小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

特別なGW

2012-04-28 12:01:49 | Weblog
さて今日からGWの始まり。何でも9連休なんて会社もあるらしいが、羨ましい限りである。所で明日の入港からオガマルは3便続けて着発の運行。11時半に入港し、午後の2時には父島を出港する。

明日入港予定のオガマル、かなり早い段階で乗船券完売との噂が流れていたが、おそらく1000人近いお客さんでごった返している事だろう。言葉は悪いが所謂‘奴隷船’と言うやつである。

GW中観光船の入港もあるようで、例年にも増して賑やかな小笠原になりそうだ。そんな観光客の皆様に朗報が一つ、何時もこの時期父島はあまりお天気がよろしくないのだが、昨日も一日中雨、しかし週間予報に因れば今週はまずまずのようで良かったネ。

所で今年のGW、我家にとっては特別なGWになりそうだ。水曜日出港したオガマルで妻は内地へ。そして来月8日入港予定のオガマルで、娘、愛犬キラリと供に父島へ帰って来る。娘、キラリは旅行ではなく父島へ移住。

現在娘が暮らしている、我々も住み慣れた幕張の千葉県住宅供給公社の賃貸マンションも引き払い、お引越し。妻は我家におけるそのもっとも有能な人材としてヘルプに参上と言う訳だ。

僕はよく冗談交じりに「もうオガマルに乗る気は無い」と言うくらい内地への未練は全くと言っていいほど無いのだが、我家の家族が内地へ行く時の拠点が無くなってしまう訳で、益々内地は遠くなりそうである。

ひょんな事から夫婦で父島へ移住して来た我々、家族全員(犬一匹増えた)がこの島で暮らす事になるとは夢にも思わなかった。娘や息子はまだ若い、これから彼らの未来がどうなって行くのか見当も付かないが、この僕の大好きな父島で取り合えず皆が一緒に暮らせる事にに感謝したい。そして皆が幸せになって欲しいネ。

妻の居ない完全OFFの本日、部屋、風呂、換気扇の掃除、そして観葉植物への給水、一応お約束の業務を終え、午前中はヴォーグで島一周のサイクリング。これから午後は青灯で釣の予定。





先日転んだコペペの階段。この左側のスロープで滑ってしまった。




そしてこの高さから落下。今にして思えば、あの程度の擦り傷で済んだのはラッキーだった。


そして今日のコペペと、ヴォーグ。






こちらは最後に寄ったウェザー。霞が掛かった様で視界悪し。しばしi-Podしながらマッタリ。






北風と太陽

2012-04-22 07:09:04 | Weblog
この一週間、父島は強い雨の日が一日、あとは北風と太陽の小競り合い?




写真は、小学校職員室前の花壇で見事に咲いたヒマワリ。出勤直後、6時をチョッピリ回った頃だが、朝の陽射が眩しい。この陽射の力が、この時期にこんな素晴らしいヒマワリを開花させるのだろう。父島の太陽は偉大だ。






こちらは水曜、オガマル出港の荷役作業後上ったウェザー。この日はギリギリ晴れ(信頼できる情報筋に因れば、青空が全体の2割あれば晴れとの事)といった空模様。太陽が雲間に隠れると北風が冷たく感じる。半袖Tシャツの上にフード付きのダウンを羽織って寒がりの僕には丁度いい感じ。ノンビリ海を眺めながらi-Podを楽しんだ。









木曜日の前浜、昼休み、泳ごうか如何しようか迷ったが、北風が冷たく感じてスイムはパス。いつもの若者2人はサーフパンツ一枚で前浜スイムを楽しんでいた。















そして昨日、先日行った初寝山へルートの記憶が確かな内におさらいの意味も込めて、妻とトレッキング。新しいルートは案内してもらった後、直ぐに自分達だけで一度行っておくとまず確実に覚えられる。老人2人の生活の知恵。

昨日は北東の風がドン吹き。東の海は白兎ピョンピョンで時化。しかし、この初寝山のいい所はどちら向きの風でも、風を交わしてノンビリランチ出来る場所が選べる事。我家にとって、歩いた後の気持ちよいランチは必須アイテム。

昨日は北東の風を交わし、左手には青い海、そして正面には東平の新緑を楽しみながらランチ、シエスタ&i-Pod、陽射はもう夏のそれ、太陽の勝利。

しかし、帰宅後いそいそと出かけた夜釣りは、その強さを増した北東の風に完敗。新月の夜にしてはメアジの食いもすこぶる悪く、辛うじてクーラーボックスに入っていた一匹はお知り合いにプレゼント、早々と退散した。


こちらは北風と太陽には関係なく、先週末夕食に来た息子と彼女。

タコライス、サラダ、そしてデザート。






釣れね~ッ!

2012-04-14 12:11:49 | Weblog
最近の僕の釣行は最悪。

先月末から今月初めにかけて、休日にスポットのバイトが入ったりした事もあったりして、このところ岸壁や青灯からチョッピリ後無沙汰。

先週の土曜日、前日からコマセを2ブロック購入気合十分だったのだが、あいにくの雨。餌も溶かしてあるし、久し振りの釣行と言う事で例の漁協のカッパに身を包み勇んで出かけたのだが、結果は最悪。

午前中から夕方まで、遂に僕の浮は一度も沈む事無く一日が終わってしまった。今まで何度も坊主と言う事はあったが、青灯で一度も浮きが沈まなかったのは初めてだと思う。

そして昨夜、昼間がダメなら夜のメアジ。小学校の用務の仕事から帰宅後、急いで釣行の準備、そして青灯がダメなら岸壁、と言う事でオガマル岸壁での第一投は夕方5時過ぎ。暗くなるまでにデカムロでも上がれば、と言う魂胆。

所がそれから8時前まで頑張ったが、浮きが沈むどころか、毎回餌のオキアミが残ってくる状態。いつもなら餌取りに邪魔され苦労するのだが、それすら居ない、お魚が全くいらっしゃらないようである。

岸壁の前の方にカツオ一本釣りの実習船が接岸しており、煌々とライトを点けていた為かもしれないが、いや~参りました。しばらくお休みしたほうが良さそう。

そんなことに加え、今日は朝から釣にならないほどの南寄りの強い風、朝一で先日のリベンジ、ヴォーグで島一周のサイクリング。強風と言う事もあり、いつも以上に慎重なライディングでデートを楽しんだ。

所で先ほどお昼前、NHKで放送されていた父島のオガ高を今年卒業した卒業生と、フラとの関わりを題材にした番組を偶然見たのだが、脚色が無く自然な感じで、それ程多くの番組を見ている訳ではないけど、僕が見た小笠原を題材にした番組の中では一番の好印象だった。

フラガール達、内地で頑張れ!


写真は、オガ小の入学式会場






そして昨日夕方の岸壁







遠くには海自の自衛艦も


初寝山

2012-04-08 15:45:11 | Weblog
今日は中学校の先生の御案内で初寝山へ。

この島へ移り住んで来た当初、この初寝山への入り口、アカガシラカラスバトのサンクチュアリーへは何度か足を運んだ事がある。そして初めてアカガシラを見たのもこのサンクチュアリーの入り口付近だった。

その後6年の月日が経つ間、アカガシラ保護への行政のかかわりも強くなり、夜明道路に保護柵の設置、サンクチュアリーの整備、立ち入りへのルール作り等々ずいぶん変化があった。

世界自然遺産登録以来観光客の飛躍的な増加、そんな中でここサンクチュアリーは父島における観光資源の重要なポイントの一つとして位置づけられる様になった。当然オガマル入港中、あるいは最近特に多くなった観光船の入港中は、多くの観光客で賑わう事になる。

以前から初寝山へ一度は行きたいと思っていたのだが、そんな事情から人混みを嫌う我家の足は、サンクチュアリーから自然と遠のいてしまっていた。そんな中、中学校で用務の仕事をする妻が、サンクチュアリーへの入林パスをお持ちで、しかも初寝山への道を知っている先生にお願い、我家にとって初の初寝山ツアーと言う事になった。

昨日の雨もあがり、北東の風がやや冷たくは感じるが、山歩きには絶好のコンディション。9時にサンクチュアリー入り口前待ち合わせの時間に合わせ7時半過ぎに我家を出発、途中2台の車と行き会っただけ、オガマル出港中、観光船もない日曜日、サンクチュアリーの前に車は一台も無し。

やがて先生も到着、案内役の先生を含め3名の先生、そして我々、総勢5名で出発。月日の経過と供にずいぶんと整備されたサンクチュアリー内の変わりように驚きながら歩を進め、目的地の初寝山には約1時間ほどで到着。

目の前には東島、眼下にはサーフポイントの石浦ビーチ、背後には新緑が綺麗な東平の森林。素晴らしいロケーションを楽しみながら、5人で早めのランチにお喋り。

我家にとって、又一つ歩き&ランチの素敵なポイントが加わった。御案内いただいた中学のK先生、大変お世話になり本当に有難うございました。

因みにK先生は、去年の今頃このブログでもちょこっと触れた、高校の一年先輩。

先輩、又宜しくお願いします。


そんな今日の初寝山ツアー



























新学期&大ドジ

2012-04-07 07:11:19 | Weblog
昨日は小学校の始業式。小笠原小学校では校長を含め4名の教職員が新たなスタッフとなった。そして生徒児童その御父兄の方々が注目していたであろう、学年担任の先生方も発表され、いよいよ平成24年度のスタートである。

僕は小学校の用務の仕事を始めてから7シーズン目の始まり、そして4人目の校長先生との出会いと言うことになる。何時の間にか小学校では2番目の古株になってしまった。いろんな人との出会いを大事にし、自分自身少しでも人間としての成長の糧に出来ればと思っている。

残念ながら昨日はオガマルの出港日だった為、僕は荷役の仕事、始業式には参加できなかった。

そして夜は島内某所で、二七会(小中学校教職員の親睦会、父島が北緯27度に位置するところからの命名らしい)の歓迎会。小中学校の教職員が一同に会し、中学校2名小学校4名の新メンバーを盛大に?お迎えした。

BEER好きの僕、本物のビンBEERが飲めるめったに無い機会と言う事で勇んで参加の予定だったのだが・・・・・・

実はオガマル出港の後、恋人ヴォーグと島一周のサイクリングに出かけたのだが、久し振りに立ち寄ったコペペで大ドジ。駐車場からビーチに続く階段の縁をバイクを引きながら下りていたのだが、バイクシューズの裏に付いているプラスティックのクリートがすべり転倒、そのままバイクと一緒に横の川に転落してしまった。

一瞬何が起きたか理解できず、気が着くとバイクは川に水没。僕は川の横の砂地にひっくり返っていた。せめてもの救いはオガマル出港の後の平日と言う事で、コペペが無人だった事。チョ~恥ずかしい姿を、他人に目撃されずに済んだ事だ。

そして体のあちこちは痛いが、とりあえず骨折等はなさそう。左肘と左手甲、そして左コメカミ付近からは擦過傷による出血は有るものの、どうやら決定的なダメージではなさそう。

気を沈め、半分ほど水に浸かったバイクを引き上げたのだが、そこでドキ~ッ!!!

バイクの小物入れにi-Podを入れていたのだ。恐る恐るジップロックを空けて取り出してみると、どうやら水気は無い。スイッチを入れると、ラッキー!イヤホンから素晴らしい音色が聞こえてきた。念のために入れていたジップロック様様だ。

そんな訳で、顔に傷を作り左手には血を滲ませての宴会参加。

「如何したんですか?」先生方の質問に答えるのが、本当に恥ずかしかったが、本物のビンBEERがそんな気分と傷の痛みを直ぐに忘れさせてくれた。

所で写真は最近の小中学校のグランドの様子。昨秋の連合運動会以後重機が入り、校庭芝生化の工事が行われていたが、新年度を迎えごらんの状態。この後芝生を植えることになるのだろうが、秋の連合運動会までには何とかなりそう、かな?