校の話題で大いに盛り上がった。そしてもう一つ、今年小笠原中学校を卒業の女生徒が、何と新宿高校への進学が決まったとの事。

この狭い父島で、一気に後輩が二人も誕生。嬉しい限りである。

そして中学校の卒業式当日、多少の面識があったその女生徒のお父さんと「オメデトウございます、実は僕OBなんです」、「ハイ、実はブログ観て知ってました」なんて楽しい会話も。

僕の高校時代はどうしようもない高校生だったが、多くの素敵な仲間と知り合う事も出来たし、今にして思えば本当素晴らしい時間、素晴らしい高校だったと自負している。

進学する女生徒さんにも、是非素敵な高校生活を送ってもらいたいものだ。

話はコロッと変わって完全OFFの昨日、ついに釣れました、シマアジ。

実は一週間前の土曜日、メアジサイズのシマは釣れていたのだが、普通ならリリースサイズ。一応初物と言う事で持ち帰ったのだが、妻にも「何このシマ、メアジじゃないの」なんてからかわれる始末。とてもシマゲットなんて言えなかった。ただ、メアジサイズでも居る事は分かったので、秘かに期待はしていたのだが。

そして昨日、イヤーついに来ましたシマ。この島で言うレギュラーサイズのやや小ぶり、7~800グラム程度だと思うのだが、それでも十分。二年ぶりのシマとの出会いは本当に格別なものがあった。

これからしばらくの間、ハイテンションの釣行となりそうだ。



昨日の桟橋、湾内には観光船ニッポンマル。








そして、二年ぶりのシマ。



三日遅れの Happy Birthday

2017-03-10 06:23:23 | Weblog
今月の6日は息子のお嫁さんの誕生日。三日ほど遅れてしまったが、皆さんのスケジュールが合った昨日、我が家でささやかなお誕生会。

相変わらずの妻の手料理に舌鼓を打ちながら、楽しい一時。

僕を除く我が家の家族の誕生日は、この時期に集中している。息子と妻は一月、そして義娘と娘が3月。

暮れのクリスマスから始まり、お正月、そして一月・三月の誕生日、我が家での会食が多い時期だ。妻にはいつも嫌味を言われてしまうのだが、お陰様で全く何もしないこの僕だが、美味しい料理とお酒、そして楽しい一時を堪能する事ができる。

娘は現在内地暮らしのため、残念ながら我が家で誕生日を祝う事はできないが、健康で素敵な内地暮らしを楽しんでくれればと願うばかりだ。

所で、息子は誕生日に手作りでフルコースのディナーをご馳走したらしいのだが、昨日その写真を見せてもらった。

いや~、ビックリ!

DNAなのかな(もちろん妻の)、綺麗な盛り付けの品々が並び、お嫁さん曰く、本当に美味しかったとの事。ご馳走様でした!

僕に少しでもそんなセンスがあればと思うが、いまさら言ってもしょうがないし、食べて飲む方に専念します。



昨日の写真、後で気が付いたのだがフラッシュがOFFの設定のまま。呆けてきたかな・・・









ケーキとプレゼントは誕生日の日に届けていたので、昨日はデザートに蠟燭一本



ムロ祭りも終焉

2017-03-07 05:33:34 | Weblog
先月の18日(土)ムロを呼ぶ男?が40本のムロを釣り上げて以来、桟橋はムロ祭りが続いた。連日のように、桟橋に飼い付いたムロが釣り堀状態で釣れていたようだ。特に土日ともなると、小さなお子さんを連れた奥様方も短い竿を片手に桟橋に並ぶ姿が。そして、たらし状態のそんな竿でムロが上がっていた。

一昨日の日曜日、そんな桟橋で僕は相変わらずオキアミでの餌釣り。6時桟橋に到着した時には、すでに数人の釣り人が短い竿で桟橋に飼い付いたムロ狙い。しかし、時々ムロは上がっているのだが、あのお祭り時のような入れ食いではないようだ。さすがにムロも狡くなってコマセには反応するのだがサビキの針には敏感になっているのだろうか?そして、時間の経過とともに桟橋の下に飼い付いていたムロもどこかへ散ってしまったようで、その姿が全く見えなくなってしまった。

メール、ラインetc(携帯電話を持っていない僕にはさっぱり分からないのだが)情報伝達の早い昨今、こうした情報はあっという間に流れるのだろう、この日の桟橋はあの閑散としたいつの桟橋に逆戻り。二週間以上続いたムロ祭りも一時終焉と言う事に。

個人的には、この方がノンビリ釣りを楽しむ事が出来て好ましいのだが、微妙なとこですな。

閑散となった桟橋でのこの日の釣り、お魚さんも閑散となったようで一日を通じ浮は10回沈んだかどうか、しかしラッキーにもその中の一回、クロヒラアジ(この島ではホンカイワリ)が来てくれた。今年になって確か3枚目、シマアジが全くお出ましにならなくなってしまった昨今、餌釣りの本命かな・・・・



覗きに来た息子夫婦に撮ってもらった





待望の雨も・・・

2017-03-01 05:31:20 | Weblog
今日から3月、今年も残すところ10ヶ月?月日の経つのは本当に早い。

オガマル入港日の早朝、パソコンに向かっている。

昨年末から水不足が続いているここ父島。雨らしい雨も無く頼みの綱は「海水浄化装置」。フル稼働で一日120トンほどの水を作り出すらしいとの話を聞いたが、一日の水の使用量が約500トンから600トン余りの父島、海水浄化装置の作り出す水は大きな助けにはなっている。しかし、やはり雨がなければダムの貯水量は確実に日々減っていってしまう。

そんな待望の雨が月曜日に降った。前日の天気予報で期待したほどではなかったが、それでも2時間ほど降り続いた強い雨は、小中学校のグランドのあちこちに水溜りを作るほどの雨量。

ダムの総貯水率が50%を割って以来、毎朝9時に告げられる防災小笠原の防災無線、ダムの貯水率と水の使用量、昨日は貯水率の回復を期待して聞いていたのだが、なんと前日比わずか1%ほど増加しただけの32%くらい、正直ガッカリ!

この先の予報でも雨マークはほとんど無く、まったく困ったものだ。

このところ毎便500名以上の乗船客を載せてくるオガマル、今日の乗船客はどうなのだろう。オガマルの入港中は一日の水の使用量が100トンくらいは増える。観光で成り立っている島の経済、多くの観光客の来島は大いに結構、しかし水を使うなとも言えず・・・・

観光客の皆さんにも、節水にご協力いただくしか無いか。



3月ともなるとさすがに日が伸び、夕方の散歩も懐中電灯要らず、夕日が楽しめる






小学校校舎裏の桜も開花











昨日の前浜、そろそろスイムも再開したいが、シャワーが止められている