小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

4年に一度の日

2008-02-29 18:04:37 | Weblog
昨日は色んな意味で、本当に寒い一日。

ブログ投稿の後オガマルの荷役の仕事に出かけたが、ほとんど日が差す事は無く、一時は雨まで降り出してきて慌ててカッパを着込んでの作業。しかし幸いにもと言うべきか、雨はほんの一時で上がってくれたのだが、吹き続ける北東の風に、寒さ凌ぎにカッパが手放せなくなってしまった。

帰宅後は風太と北東の風裏になる境浦へイカ釣りに。5時干潮の為潮はかなり引いているのだが、荷役仲間の連中が仕事終了と同時にサーフィンするためにすっ飛んで帰ったほどのウネリうが入っており、境浦の岩場も波しぶきがかなり当っている状態。

しばらく様子を見ていたのだが、せっかくここまで来たし、何とか成りそうと波のタイミングを見て膝まで水に浸かり、目標の岩の上へ。早速イカバケを投げては手繰り、シャクリの繰り返し。しかしいつもの如く釣れる気配は全くなし、しかも僕も風太も仲良く小笠原を釣り上げ、バケ2本をパーに。追い討ちを掛けるように、大きなセットで波しぶきを被り下半身ずぶ濡れ、すっかりテンションは下がり退散。

このままではあまりにも寂しいと、その後は風太と奥村グランドでキャッチボール。何とか冷え切った体は温まったが、イヤー、ほんまに寒い一日。

さて本日。今年は閏年、オリンピックの年、そして今日は2月の最後29日、4年に一度しかない日だ。そんな特別な日、朝方はどんより曇っていたが、その後お日様が顔を出し、緩やかな南風とあいまって、久し振りのポカポカ陽気に。

昼休みは青灯へ。います、青灯の常連トコさん、バート、ジェームス、彼らに混じって風太、今日は浮きが4本も並んでいる。そして前浜のランチトリオ、バップさんにバリトンさんも今日は釣り見学しながら青灯ランチ。その他にも何人かの顔見知りが覗きに来て、青灯は大賑わい。

しかし肝心の釣果の方は、僕が覗きに来る前にパラパラと皆さんそれぞれ2本ほどムロを釣り上げたきりさっぱりのよう。残念ながら、昼休みを青灯で過ごしに来た連中が仕事に帰る時間まで、浮きはピクリともしなかった。

「4年に一度の特別な日だし、夕方仕事終わってからコペペでイカ釣りもいいな」なんてバップさんは言っていたが、大好きなアルコール我慢して今頃コペペでしゃくっているのかどうかは、はなはだ疑問(バップさん失礼!)

写真は今日の青灯。

昨夜は大勝

2008-02-28 07:37:28 | Weblog
昨日の夜は、バスケの試合があり、ブログの投稿はお休みしました。

そんな昨日は大荒れの天気。例によって発達した低気圧の影響で、南西の風ドン吹き。そんな中、防災小笠原の島内無線は、時間をずらし二度にわたって以下の様な事を告げていた。

母島2時出港予定のハハマルの出港時間の12時への変更。そして、今日(28日)のハハマルは低気圧の発達次第で欠航の可能性もあるため、今日出港予定のオガマル乗船予定者は、昨日12時出港のハハマルに乗船する事。

いずれにしても、旅行者も宿の人も大変、罪な低気圧である。父島への旅行だけでも日程の調整等苦労が多いと思うが、母島まで、特にオガマル1航海の中で足を延ばすとなるとかなりリスキーな旅である。それだけに、魅力も有り、得る物も多い旅なのかもしれない。

いつでも行けると思っているうちに、やや機会を逸してしまった感はあるが、母島、是非一度は行かなきゃネ。

そんな荒れ模様の天気だったが、昼休みは南よりの風裏になる、宮之浜でランチ。アパートの隣人‘たびんちゅ’のヨッシーが素潜りツアー中。「チワー、ここは凪だね」と僕「今日は、ここくらいしかないでしょ!」とヨッシー。水温は20度、1時間が限度らしいが(彼は無類の寒がり)透明度はGOODとの事。お日様がほとんど顔を出さず、やや寒そうだったが、3人のツアー客の方々も小笠原の海を堪能できたのでは。

その後1時過ぎあたりからドシャ降りに強風、そして夕方には珍しく地震も有り、まさに大荒れといった一日。

夜は雨も上がり、高校の体育館でのバスケの試合へ。先日敗れたティーム同士での順位決定戦で、相手は小笠原支庁。

高校のグランドでは、野球やサッカーの試合何度かやっているが、体育館は初めて。校舎内や体育館が立派なのにはビックリ。そして昨夜は観客もヤタラと多く、これには暇つぶしに一緒に来ていた息子の風太も驚いていた。おそらく我々の次の試合試合が準決勝で、人気ティームが出場していたのだろう。

肝心の試合、今回は出だしからジョークスペース、終わってみれば40点以上得点し我がジョークスの大勝。僕も試合の半分くらい出場させていただき、気持ちの良い汗を掻かせて頂きました。

さて、今日はオガマルの出港日でこれから荷役の仕事。予報はまずまずなのだが、先ほどパラパラと来て、慌てて洗濯物を取り込んだ。今はどんよりとした曇り空、風が北風に変わり、昨日と違ってかなり寒い。雨の荷役だけは勘弁願いたいところだ。

写真は昨日の宮之浜、ご覧の通りのベタ凪。

今日はサイクリスト?

2008-02-26 18:13:36 | Weblog
相変わらず寒い小笠原、しかし今日は南風と言う事で、日中はいくらか気温上がりそう。風邪の方もどうやら90パーセンドで回復、このまま長ズボンにソックス、ズックを続けていると本当に体がそれに慣れてしまうのではと思い、今日は七分丈のズボンにギョサンで出勤。

朝一番の自転車はやや足元が寒かったが、それも走り出してしばらくすると感じなくなった。一応復活といった所か、しかし年取ると風邪の治りも本当に時間が掛かる。まずは病気せぬよう、普段から注意しないとネ。

さて、昼休みは久し振りに手弁当を持って前浜へ。実は昨日も朝から青灯で釣りをしていた風太、釣果はムロ2本だったのだが、流石に今日は気分転換?自転車でフラッと出掛けるようなことを言っていた。

朝方雲の多かった小笠原だが、ラッキーにも昼休み時には雲間からお日様が顔を出し、ポカポカ陽気。とは言うものの、晩秋まで水着姿で子供達を遊ばせていた島のヤンママ達も、厚手の上着を羽織って、浜でランチ、2月ですから。

僕も手弁当を開いていると、スガチエ、しばらくしてバリトンさんがやって来た。このところ昼休みは風太の釣り見学で青灯に通っていた為、久し振りって感じ。「息子さん、今日は釣りはoffみたいだね」「サイクリングらしいよ」「さっき屏風谷の坂、自転車で上ってるの見かけたよ」バリトンさんとの会話、どうやら本当にチャリで出かけたらしい。

小学校の仕事を終え、帰宅して息子に聞いてみたら、なんとコペペから帰りは夜明け道路を制覇?して帰って来たらしい。これには僕もちょっとビックリ。彼の乗っているプジョーのクロスバイク、フロントのインナーギアが42。はっきり言ってプロのロードレーサーしか乗りこなせないような大きなギアが付いているのだ。ちなみに僕のランドナーのインナーギアは26、つまり途方も無く重いギアで夜明け道路の長いアップダウンを走ってきた事になる。

流石に途中何度かお休みしたらしいが、それにしてもあのプジョーのクロスバイクで夜明け道路とは、風太見直したよ!

「今度は一緒に夜明け道路ツーリング」僕の誘いに「もう二度と行きたくない!」だって。

写真は今日の前浜、暖かかった。

バスケは完敗

2008-02-25 18:34:12 | Weblog
昨日はブログ投稿の後、空模様もハッキリしないし、このところ御無沙汰していた我家の愛車3台の整備。

息子の風太が遊びに来ている為、普段妻が通勤に使っているプジョーのクロスバイクを風太に進呈。妻は、我が家の六畳一間にいつもはデンと構えている、アルプスのイエローのランドナーを利用している。

はっきり言って全くメカオンチの僕、自転車の整備と言っても、駆動部分を清掃して注油する程度。後はワックスでフレームを磨き、空気を入れてハイ終了。それでも3台やれば結構時間が掛かる。そして不思議な物で、お掃除してやった後の愛車にまたがると、どことなく走りが快調になったような気がしてしまう。

僕達にとってこの島での唯一の移動手段と言えるチャリ、これからも長生きしてもらわねばならないし、潮で錆びやすい島での生活、せめて月に一度くらいはお手入れしてあげないとネ。

昨日の我家は家でダラダラと言う雰囲気だったが、嫌がる風太を無理やり引っ張り出してお散歩、と言っても夜明け道路を長崎展望台まで、かなりのペースでのウォーキング。妻は走ることも好きだが、歩きもかなりお好きなようで、しかも速い。妻のペースで歩いていると時々思うのだが、僕にとっては歩くより走ったほうが楽じゃないかと、それくらい僕は妻と違って速く歩くのが苦手だ。

おそらく内地では全くウォーキングなんてしてないであろう風太にとっては、なおさら辛いお散歩になったようで「もう二度と散歩には付き合わない」とかなり不機嫌になっていた。

その後は例のバスケの試合に、暇つぶしに応援に来てくれた風太と小中学校の体育館へ。相手は気象庁ティーム、以前バレーボールで対戦した事が有り、何となく見慣れたメンバーばかり、平均年齢はかなり若そう。

我がジョークスも若さで対抗?とばかり先発メンバーは若手で構成、と言っても正確にはわからないが、30歳ははるかに越えているだろう。試合のほうは相手ティームが1枚も2枚も上手、残念ながら完敗。最年長の僕もおまけでちょこっとコートに立たせていただいたが、思うように体は動かず、バスケットは難しいネ。

そしてダブルヘッターの野球の試合は、会場の都合で来週に順延、又次週のお楽しみに。

さて今日はオガマルの入港日。大荒れの天候に流石のオガマルも定刻1時間遅れ12時30分、329名の乗船客と共に入港。荷役作業は昼休みなしの通し荷役。積荷の量は最近の平均といった所だったが、今日はヘリコプターと言う変わった積荷も。時化の海でも、オガマルは何でも運んでくる、本当に頼りになる奴だ。

写真は昨日長崎展望台で、妻とややフテクサレ気味の風太。

荒天続きの週末

2008-02-24 09:11:16 | Weblog
昨夜は、ヤグチ家のディナーに家族で御招待頂き、カータンの手料理に舌鼓。そして美味しいBeerに泡盛まで、すっかりいい気分になってしまい、ブログはお休みさせて頂きました。

そんな昨日、まずは休日の恒例、妻との扇浦までの早朝ジョグ。前日の予報では曇り後雨、南よりの風が強まるとの事だったが、朝の時点では風は穏やか。しかしこのところの朝と違い、空気は生暖かく感じる。そして、いつものペースで我家に帰りつく頃には、予報通り徐々に風が強まってきた。

条件がよければ、風太を洲崎での初磯釣りに連れて行こうかと思っていたが、南よりの風では真正面から風を受けることになる洲崎、又次回と言うことに。

ただ朝のネットの予報では、雨マークがとれ曇りの予報。風はかなり強いが、せっかくの休日、家でゴロゴロしていてもしょうがない、と言う事で風太と青灯で釣り(他にやることないんかい!)

青灯では顔見知りの先客が3人、釣り糸を垂れていたが、次第に強まる風と釣果がないため、一人又一人と姿を消し、結局我々二人だけに。はっきり言って僕も一人だったら止めていただろうが、風太と世間話しながら餌が無くなるまではと、浮きを見つめる。ちなみに今日は、二人ともアミコマセにサビキでムロねらり。しかも一応本命はデカムロ、あくまでも目標は大きく。

右からの横殴りの強い風に、浮きもまともに立たないほど。ランチを持って覗きに来た妻も、あまりの悪条件にしばらくして帰ってしまった。ところがしばらくして風太の竿にアタリが、強風でいつもと勝手が違う為か、釣り上げる直前ばらしてしまった。悔しがる風太、しかしムロは来ている、二人とも一気にテンションが上がる。

その後ポツリポツリと食い始め、結局二人でムロ13本、そしてその内1本は狙いのデカムロ。コンディションは良くなかったが、十分釣りを楽しむことができた。

さて日曜日の朝、いつもの早朝ジョグを終え、朝食の後こうしてキーボードをたたいているが、今日は昨日より更に荒れ模様。ネットの予報では波高5メートル、天気は一日曇り。先ほど防災小笠原の島内放送は、海況が悪い為、今日のハハマル(父島~母島の定期船)の欠航を告げていた。

三陸沖で台風並みに発達した低気圧の影響なのだろうが、このところの父島、週末になると計ったように天気が悪い。妻の「最近まともに太陽見てないから、白くなっちゃった」と言う冗談が、冗談じゃなくなりそうな空模様。

今日は4時からバスケ、そして6時から野球の試合と夕方からは忙しいが、せっかくの休日、これからどうしますかネ。

写真は昨日お世話になったヤグチ家で、エコちゃんにイータン。