小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

早満開!

2009-03-24 06:22:13 | Weblog
WBC昨日の準決勝、ジャパンVSアメリカは日本の快勝。そして、一昨日ベネゼエラを破り一足先に決勝進出を決めていた韓国と、優勝をかけて今大会5度目の対決と言う事になった。

希望的観測とリップサービスも兼ねて、日韓での決勝なんて事を数日前のブログで投稿したが、まさに現実となって僕自身ビックリ!そして嬉しい限りだ。前回のWBC初代チャンピオンが日本。そして北京オリンピック、ゴールドメダルの韓国。今回のWBCも優勝国はアジアからと既に確定している。

昨日の試合も結果だけで、試合自体を見ていないのが残念だが、TV報道なんかを見ていると、モティベーションの違いが日米間ではかなり有るのでは、と言ったコメントも聞かれた。確かにシーズン直前のWBCと言う事で、所属ティームとの兼ね合い、国民性etc諸々の事が絡み合い、今回のこの結果がそのまま真の実力とは簡単に言えないのかもしれない。

しかし、我々が子供の頃ON時代の日本野球は、遊び100%でやって来るメジャーの単独ティームに全く相手にされなかった。そのことを思えば、まさに隔世の感がある。そして日本に学べ追いつけでやって来た韓国野球も、世界の頂点を極める程の実力ティームとなった。

今日の日韓の決勝。ここまでの今大会の成績は2勝2敗の五分、まさに雌雄を決する最高の舞台が整った。今日こそお互いガチンコ勝負、良い試合を期待したい。今八分咲きの侍ジャパン、満開と行きたいところだネ!

所で昨日は小学校の卒業式。天気予報では午前中80%の降水確率、早朝からドンヨリ雲が垂れ込めどうなる事かと気を揉んだが、幸いパラッと来た小雨もほとんど影響なく、何とか式は終了。在校生が花のアーチで卒業生達を見送る頃には薄日も射し、満面の笑顔で送られる6年生の姿がとても印象的だった。

そしてその6年生から思わぬプレゼント。このブログでも紹介した、6年生との会食会の素敵な招待状をくれた某女子児童から、本当に素敵な僕の似顔絵を頂いてしまった。そしてその裏には泣かせるコメントまで。

写真が、その似顔絵、まさに破顔一笑。僕の気持ちは、一足先に早満開!

○○○ちゃん本当に有難う。スゴ~ク似てるね、上手い!感激です。

お別れの季節

2009-03-21 15:29:15 | Weblog
久し振りに定刻入港のオガマルの荷役を負え、パソコンに向かっている。今日のオガマルには400名を越える乗船客が乗っており、積荷もフルコース。作業用車両から、船尾には漁船まで積んできた。その他の積荷も満載、そして引き取り業者さんの関係で、明日も午後一番から翌日荷役。午後一杯たっぷり掛かりそうな勢いである。

所で、今日下ろしたコンテナの中にも数本「・・・様引越」のコンテナが有ったが、今月末から来月初めにかけての数便は、下ろす荷物も積む荷物も引越しのコンテナで賑わう。年度末、特に公務員さん関係の人事異動に伴う引越しのシーズン真っ盛りと言うわけだ。

小中学校の先生方も、この時期お決まりの移動がある。昨夜はそんな先生方の送別会が小中学校合同で行われた。毎年この時期行われるこの二七会の行事、僕にとっては早3回目。今年も何人かの古い先生方が移動する事になり、僕より小笠原の長い小中の先生方は数える程にになってしまった。

良いこと悪い事、楽しかった事辛かった事、それぞれの小笠原の思い出が有ると思うけど、ここでの経験を是非次の舞台で生かして欲しいと思う。そして又いつの日か小笠原で会えると良いですね、待ってます。

そしてもう一つ、僕がこの島に来て始めてこの島の社会と触れたと言える、海洋センターでのボランティア。そこで時期をほぼ同じくボランティアとして活動し、その後海洋センターのスタッフとなった一茶と、ボランティアの後、この島で仕事に就き島暮らしをしていたメイが、二人揃ってこの島を離れる事になった。

そんな彼女達と、海洋センターのスタッフ‘シマネエ’と4人で一昨日は矢張り送別会。つまり僕は2日連荘の送別会。どんどん島での知り合いが内地に帰ってしまうのは残念だし寂しいけど、何となくこの島が人生の終着点と言うイメージの我々と違い、学校の先生方にしても、一茶やメイにとっても、この島は矢張り人生の中の通過点。これから先、まだまだ多くの出会いや経験が待っていることだろう。

この島を離れる事になった皆さん、どうか素敵な人生を送って下さい。

我々は、より素敵な島暮らしを目指して頑張りますよ。少なくともその為のアンテナは常にON状態にしとかないとネ。まあ我家には、その辺の感覚は特に鋭い妻がいるので、僕は置いてきぼり食わないように注意!

写真は、昨日山歩きの帰りに妻が採って来た、今年お初のワラビ。僕は早朝ジョグで再び左脚に痛み、昨日は山歩きは自重、早速置いてきぼりを食らってしまった。

桜咲きそう?

2009-03-19 17:44:45 | Weblog
内地はずいぶん暖かいみたいだね。夕方の報道番組のトップニュースは、東京の暖かさを知らせるニュースと、靖国神社の桜の木の話題。残念ながら開花宣言と言う訳には行かなかった様だが、TV画面に映る桜のツボミは大きく膨らみ、開花宣言も時間の問題と行った所だね。今週末、まだ4月前と言うのに新入社員の方々、初仕事は花見の場所取りかな。

小笠原も内地ほどの季節はずれの暖かさではないが、ここ数日穏やかな晴れの日が続いている。昨日は絶好の日和に恵まれ、中学校の卒業式。卒業生達のすがすがしい笑顔が、小笠原の力強い陽射しにとても生えていた。

そんな陽射しに誘われ、昼休みは前浜スイム。凪ぎの海に、水温も程ほど、泳ぐにはスプリングで充分のコンディション。顔見知りの前浜スイムフリークの一人は、サーフパンツ1枚で「だいぶ泳ぎやすくなりましたネ」だって、彼は若い!その他にも昨日の前浜、僕を含めスイムを楽しむ人が5名。一足先に前浜スイム開花宣言。

所で、WBC対キューバ戦、夕方の報道番組でトップニュースでやらなかったので、てっきりダメかと思っていたら、キューバに快勝したようだね。試合結果だけで、生で中継を見ていたわけではないので、その内容は良く分からないが、とにかくこれで準決勝へ進出。何ははともあれメデタシメデタシ。

そして、明日はまたまたグループ1位をかけて韓国戦。勝っても負けても、準決勝の相手がベネゼラかアメリカの違いだけ、どちらが相手でも五十歩百歩。明日はガチンコ勝負ではなく気楽にやったらどうかな、原監督さん。

それにしてもWBCのベスト4に日韓2チームが入り、アジアの野球レベルの高さは本物かも。本場アメリカでは、あまり関心がないようなのが残念だが、何とかアメリカティームもベスト4に残り、少しは本場での関心も高まるかもネ。

どうせなら日韓で決勝、本物のガチンコ勝負が見たいものだ。そしてこちらも満開の桜、と言うことになれば最高だけど!連覇目指して頑張れ侍ジャパン(ちょっとクサイかな)

写真は、昨日の前浜。

フルコース

2009-03-15 16:57:47 | Weblog
昨日の土曜日はオガマルの入港日。このところのお決まり、30分遅れの12時、371名の乗船客と共に二見港に入港。積荷は最近にしては少ないほうで、3時前には作業終了。いつもこうだと良いんだけどネ。

さて日曜日の本日。まずはいつものように妻と扇浦までの早朝ジョグ。部屋の中に居る時は気付かなかったのだが、外に出てみるとなんと雨。昨日の予報、明け方6時まで傘マークが出ていたが、物の見事に的中。今更止めるわけにもいかず、雨の中を強行突破。幸い雨脚は強まる事無く、帰りつく頃にはほとんど上がっていた。

ただちょっと気になったのが、左脚フクラハギに軽い違和感。痛いと言う訳ではないのだが、何となく重たいと言うか、引っかかる感じ。今までの経験から、それ程深刻ではないと思っていたのだが・・・

ジョグの後、今日はジョークス(小中高教職員のスポーツティーム)のサッカーの親善試合&飲み会の予定が昼からあり、それまでの時間青灯での釣りにトライ。7時半釣具店の空く時間に合わせ我家を出たのだが、なんと先ほどまで上がっていた雨が、又降り出す始末。今日はどうもバイオリズム悪しかな。

勿論雨にめげる事無く、コマセを購入、いつものようにムロ狙いでいざゴング。しかし小康状態と思われた雨は時に雨脚を強め、上着はカッパを着ていたのだが、無防備のズボンはずぶ濡れ状態。しかも浮きは全く沈まず、これじゃ流石に楽しくない。

それでも頑張る僕に、釣りの神様も多少は微笑みかけてくれたのか、やがて薄日も射し、ムロも2本だが何とかゲット、ボウズは辛うじて免れた。

午後からは予定通り奥村グランドでのサッカーの親善試合へ。中学、高校、支庁、役場、そしてジョークスの各ティームで20分1本回し。その後物足り無い兵達は、ミックスティームで思う存分どうぞ、と言う趣向である。

釣の時とは違いすっかり晴れ渡った青空に、気持ちよくアップをしていたのだが、朝気になった左脚フクラハギの様子がどうもおかしい。ダッシュをすると痛みが走り、その痛みも徐々に増す感じ。これは無理できないと、監督に申し出て2試合キーパーで出場させてもらったが、その後は自重して応援に回った。

ジョークスの試合結果は2分1敗、全勝を狙ったものの勿論相手のあること、思うような結果は残せなかったが、楽しく今期最終戦を終えた。そして来週は中学校、再来週は小学校の卒業式。新学期と共にこの島を離れる先生も何人かいらっしゃる事だろう。

夜の部は7時から、ジョークスの親睦&送別会。朝のジョギングから始まった本日のフルコース、ラストは気持ち良く、良い酒でお開きと行きたい所だ。

それにしても、あれしきの事で痛みが増すなんて、残念ながら寄る年波には勝てないと実感。来期のジョークス参加は少し考えないと、かな?

写真は、今日の奥村グランド。

二つのWBC

2009-03-13 18:23:01 | Weblog
爆弾低気圧が通過した後、小笠原は冬に逆戻り。強い北よりの風が続き、空気がすっかり入れ替わってしまったようだ。最高気温は20度に未たず、数日前の最低気温よりも低い状態。

昨日の昼休み、北東の風が強かったが日差しに誘われ前浜ランチ。流石に泳ぐ人は無く、バリトンも「今日は無理」とのんびりランチ。四方山話に花が咲いた。

所で、前回のブログで触れたWBC(ワールドベースボールクラシック)は一次ラウンドが終了、二次ラウンドに進む8ティームが出揃った。日韓両国のティーム状態に?のコメントをしたが、どうやら他のグループの各ティームも調整段階のようで、試合結果だけしか分からないが、思わぬ苦戦を強いられた前評判の高かった国もあった様だ。

そんな中でビックリしたのが、戦前優勝候補の一つに上げられていたドミニカが、オランダに2度も敗れ、一次リーグで敗退してしまったのには本当に驚かされた。先発メンバー全員を現役大リーガーで固めたティームが、ヨーロッパの国に2度も負けるとは、サッカーじゃなく野球だよ。

国を背負うと言う事は、想像を絶するプレシャーなんだろうネ。特に前評判の高いティームほど、一度歯車が狂うと短期決戦では取り返しが付かなくなるのだろう。

日本の二次リーグの相手は、キューバに決定。選手達にとっては、精神的にはむしろ戦いやすいのかも。連覇目指してまずは二次リーグ突破、とりあえず2勝、頑張ってほしい。

そしてもう一つのWBC(世界ボクシング評議会?だっけ)。昨夜はWBCのバンタム級、フェザー級の世界タイトルマッチをTV観戦。子供の頃からボクシング観戦は大好きで、ファイティング原田、海老原の時代から夢中で見ていた。最近は中継も少なく、スポーツ新聞も無いこの島の生活で、ボクシング情報からはすっかり遠のいてしまっていたが、昨夜は久し振りに2試合を楽しんだ。

まずは粟生が挑戦したフェザー級。昨年小差の判定で敗れた所謂リターンマッチ。結果は粟生の完勝。2階級制覇の名チャンピオンとは言え、年齢的にはいかにも下り坂、若い粟生の成長がチャンピオンの強かさ老獪さを上回ったと言う事だろう。

基本的には、カウンターパンチャーの粟生。そのボクシングスタイルは、挑戦者の立場より、チャンピオンとしての戦いの方がより生きる様な気がする。今回の戦いのように、前に出る気持ちを忘れず、相手にプレシャーを掛けながらカウンターを取るボクシングが出来れば、結構行けるのいではと思うのだが。防衛戦を期待したい。

そしてもう1試合、こちらは平成の名チャンピオンと歌われる、WBC世界バンタム級チャンピオン長谷川の防衛戦。相手は南アの世界1位の選手。タイの英雄ウィラポンをKOしての挑戦と言う事で、かなりの強敵との前評判。接戦も予想されたが、チャンピオン長谷川の1R、KO勝利。

タイミングの良い長谷川の左が入ってしまい、それ程ダメージは無さそうだったが挑戦者はダウン。こうなると世界戦初の挑戦者は、完全に飲まれてしまったようで、たたみ掛けるチャンピオンの攻撃をかわす事が出来ず、その後2度のダウンで試合終了。

しかし、チャンピオンのダウンを取った後の落ち着いた攻めは、本当に見事。猛ラッシュでも決まらず、見ているこちらにちょっと嫌な予感が頭をよぎった時、一瞬間を置き、距離を取った後、大きな左のクロスをテンプルに当て、まさになぎ倒した。

大口ばっかり叩いている、どこかの兄弟とは違い、インタビューの受け答えも落ち着いていて非常にクール。次の試合が益々楽しみだ。

写真は昨日の前浜。とりあえず寒かった!