小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

やっと僕にも

2017-02-20 05:22:19 | Weblog
先週末の土日、僕にとっては珍しく完全OFFの連休。

前回のブログの通り、土曜日の釣りは息子デー。少しはおこぼれ頂戴と、昨日の日曜日も桟橋での釣り。サビキのムロ釣りを選択すれば釣果は間違いないと思ったのだが、「ムロはもういいよ」妻の一言も有り、相変わらずの餌釣り。

今まで何度となく触れてきたが、もちろん本命はシマアジ、しかし昨年からの釣行を通じシマアジはもういないのかも、あるいはその数が極端に少なくなってきているにでは、と言うのが最近の僕の正直な心境。

それでもこの時期のオキアミでの餌釣り、「もしかしたら」と言うかすかな期待を心の隅に浮を見つめている。

昨日は定期船のハハマルが7時30分に母島へ向け出港、午後4時に帰港する。桟橋の空いているその間が釣り人に与えられた時間だ。

昨日の桟橋、釣行開始しばらくの間は僕一人ノンビリ釣りを楽しむ事ができたのだが、予想通り一昨日のムロ爆釣の情報が伝わっていたのだろう、時間の経過とともにどんどん釣り人は増え、最近にしては本当に珍しく20人以上の釣り人が桟橋に並んだ。

そしてこれまた予想通り、ムロは昨日も爆釣、昼前あたりからは桟橋の下に飼い付いてしまい、たらし状態でムロがポンポンと上がり、まるで釣り堀状態。昨日の釣り人の皆さん、バッチリの釣果できっと大満足した事だろう。

所で僕は、そんな様子を横目に一人、意地?の餌釣り(おそらく昨日の桟橋、オキアミの餌釣りは僕だけ)そんな僕に神様がほほ笑んでくれたのか、2キロほどのカンパチが来てくれた。前日の息子のそれに比べると一回り小ぶりだがそれでも十分。

強い引きとやり取り、そして釣果、これだから釣りは止められません。



昨日の桟橋、最近にしては本当に珍しい大混雑








そしてカンパチ(ヒレナガではなくホンカンパチ、と教えてもらった)






ムロを呼ぶ男

2017-02-18 17:46:11 | Weblog
先週の休日は時化のおかげで大好きな釣りはできず、大きな付けを払わされてしまった。

完全OFFだった本日、もちろん昨日からオキアミを購入、ハハマルのいない桟橋で飽きもせずにシマアジ狙いの餌釣り。ちなみにハハマルは昨日入港したオガマルの接続便で母島へ、そして本日午後4時に父島へ戻って来る。

早朝から夕方まで心置きなく釣りが出来る。

夜明けがだいぶ早くなってきたとはいえ、朝6時の第一投、浮は薄暗い中で何となく見ずらい。そんな中釣行を続けるうち、たまたまOFFが重なった息子が登場。いつもサビキ釣りの息子が今日は珍しく餌釣り。

「シマアジ釣るよ!」と、気合十分。

しかし、そんな息子の最初のアタリはなぜかムロ。その後息子は急遽方向転換、タナを浅くしオキアミをコマセ代わりにしてサビキでのムロ狙い。なんとこれが大当たり、面白いようにムロが釣れ、トータル40本、大漁だ。

まさにムロを呼ぶ男だ。

そして、午後には釣れたムロを生餌に、カンパチまでゲット。

今日の桟橋釣りは、息子デー、参りました。


今日の桟橋






昼休み覗きに来たお嫁さんと




ムロ、この後クーラーボックスは一杯に




そしてカンパチ



つけの支払い

2017-02-14 05:44:48 | Weblog
前回のブログ投稿のあと数分後、ハハマルの運行予定を告げる防災小笠原の島内放送。

「ハハマルは午前11時出港予定。途中海況が悪い場合は引き返す事も。また母島到着、荷役作業終了後、直ちに父島へ向け出港。」

といった内容。

ハハマル出港後桟橋でムロ釣りでもと思っていたが、出港まで3時間近くあるし、釣りの途中でハハマルが引き返してくる可能性もある。そんな状況で無理して釣りしてもな・・・と言う事で、大好きな釣りは諦め、朝一で用意していたお弁当を持ってお散歩?へGO!

予想通り、前回の冬将軍がくれた思わぬ休日のつけを払わされる事に。

この日のお散歩、まずは最近ご無沙汰していたウェザーステーション。そして宮野浜、遊歩道を利用して、宮野浜~釣浜~長崎。ここからはいつもの夜明け道路を時計回り、途中中央山展望台へ寄り道、その後長谷トンネル先、農業センターで桜をチェック。浄水場の横を抜け、湾岸通り左手に二見湾を臨みながら我が家まで。

30分くらいのランチ休憩を入れて約6時間のお散歩。久しぶりに歩いた宮野浜~長崎までの遊歩道が意外にきつく、けっこう歩きでがあるな~と実感。残念ながら見晴らしの良い場所は強風で長居出来なかったが、たまにはこのコースも使えると今更ながら再発見。

実り多いつけの支払いでした。


そんな日曜日のお散歩


ウェザーステーションから 時化でクジラの発見は難しそう








ウェザーからの下り 二見湾には自衛艦






宮野浜








遊歩道から










中央山展望台から








長谷トンネル先の桜




農業センターの桜




扇浦




夕日スポットからの自衛艦




境浦上からの自衛艦










冬将軍その2

2017-02-12 07:28:28 | Weblog
この冬二度目の冬将軍の襲来で、特に日本海側では交通機関にかなりの影響が出ているようだ。

昨日入港したオガマル、この冬将軍の影響で東京出港を一日遅らせるのではetc、先読み好きな一部の島民の間では、早い時期から噂話が盛んだった。

ネットの波予想ではオガマルの航路、波高5メートルの所も有り予定通り出港したものの入港は相当遅れるのでは、と言うのが島民の大方の予想。ところがそのオガマルなんと定刻10分遅れの11時10分、二見湾桟橋に無事入港。

ドック明けの新オガマル、ヤルジャン!

船員さんの話では、潮に恵まれ、波の方向も斜め横くらいのやや追い波だった事も幸いしたようだ。ただ途中大きなうねりを一発くらった時は相当な揺れだったようで、500名を超える乗船客の皆さん、さぞかしビックリした事だろう。

オガマルは無事入港したのだが、時化模様の小笠原近海、父島、母島間を運航しているハハマルはその影響で欠航。一応今日の午前11時頃までには出港予定らしいのだが、まだ波高4メートル位の時化状態、無事出港できるのだろうか。

現在岸壁にはオガマル、ハハマルが停泊状態。加えて言えば、一週間ほど前に入港した貨物船共勝丸も、出港できずに停泊中。

こんな時に怒られちゃうかもしれないが、せっかくのお休みの本日、釣りする場所が無いだよネ。ハハマルが無事出港すればその場所でムロ釣りでもと思っているのだが・・・

前回の冬将軍は思わぬお休みを一日プレゼントしてくれたが、今回の冬将軍にはどうやらその付けを払われそうだ。

話は変わるが、現在父島は水不足がかなり深刻。ダムの総貯水率は30%台まで落ち込んでいる。日本海側は大雪と言うのに、皮肉なものである。何年か前の夏の時期の渇水の時は、台風一発、一晩で貯水率が100%に回復したことがあったが、この時期さすがに台風は期待できない、それどころか、一年で一番雨の少ない時期だ。

昨日入港のオガマルが「海水浄化装置」なる物を積んできたが、船の揺れも有り、荷卸しは超慎重状態。

フル稼働で頑張って欲しいが、雨が無い事には根本的な解決は難しそう。

季節外れ、奇跡の大量降雨、まさに神頼みになって来た。


写真は金曜の夜、夕食にやって来た息子夫婦






最後の連休

2017-02-07 05:20:20 | Weblog
ドック明けオガマルの入港日、朝一でキーボードに向かっている。

半月以上人の出入りの無かったここ父島、今日のオガマルの入港でまたいつもの島の生活リズムが戻ってくる。夕方には、お店の店頭にもたくさんの品物が並ぶことだろう。

そして人も、乗船客数は500名越えとの事。

今便は不規則な運航で、一泊便。明日の3時半には竹芝へ向け出港する。勿論、優雅?に内地でバカンスを過ごした島民の方々の帰島もあるのだろうが、内地の旅行業関係の方々の来島も多いようである。

いずれにしても、我が家のお気に入り「不便ながらも静かな父島」は、オガマルドック明けとともに幕を閉じる。

先週の土日、僕にとってはそんな父島の最後の連休。

土曜日は、オガマルのいない桟橋で朝6時から餌の無くなる午後3時過ぎまで、シマアジ狙いの餌釣り。小潮にもかかわらず浮は思いのほか沈み、釣り自体は楽しめたのだが、シマアジはおろか、クーラーボックスは空での帰宅。

僕にとってオガマルやハハマルの運行を気にせず桟橋釣りのできるオガマルのドック期間、残念ながら今年もシマアジには縁がなかった。

翌日曜日、小学校の先生からのリクエストで、ご希望の先生方やご家族を妻と二人でハートロックへご案内。

小港園地9時集合、お子様も含め総勢15名の大パーティー。

一日を通して曇りの予報だったが、風も無く、お日様が顔を出す時間も多く、ハートロックからの絶景、そしてクジラ、帰路ではアカガシラにも遭遇。

この時期のハートロックツアーとしては、ほぼ満点と言えるくらいの楽しい一日となり、ご案内させていただいた我々もホッと一安心。

ドック期間最後の休日を、素敵に締めくくった。




そんなハートロックの一日


小港園地集合






北袋沢登り口







山歩き中!






ハートロック赤土の上で










ガジュマルの森






上り口に無事帰宅




帰路寄り道した農業センターの桜