小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

初その2

2014-01-26 16:57:25 | Weblog
今年に入ってからというもの、僕の釣運はどこかへ行ってしまったようで、息子との初釣以来、お休みの日は岸壁で糸をたらしていたのだが、いつもクーラーボックスは空という状態が続いていた。

魚が釣れていない訳ではなく、2.9キロのシマアジ、4.5キロのカンパチ等々威勢のいい釣果は聞こえてくるのだが、僕の竿に来るのはなぜかはブダイやオジサン。

休日だった昨日、今日もだめかな?いや今日こそ、期待と不安の入り混じる中(そんな大袈裟な事でもないのだが)桟橋での釣行。そして、やっと釣れました。朝の7時から午後2時まで餌がなくなるまで頑張って浮が沈んだのはたったの3回。そのファーストヒットが、ラッキーにもカンパチ。

手応え十分で、シマアジと確信したのだが、上げてみるとなんとカンパチ。知り合いに測ってもらったら2.5キロ、シマアジでなくて残念だったが、岸壁でのカンパチゲットは、僕にとっては初体験。勿論沖で釣れるそれと比べたらかわいい物だが、今シーズンの初釣果、良しとせねば。

写真は、桟橋で鱗を落とし、お腹を出した後のものでちょっぴり情けないが、一応初物と言う事でご勘弁。





そして本日、昨日のカンパチゲットもあり悩んだのだが、断腸の思いで月一回をノルマにしている自転車達のお掃除。この島での我が家の唯一の移動手段、機嫌を損なわれたら大好きな釣りにも行けなくなってしまう。大事にしてやらないとね。

娘のチャリ、妻と僕の日常の足、そして僕の恋人、4台のメンテ終了後は、久しぶりに恋人と島一周のサイクリング、本年初。天からのご褒美か、今日は今年に入って一番といえるようなぽかぽか陽気の休日。まさにサイクリング日和。

いつものように最後に上がったウェザーでは、ちょうどお昼時で、多くの島の人がそれぞれのスタイルで暖かい日差しを楽しみながらのランチ。そして、これでもかというようにあちこちにザトウガ現れて、皆さん大満足。

今日は、サイクリングで大正解。


娘のチャリ




妻のブリジストン、アンカー




僕のアルプス





そして恋人ヴォーグ




これでメンテ


僕の好きな2週間

2014-01-21 16:39:20 | Weblog
今日は仕事が休みの娘がキラリの散歩をするということで、仕事から帰り久しぶりのブログ投稿。

先週の土曜日父島を出港したオガマルは、所謂ドック便。大体この時期年に一度のドック入り、綺麗にお色直しをして、来月、2月3日に父島へその姿を見せる予定だ。毎年のことだが、この間約2週間、島への人の出入りは基本的には無くなる。

正確に言えば、海況がよければ貨物船の共勝丸がその間入港予定なので、多少の荷物や郵便、そして乗組員の出入りはあるのだが・・・・

いずれにしても観光客の来島は無い。つまり観光を生業にしている人たちにとっては、年末年始のトップシーズンを無事に終え、ちょっぴり遅いお正月という位置づけにもなる。そんな訳でこの時期を利用して、里帰りや旅行といった島民のかたがたも結構多い。

つまり例年オガマルドック入りの約2週間は、島の人口密度も下がり、人の出入りも無く、一年で父島が一番静かな時を迎えることになる。

僕にとって父島暮らしを始めて9回目の経験になるのだが、この数年はこの時期の静かな父島がとても気に入っている。寒さだけを除けばなのだが・・・・

勿論雪の降る内地の寒さとは比べ物にならないが、それでも最低気温が限りなく10度に近づき、最高気温が20度を割る寒さは、父島の温暖な気候に慣れた寒がりの還暦を過ぎたおじさんには、かなり堪える。

例年この時期は天候が良く、元気な太陽さえ顔を出してくれれば日中は暖かいのだが、今年はお天候が不安定で雨の日が多いような気がする。

小笠原の太陽、頑張ってくれ!


日曜日の出港の様子





アンカーのあたりは、傷みもひどい




2週間のお別れ






蛇足だが、この時期珍しくハハマルもドック入り。こちらは代船の「ゆりまる」




初、初、初・・・

2014-01-04 06:57:39 | Weblog
元旦の日はブログ投稿の後、着発運行のオガマルの荷役作業。流石に積荷の量も少なく2時の出港には余裕を持って作業終了。本年の初仕事、まずは順調といったところだ。

翌二日、初トレッキングはハートロックへ。いまや父島の山ツアーといえばハートロックというほどの人気スポット。年末年始の観光トップシーズン、当然混雑が予想される。そんなわけで7時過ぎに我が家を出発、予定通り9時過ぎにはハートロックの赤土の上に到着。勿論ほかに人は無く、残念ながらザトウは見えなかったがいつもの絶景を満喫。

そして人が来る前に出発、帰路はガジュマルの森を抜けつつじ山から辰巳道路方面。途中辰巳道路終点近くの見晴らしの良い岩山でランチ。夜明け道路を反時計回りで我が家まで。帰宅は1時過ぎ、気持ちの良いお散歩を無事終了。


本年初の山歩き

絶景ポイントにて




赤土の上から






ガジュマルの森




途中気になった、花びらのような白い葉っぱ




島の東側、こちらは凪




岩山でのランチ





帰宅後時間があったので、僕はチャリで初ウェザー。ちょっと遠かったが、蛸岩の先でザトウが10分ほどブリーチング連発、水しぶきを上げていた。めでたく初ザトウ。夕方近くになると夕日の人気スポットということで人が増えだし僕は退散。


ウェザーにて










夕日は我が家のそばから





そして昨日、予定通り息子と本年初釣。6時過ぎから夕方4時近くまで頑張ったが、第一投めで掛かったムロを落としたのでケチガ付いたのか、クーラーボックスの中に僕の釣果は無く、息子がサビキで上げたムロのみ。散々の初釣。


桟橋にて(お天気は最高!)





夜は息子夫婦を招き、おせち料理に舌鼓。久しぶりに妻の実家(滋賀県)の白味噌と鰹節のお雑煮が懐かしかった。











謹賀新年

2014-01-01 06:06:09 | Weblog
明けましてオメデトウございます。

父島移住以来、年賀状というう習慣を放棄した我が家、このブログで皆様への新年のご挨拶に代えさせていただきます。

皆様にとりまして、2014年がすばらしい一年でありますように!


またまた久しぶりのブログ更新だが、昨年暮れもあっという間に過ぎ去った感じだ。

小学校の用務の仕事は27日で終了。一日置いて29日は着発便のオガマルの荷役。当初キャンセル待ちもほとんど空きなしなんて噂もあったこの便、しかしふたを開けてみれば690名の乗船客数。満席には30ほど余裕があったようだが、どうなっているのだろうか。荷役作業の我々には全くと言って良いほど関係ない話なのだが・・・・

11時30分に入港したオガマル、慌ただしい荷役作業と船内清掃の後、午後2時東京竹芝へ向け無事出港していった。この後、本日元旦、そして4日と着発便の運行が続く。つまり新年の我が家、僕はオガマルの荷役、妻は船内清掃と夫婦そろって元旦から仕事始めということになる。観光で成り立っているこの島、元旦からお仕事は当たり前といった感じではあるのだが。

完全OFFだった30日、午前中は久しぶりに妻と夜明け道路一周のお散歩。何箇所かある観光スポットの駐車場には数台の車が止まってはいるが、これが年末と思うほど静かな夜明け道路だ。日陰は肌寒いが、日差しがあれば本当に心地よいお散歩日和。やはり小笠原は太陽が無くっちゃネ。

午後はのんびりキラリのお散歩。暑い季節はからっきし苦手のキラリだが、この時期は非常に元気。獣医の居ない父島、とにかく健康に父島生活を送ってほしいものである。


前浜にて








そして大晦日、浮がやっと見える早朝6時から気合の釣納め。日中風も無く絶好の釣日和に多い時には岸壁いっぱい20本近い竿が並んだ。しかしそんなコンディションとは裏腹に、僕の浮は一回しか沈まず、釣果はそのとき上がったアイッパラ一本のみ。この一年を締めくくるには、散々な釣納めとなってしまった。

新年三日に予定している、息子との初釣に期待!


大晦日の桟橋の様子