小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

暖かなクリスマス

2018-12-26 05:54:30 | Weblog
今日はオガマルの出港日、荷役仕事の前の一時パソコンい向かっている。

このオガマルが入港したのが、23日の日曜日。父島入港中にクリスマスを迎える、所謂クリスマス便。入港するオガマルのブリッジの上にはサンタさん、島の大勢の子供さん達に迎えられての入港である。

そして最後にタラップを降りてきたサンタさんから、島の良い子たちにコンテナ満載のプレゼントが一人ひとり手渡され、メリークリスマス!

所で今年のこのクリスマス便、本当に天候には恵まれた。連日最高気温は25度前後に達し、風も弱く、この時期にしては海も穏やかで、この時期の海観光のお目当ての一つ、ホエールウォッチングも十分楽しめたのでは。勿論、山歩きも恐らくうっすら汗を掻くような陽気の中、島の自然や絶景を満喫出来た事だろう。

内地では考えられない、暖かなクリスマス、そんなクリスマスも小笠原らしくていいのかも・・・・

さてお休みの日は相変わらず釣り糸を垂れているのだが、例のスモールサイズのシマを上げて以来、シマの反応は全くなし、ほかで上がったという情報も無く昨今の暖かな陽気にお昼寝中かもしれない。

24日の祭日にはクリスマスイヴらしくサンタさんからいたずら?

浮が沈み手ごたえ十分、しかしあまり走らずとにかく重い、時にドラグをジーッと出しながら深く潜る。そして何とか巻き上げる、そんなやり取りを何度か繰り返しやっと手元へ手繰り寄せ、はたして何者、と期待十分の中姿を現したのがこいつ








周りに誰もおらず、やむなく一人でタモ入れしたのだが、普段から慣れていないし暴れるので一苦労、おまけにタモが壊れるのではと言う重さ。

写真上はモンベルの長靴、結構なサイズ、そしてとにかく重かった。

初めての出会いで何と言う魚か知らないが、サンタさんもうちょと素敵なプレゼントお願いします。

勿論このプレゼントはリリース。



お口直しに島で一番のイルミネイション



第二十八共勝丸

2018-12-20 05:33:55 | Weblog
小笠原の生活を支えている船、と言えば何と言ってもオガマルと言う事になるのだが、もう一隻、綺麗な水色にペイントされた船体の共勝丸と言う貨物船がある。

僕がこの島へ移住してきた時も既に、東京、父島、母島の間を定期的に運航していた。ただオガマルと比べると小さな船で時化に弱く、海の状況でその運航はかなり不定期になっていたようだ。

しかしオガマルの陰に隠れながら、貨物船として島の生活にとっては無くてはならない、縁の下の力持ち的な存在だったと思う。

毎年恒例のオガマルのドック中は、冬の時化の時期にもかかわらず、頑張って内地からの郵便物や宅急便一部の食料品なども運んでくれていた。

その第二十八共勝丸、昨日の出港が父島最後の出港となった。

来年の一月、すでに建造が終了している新共勝丸にバトンタッチするらしい。

就航以来25年だそうで、僕が島へ来てから13年目なので、共勝丸の活躍の約半分お世話になった事になる。

長い間お世話様でした、そして御苦労様。


昨日の昼休み、母島から共勝岸壁に帰って来た共勝丸。












この後一時からお別れのセレモニーが行われ、その後荷物を積み込み、夕方五時頃父島へ別れを告げたらしい。

それでもシマはシマ

2018-12-11 16:28:04 | Weblog
先週の土曜日、オガマル出港の荷役を終えた後、釣具屋さんへ翌日曜日の釣りのためのオキアミを購入に行ったのだが、なんと耳寄りな情報。

青灯でのサビキ釣りに金曜日、そして土曜日にもサイズは小さのだがシマアジが出たとの事。

釣具屋のオーナーが言うのだから間違いない、日曜日の釣りは今までとは一味違う、気合が入ると言うか、家を出るときから胸の高ぶりを覚えた。

当然、実釣のある青灯での釣行がセオリーなのだろうが、ただでさえ日曜日の青灯は釣り人が多いのに加え、シマが出たとなれば、その混雑ぶりは想像に難くない。

前日オガマルが出港した後の広々とした桟橋で、ノンビリ、マイペースでの釣りを選択。

6時桟橋に到着、予想通り桟橋は無人、そしてこれまた予想通り、桟橋から見える青灯台は多くの車と人で大混雑。

この時期らしく時折ブローが吹き抜けるが、北風で後ろからのフォローとなり、桟橋での釣りには申し分ないコンディション、ちょっぴり寒いが、シマの出る時期は寒いものだ。

午前中、浮は良く沈むのだが、相変わらずのブダイ、オジサン、アカヒメジ、ギンダイ。

ランチを挟んで午後は一変、浮はほとんど沈まずエサも無くなりかけた3時頃、微妙な浮の入り方に結構な手応え、、そして引き寄せて来てもなかなか浮が浮いて来ない。

慎重に引き寄せて上がって来たのは、本当に小ぶりだが何とシマ。

手早く次のキャスト、すぐに浮が入り先ほどよりやや強い手ごたえ、間違いなくシマだ!そう思った瞬間久し振りに心臓がバクバク。心の中で「ばれるなよ、ばれるなよ」と叫びながら極上のやり取りを楽しんだ。

ちょっぴりサイズアップのシマ、ゲット。

昨年は一枚も釣れなかったので二年ぶりのシマ。

小さくてもシマはシマ、僕にとっては最高のターゲット、いい一日だった。

次はできればキロオーバー、人間は本当に欲張りだ。


それでもシマはシマ



久し振りのお持ち帰り

2018-12-03 17:16:11 | Weblog
小笠原小学校では、先週の土曜日曜の二日間、学芸会が行われた。

毎年この時期、学芸会と図工の作品等を中心にした展覧会とが隔年で開催されている。それぞれに生徒さん先生方が協力し合い、毎年毎年素晴らしい学芸会、展覧会が僕の記憶に残っている。

今年は学芸会と言う事で、特に先週一週間はそれぞれの教室や図書室、そして会場となる体育館で、本当に熱のこもった練習が行われていた。そして大道具や小道具の作成も生徒さん先生方、支援員の皆さんが協力し合い、学校を上げての準備の毎日だった。

そんな皆さんの努力が実り、今年の学芸会も大勢のご来場の皆さんの温かい歓声と拍手の下、無事幕を閉じることができた。

生徒さんそして教職員の皆さん、本当にお疲れ様でした。

さて土曜日曜が学芸会だったため、その振り替え休日で小学校は今日明日の二日間が連休。

僕にとっては久し振りの平日のお休みと言う事で、今日は青灯での餌釣り。土日は混雑する青灯だが、平日はさすがに釣り人も少なくなるからネ。

6時過ぎに我が家を出発、第一投は6時半。そして二投目に浮が沈み手ごたえ十分、楽しいやり取りの後上がって来たのはクロヒラアジ。しかも良型、久し振りの嬉しい一匹。

その後も浮は適度に沈み、しかも今日はお持ち帰りのお魚が珍しく上がった。

四目7匹。クロヒラアジ2、デカムロ3、ササヨ1、ヨツバリ(アイゴ)1、勿論クロヒラアジとデカムロはお持ち帰り。

後はシマアジ、明日青灯でゲット、なら最高だが・・・


久し振りのご対面、クロヒラアジ。