小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

のんびり青灯

2006-10-31 18:29:58 | Weblog
小学校の仕事本日はOFF。今日は先日の東京都自然ガイド認定講習の一講座、南島での現地講習の宿題をまず片付けようと決めていた。

朝からパソコンとにらめっこ、ワードで文章を書きそれを与えられた用紙に書き写す作業。字を書くのが本当に苦手で困ってしまうが、妻に書いてもらうわけにも行かず、何とかやり終えた。

気が付くともう9時を回っている、外は今日も晴れ日差しは真夏のようである。

まずは郵便局で住民税の振込。昨年の所得に対する課税が1年遅れで請求され、超貧乏生活の我家にとっては多大な出費だ。覚悟はしていた事だが、現実は厳しいーネ。

青灯を覗いて見ると、いましたいました、釣り好きの面々。真正面からの強い日差しに「暑い暑い」を連発しながら頑張っている。日の出直後、ムロアジがちょこっと釣れたらしいがその後はどうもサッパリのよう。いったい何時からやってるんだ?それでも皆楽しそうに会話を楽しみながら釣り糸を垂れている。

そんな脇を、どうやらシンマイのダイバーを連れたインストラクターが「すいませーん、すぐ離れますので、ここから入らせてください」とエントリーして行った。写真はその2人。
「釣竿踏むなよー」とバート、青灯はのどかでいいね。そんな雰囲気につられぼくも腰を下ろして会話に加わりながらのんびり釣りを見学。

すると突然、皆の浮きが次々にスーッと下がった。青灯は一気に活気付く。ムロアジの群れがやってきたようだ、しかもサバと見間違えるくらいデカイ、こんなでかいムロは初めて見た。

そして釣り上げられたムロはところどころ傷付いているものが、どうやら大型の魚が追いかけてきているようだ。釣り上げる瞬間に、釣られた魚を追いかけて水面近くに大きな魚影が見える。カンパチじゃないかと言う人も、勿論僕には全然分からない。

バートはすぐに竿を変え、釣ったムロを生餌に大物狙い。しかし残念ながら大物は掛からず、しかもムロの群れも10分ほどでどこかへ行ってしまったようで、アタリはぴたっと止まってしまった。

また先ほどの、のどかな青灯へ逆戻り、こんな事の繰り返しで、皆一日釣りを楽しんでいる。

最近は泳ぎ釣ばかりで、青灯の釣りはちょっとご無沙汰。たまにはのんびり青灯の釣りもいいネ!


秋の気配

2006-10-30 20:17:41 | Weblog
小笠原この所いい天気が続いている。

昨日は久し振りに外海へ出かけた為か、日焼けしたようで何となく顔が火照っている。又ちょっと黒さが戻ったかな。

今日も日差しは強く日向にいると暑いが、夏のそれとは違いカラッとした暑さだ。

昼休みは当然前浜でスイム&ランチ。オガマル出航中という事で本当に静かな前浜、昼休みに水泳を楽しむいつものメンバーが、ポツリポツリと時間差で泳いでいる程度。今日はベタ凪透明度も良く、水温もまだ水着で何とかOK。

ところで自宅に帰ってメールを開いてい見ると、高校時代の友人からメールが入っていた、忘年会のお知らせである。

高校を卒業した翌年から、暮に何となく集まって飲んでいた(20歳前でアルコールはあかんネ!)高校の仲間の飲み会が、場所やメンバーも移り変わりながら続き、ここ20年?(定かではない)ほどは12月の第一土曜で毎年定着して行われている。

いつの間にかその幹事(と言っても確認のお知らせを回すだけ)を何となく僕がおおせつかっていたが、昨年10月仕事を辞め急きょ小笠原旅行を決めて、今日メールをくれた友人に幹事を御願いした。

思わぬ友人からのメールを見て、あれから1年経つんだなーと、なんだか感慨深い。昨年の忘年会では皆から励ましの言葉をもらい、そして年明けの忙しい1月の初めに送別会まで開いていただき、12月第1周土曜の忘年会仲間には本当に感謝している。

今日の友人のメールに「たぶん無理だろうけど」とあった。残念ながら今年は出席できないけれど、僕は何とか元気で生きていますのでご心配無く、そして相変わらず楽しい会になるんだろうなと、出席する皆を羨ましく思っています。皆さんも元気で、またいつか会いたいネ!

写真は今日の前浜の空。忘年会の話しも出るくらいで、流石に秋の気配だ。

今日は別行動

2006-10-29 17:47:26 | Weblog
本日我家は珍しく別行動。

妻はこの島に移住してきた当初一度お世話になった、ガイドのムライさん主催のトレッキングに再度参加。

僕は台風の影響で大幅に日程が狂ってしまったが、東京都自然ガイド認定講習、南島での現地講習へ。

今回のトレッキングは前回にも増して険しいコース(はっきり言って前回も十分ハードなコースだった)との前評判で妻はやや緊張気味。しかも今回は荷物持ちの僕が不参加の為、妻は自分の弁当や水を持たねばならず(いつもは僕が2人分背負っている)重いリュックを背負って朝からブツブツ言いながら出かけていった。

今年の1月この島へ来てから、僕にとっては今回で6回目の南島だ。集合場所の青灯に集まったいつもの受講者の面々の中には、この島での生活が長い人もかなりいるのだが、南島久し振り、と言う人も結構多い。その気になればいつでも行けると言う事もあるのだろし、観光客ではないしわざわざ観光船に乗って南島もないか。

そんな事も手伝って、出発前の青灯はなんだかうきうきした空気が漂っている。出発前にレクチャーを受け、チャーター船で南島へ向かう。途中海は穏やかだったが、南島の瀬戸から入り口の鮫池辺りはかなりうねっており、狭い入り口を通過する時は結構緊張した。

南島では、実際のガイドさんのガイド振りに対する問題点等を取り上げ、内容の分析、その解決方法など中身の濃いレクチャーでとても参考になったし、楽しくもあった。わざと悪いガイド役を演じてくれたシマさん、そして的確なレクチャーとアドバイスをしてくれたカネコさん、今日は大変世話になり有難うございました。

さて残るは来月10日に予定されている、安全管理講習と引き続き行われるテスト!!で終了となる。せっかくこうして講習を受けてきたし何とか難関?のテストをクリアーしたいものである。

妻の方は思いのほか早い帰宅、何でも当初予定していたコースが、台風の影響で崖崩れがあり、思ったよりハードではなかったようで、難所は次回のお楽しみとなったようである。

写真は本日デジカメを持っていった、妻のトレッキングでの1枚。

マーク元気で

2006-10-28 17:04:08 | Weblog
今日も朝から良い天気、まずは妻と扇浦までジョグ。以前のボランティア先海洋センターの横を通りかかるとボランティアのノリが「コーさん」と声をかけてくれた、手を振って答える。

妻は「小笠原はいいね、内地じゃ若い女の子に声なんてかけてもらえないよ」まさにその通り、小笠原はホント良い島だネ。

扇浦付近では軽のワンボックスの運転席からフルヤくんが、「風ちょこっと吹いてますよ!」とにっこり手を振って合図してくれた。プロが言うんだから間違いないか、今日はこの後ウインドかな。

境浦まで妻とジョギング始めた頃、大体1時間位のペースだったが、今日は48分、妻の足の状態も徐々に上向きのようである。別に早く走るのが目的ではないが、まあ速いに越した事はない。

我家の近くにある保育園の運動会をちょっと覗く。ヤグッチャンの次女イヨちゃんが参加しており、妻と応援。まさに運動会日和の中、島の若いお父さん母さんが一生懸命ビデオ、写真撮影。

その後僕は前浜へ、フルヤくんが丁度セッティングしているところ「チョロチョロっと走りそうですね」と、彼。

今日は東の風、左からのサイド、この風向きは平水面になり乗りやすいのだが、風が安定しない。走ったり止まったりの繰り返し、かなり欲求不満気味の風だったがそこそこプレーニングを楽しめた。そしてフルヤくんの華麗なライディングを真近で見てあらためて「ウメー」と感心。レベルが違いすぎて僕の参考にはならないけど、とりあえず凄いよ!

妻と前浜でランチの後、今日のオガマルで帰国する(確かイギリス)マークを見送りに二見桟橋へ。ザトウクジラがブリーチングしているモニュメントの前は、小学生、中学生でいっぱい。皆マークの手を次々に握り放さない。サーフィンが趣味のマーク、サーフィン仲間からも引っ張りだこで大人気だ。

小中学生そして先生方のマークを送る歌「アオウミガメの旅」の合唱があり見送りもクライマックス。

マークを乗せたオガマルがゆっくり岸壁を離れると、生徒達が声を合わせ「マーク先生!」マークも目一杯手を振って答えていた。

わずか4ヶ月ほどの間だったが、お話しする機会もあり、マークの帰国はとても残念。マーク元気で!

写真は人気者のマークを何とか捕まえてのツーショット!

コペペ

2006-10-27 16:20:53 | Weblog
眩しい日の光で目が覚めた。朝からこんなに強い日差しは久し振り、今日は朝寝坊してしまった。

小中学校で英語の講師をしているマーク先生が明日のオガマルで帰国する事になり、昨夜はそのお別れ会。町の居酒屋で久し振りに生ビールをガンガン?頂き仕事がOFFと言う事もあり、妻を送り出してから朝寝を楽しんだ、たまにはいいか。

それにしても今日は久し振りにドッピーカン、ここ数日の晴れとは日差しの強さがぜんぜん違う。こんな日は海しかないでしょう。風は無いのでウインドは無理、ヨッシーがツアーでコペペへ行くと言っていたので、久し振りにコペペで素潜りする事に。

コペペの駐車場にはヨッシーの宇宙船とエイチャンのワンボックスが止まっている、エイチャン達今日はジョン、ジニーかそれとも足を延ばして南島だろうか。

手早く用意をして久々のコペペの海へ、透明度は90点、凪である。昨日の前浜より水温はいくらか冷たく感じる。今日はクマザサハナムロの群れ、その中に大きなウメイロモドキが二匹、あんなに大きいのはのは始めて見た。3本立っている真ん中のポールの近くでアカバを発見、泳ぎ釣りの用意をしてくればとちょっと後悔。その後エイが二匹優雅に白砂の上を飛行していた。

浜でヨシッシーとしばしお喋り、彼曰く最近コペペ水温が下がってから(ちなみに今日は24.5度と言っていた)魚が増えだしたらしい、マダラトビエイやカメも見かけるとの事。一時期コペペもう一つと言う時があったがまた復活してきたようである。

ランチの後再び海へ、状況は午前とあまり変わりなかったが、コペペで初めてイシガキダイを見かけた。久し振りのコペペ大満足と言った所、唯個人差はあるだろうが流石にスプリングでは1時間が限界、小笠原もそろそろフルスーツが必要になりそうだ。

写真はシエスタ+ウクレレのBGMの後、午後の素潜りに出かけるミナちゃんとヨッシー、真ん中はツアーのお客さん。