小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

第47回卒業式

2015-03-24 06:39:44 | Weblog
昨日の月曜日、小笠原小学校では47回目となる平成26年度の卒業式が行われた。

このところ夏の日差しと南よりの風のせいで、僕の大好きな暑い小笠原到来。先週はその暑さに誘われ前浜スイムも2回、この冬はやたらと寒さが堪えた父島だっただけに、僕にとっては嬉しい限り。

そんな中、昨日は冬型の気圧配置に戻ったせいか、北よりの風が吹き、そこに元気な小笠原の太陽が加わり、湿度が低くカラッと晴れた絶好の卒業式日和に恵まれた。

先生方も色々と工夫を凝らし、マイナーチェンジを加えた今回の卒業式、僕の感想はGOOD!とても素敵な卒業式になったと思う。

19名の卒業生の皆さん、オメデトウ!感謝の気持ちを忘れる事無く、次のステップでさらに成長してください。

担任の先生を初め、教職員の皆様お疲れ様でした。


さくっと昨日の様子。











この後明日の終業式、離任式で今年度は終了となる。そして慌しい移動の時期を経て新年度を迎える。

別れと、出会いの季節だ。


さて、僕のこのところの一番の趣味、釣。先週の日曜日も、朝7時頃から夕方5時近くまで、気が付けば一番乗りで竿を出し、そして最後に竿をたたむ、そんな努力も報われず、クーラーボックスは空のまま。

2回浮きは沈んだが、子供のようなオジサンにセンニンフグ。






これがセンニンフグ。結構引きが強く上がってくるまでチョッピリ期待したが、姿を見てがっくり。ただ僕にとってはお初のお魚。

釣り場の大先輩に「これ食えるの?」と聞いたら「バカ!千人殺すほどの毒がある」との事。勉強になりました。

一ヶ月ぶりの宴

2015-03-08 16:45:09 | Weblog
1月末、息子と妻のバースデーパーティーをブログで紹介したが、3月6日は息子のお嫁さんの誕生日。

当日は息子が自慢の腕?を揮い、息子メイドのフルコースで誕生日をお祝いしたらしい。まさか息子にフルコースを提供する程の料理の腕があったとはビックリだが、お嫁さん曰く大変美味だったとの事。

ご馳走様でした!

明けて誕生日の一日遅れ昨日の土曜日、息子に負けじと妻が腕を揮い、我が家で誕生パーティー、約一ヶ月ぶりの宴である。

そして昨日は息子夫婦のほかに3名の特別ゲストもお招きした。

妻の友人とその息子さん、そしてその友人。

彼らは小笠原高校を卒業し、現在は大学生。仲の良い二人、高校生の頃は何度か我が家の夕食にお招きした事もあった。妻の友人のご子息はつい先日3ヶ月の南米バス旅行から島へ戻り、そしてその友人は春休みで里帰り中。こんな機会も滅多に無いと言う事で、賑やかな宴と言う事になった。

息子夫婦よりもまだ若い二人だが、初めて会った高校生の頃に比べるとずいぶん大人になったな、と本当に感心した。親元を離れ島を出て一人暮らしをする事で、大変だろうけど、成長するんだね。

息子夫婦も、結婚と言う人生の一つの大きな節目を超え、社会人としてまた人間としても、一歩も二歩も成長していることだろう。

我々夫婦も、こうしてお嫁さんの誕生日を共にお祝いできる事に、感謝感謝!


食事と、お喋りに夢中で写真撮り忘れ。数少ない数枚。











年度末

2015-03-05 07:20:49 | Weblog
2月は本当に逃げるように過ぎ去り、はや3月。今月最初のオガマル入港日の朝、久しぶりにキーボードに向かっている。

小学校の用務の仕事を始めてから9シーズン目が終わろうとしている。そう3月、年度末は多くの職場で特別な月と言う事になるのだろうが、特に学校と言う組織にとっては一年で一番忙しく、慌しく、そしてお別れの月でもある。

実質内地からのアクセスが、片道25時間半のオガマルしかなく、しかも週に約一度の往復。そんな特殊な地理関係から、移動で内地へ帰る先生方、お仕事の関係で内地へ移動する方の生徒児童の皆さん、僕にとってはおそらく一生のお別れと言う事になるだろう。

そんな年度末のイヴェントの一つ、6年生を送る会が昨日小学校で行われた。この後は23日(月)の卒業式に向け卒業式の練習、卒業式予行、前日準備と慌しく時は過ぎ、そして卒業式の後は25日(水)の終了式、離任式で今年度を終え、春休みとなる。

オガマルの出港日、桟橋はお別れの場所となるのだが、この時期仕事関係だけでもずいぶん多くの人を見送ってきた。見送りの人でごった返す桟橋、船上の知り合いに手を振り、やがて汽笛とともにオガマルが遠ざかる。そして荷役作業員の出港日の最後のお仕事、タラップの片付けが終わる頃には、人気の少なくなった桟橋。

そんなこの時期の出港日、僕は結構好きだ、なんとなく。船の別れ、もう慣れっこになってしまったが、なかなか良い。

さて、釣の方だが、2月はさっぱり。一月の初め、シマアジをゲットして以来、僕のクーラーボックスは空っぽのまま。この時期最盛期のはずのキロ前後のシマアジがまったく現れない。その代わり所謂‘狼’と言われる大型のシマアジがポツリポツリと現れる。

連休だった先週の土日、青灯でこの狼を狙いハリス10号の仕掛けで頑張ったのだが、二日間で浮きが沈んだのはたったの4回。しかしそのうちの一回がこの狼。浮きが沈むと同時にものすごい引き、そして音を立てて出て行くドラグ。必死で竿を立て、リールを巻く、やがてまたジーっと出て行くドラグ、そんなやり取りを何度か繰り返し、やっと浮きが見える所までなんとか手繰り寄せた。タモを構えていた釣仲間が「シマ、シマ」と、その瞬間最後の力を振り絞った狼、深く潜り込む、その時道糸が岸壁に擦れプッツン!

狼は、僕の仕掛けもろとも海中へ。今年同じやり取りで仕掛けを何個なくしたことか。最後ドラグをもっと締めなきゃ、修行が足りません!


そんな先週の青灯。日差しが暖かく最高のコンディション、後は釣れれば・・・












そして最近の愛犬キラリ








今年は寒い日が多く、すこぶる元気。

お散歩の途中、仕事帰りの妻からオヤツをもらうのが大の楽しみ。妻の自転車姿を見つけると一目散に走り出す。