小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

お約束の大荒れ

2010-12-31 17:21:42 | Weblog
大晦日、2010年も残す所後6時間あまり。午前中の大晦日カウントダウンの準備のバイトを終え、先ほど扇浦までのんびりジョグ、シャワーの後パソコンに向かったいる。

所で毎年のようにこの時期になると触れてきたように記憶しているのだが、父島は朝から大荒れの天気。

「観光船が入ると荒れる」

小笠原に古くから伝わる言い伝え(ホンマかいな)通り、台風のような強風と高波。今朝7時に入港予定だった観光船「いしかり」は、沖のポンツーンに一旦係留したようだが、大時化の為舫綱が切れそうになり停泊を断念、出港してしまったようである。

そうしてもう1隻、11時入港予定だった観光船「きそ」は、早々と入港を断念した模様だ。南に下るほど状況は幾らかマシと言う事で、硫黄島方面にむかったと言う噂もあるが、真意の程は定かでない。何れにしても船の揺れは相当なものだろうし、乗客の皆さんご愁傷様でございます。

自然が相手、しかもこの時期の海は荒れる可能性が高く、ある程度は覚悟の上と言うことになるのだろうが、それにしても今年の荒れ方は半端じゃない。小笠原だけでなく、列島すべてが大荒れのお天気のようで、しょうがないネ。

先ほど準備していたカウントダウンのイベントも、強風の為当初予定していたお祭り広場での開催は無理と言う判断で、オガマルの船客待合室に会場が変更となった。この後9時半集合で、本日2度目のアルバイト、新年は船客待合室で迎えることになる。


僕のブログを覗きに来てくれている物好きな皆さん、今年1年僕のブログにお付き合いいただき、本当に有難うございました。皆様にとって2011年が素晴らしい年でありますように!南へ1000キロの島から、お祈り申し上げております。


所で妻が内地へ行っている今、当然の如く自炊している。写真は昨夜の夕食。



ポークビーンズ、チョリソ、スクランブルエッグ、ツナサラダ、パンそして勿論BEER、その後は赤ワイン。

「相変わらずネ!そんなの料理じゃない」妻の声が聞こえてくる。

そこで今朝バイトに行く前、クリームシチューに挑戦。



早速今日のランチ。豚コマ、キャベツ、パプリカのオイスターソース炒めとシチューを試食。結構いけるじゃん!沢山作ったのでしばらくはシチュー攻め?

この後ディナー、シチューたっぷり食べて、バイト2回戦行ってきます。


それでは皆様、良いお年を!!

納会&釣納め

2010-12-29 18:05:17 | Weblog
昨夜は我家で早朝フリスビー仲間の納会。

妻は内地で不在、そして僕はほとんど料理が出来ない。メンバーの皆はその辺を良く心得ており「場所は提供するから、一品持ち寄り」と言う僕の申し出を快く受け入れてくれた。

僕もいくら料理が苦手とは言え、お客さんをお招きするのに何も用意しないと言う訳には行かず、例の塩でしめたムロを使ったサラダと、キムチ鍋を用意。と言っても、鍋の方はたれを購入、そこに書いてある食材を用意するだけ。料理と言うレベルの物ではないネ。

7時から7時半頃開始と言う約束の時間に合わせ、三々五々メンバーが集合。僕を含めて総勢10名の賑やかな納会となった。そして皆が持ち寄った一品も多種に及び、それぞれの料理に舌鼓を打つうちに当然の如くアルコールも進み、本当に楽しい宴会となった。

今年1年メンバーの皆さんにはお世話になり、サンキューでした。来年もオジサンと遊んでください、宜しく!


以下、昨夜の宴会の様子。





早朝フリスビーの納会らしい一枚、ケーキはフリスビー、似てるかな?




昨夜のアルコールがやや残り気味の今朝、いつもの休日よりやや遅れ気味で、桟橋での釣りへ。そして、今日が僕にとって本年の釣納めと言う事になる。

明日30日はオガマルの入港日で、荷役の仕事。そして大晦日、元旦は、観光協会のイベント、大晦日カウントダウンと元旦海開きのスタッフとしてアルバイトの予定だ。貧乏暇無しと言う事ですな。

たまたま今日仕事がOFFだった息子と、久し振りに桟橋で共に釣り糸をたれた。因みに彼も郵便関係の仕事をしている為年末年始は忙しく、次の休みは年明け4日との事だ。

そして、今日の釣の神様、何故か僕に微笑んでくれた。年に一度くらいはこんな日があっても良いだろう。たまたまそれが僕にとっての釣り納めの日にマッチしてくれた。シマアジ3枚にカイワリ1枚。特にカイワリは、それとしてはなかなかのサイズで、トチさんに計ってもらったら1,6キロ、小型のシマアジがかすんでしまった。僕にとってはこの上ない今年最後の釣行となった。

釣りの神様、来年もくれぐれも宜しくお願いいたします。


今日も僕のカイワリを計測してくれたトチさん



こちら御愛嬌の息子、ハタタテダイ



今年最後の釣果




絶好調

2010-12-26 16:51:21 | Weblog
先週の木曜日、天皇誕生日の休日、ブログ投稿の後は予定通り釣りへ。桟橋では久し振りに‘バート’(バートランカスターに似ているので我家ではそう呼んでいる)が釣り糸をたれていた。

「珍しいですね!お久し振り」「でかいシマアジを取り損ねたよ、3キロは有ったな」バートは相変わらずだ。

その後、休日、そしてオガマル出港中と言う事もあり、桟橋は多くの釣人で賑わった。釣果の方も十分。あの日はムロが入れ食い、しかもグッドサイズ、所謂デカムロと言うやつが面白いように上がった。

僕のクーラーボックスの中も、デカムロででいっぱい。妻は内地の為ムロを沢山もって帰ってもどうしようもないので、釣の途中でトチさんの車を借り、海洋センターにプレゼント。その後仕切りなおしで釣り糸をたれていると、今度は本命シマアジをゲット。7~800グラム程度の物だが、それでも引き味は十分。結局あの日はムロ20本程、シマアジ1枚、おまけにメアジも1本と十分な釣果。

そしてムロ2本、シマアジ1枚は自宅に持ち帰り、翌日自分で包丁を振るった。3枚に下ろした後(言うのは簡単だが、何せ魚を処理するのは始めて。トチさんに一応やり方は聞いていたのだが、悪戦苦闘の連続)ムロは塩でしめて保存食に。シマアジは一昨日、昨日と刺身に舌鼓を打った。

自分で釣ったシマアジを、自分で捌き刺身で食べるなんて、我ながらビックリ。そしてこれが結構と言うか、大変美味。

今日はこれから塩でしめたムロを試してみるつもりだが、こちらはどうだろうか。美味しいBEERとムロの為に先ほど夜明道路1周のジョグ、準備は万端、さてそれでは夕餉の支度にかかりますか。

写真は、昨日の桟橋の様子。昨日は残念ながらシマアジは上がらなかったが、デカムロ5本ゲット。











そして、僕の捌いたシマアジの刺身




歩き納め、帰省、皆既月食、地震、津波、ダイブ

2010-12-23 05:30:55 | Weblog
流石師走、ここ数日は目の回るような日々。

まずは日曜日。「これが今年の歩き納めだね」と言う事で、ハートロックまでの山歩きツアーへ。天気予報はまずまずだったのだが、北袋沢の登り口から山に入った頃からポツリポツリ。幸い山の中は木々が天然の傘となり、ずぶ濡れは何とか免れた。ハートロックに着いた頃には雨も上がり、曇り空の中でのランチ。今年最後のハートロックは、70点と言った所。その後はいつものように、辰巳道路、夜明道路を山周りで我家へ。

そしてその夜、僕は南島認定ガイドの更新のための講習会。昼間の山歩きに加え、夕食後と言う事もあり、2時間半の講習&テストは僕にとって耐え難い物となった事は言うまでも無い。

さてその翌日火曜日は、オガマルの出港日。そしてこの船で妻は約2年ぶりの内地へ帰省。

「行ってらっしゃい~!元気で」と綱を外しながら一応心の中でお見送り。

その夜は例の皆既月食。チラッと欠け始めた月を見ながら、6時開演、荷役仲間の送別会へ。僕にしては久し振りに深酒?就寝は12時を回っていた。そんな眠りに着いたのも束の間、未明の地震に起こされた。結構長く揺れ、食器はガタガタと音を立てている。やっと揺れが収まったと思ったら、津波警報と避難の放送。如何しようかと迷ったが、アルコールが残り寝不足状態で全く動く気にならず「これで死んでも、まあ良いか」とそのまま寝込んでしまった。幸い津波の被害は無く、ホッ!

そして昨日帰宅後パソコンのメールをチェックすると、オガマルの妻からメール。夜中にダイブした人がいたらしく、その影響で竹芝入港予定は、3時間半遅れの7時との事。怒りで引きつった妻の顔が目に浮かんだが、勿論僕にはどうする事もできず、6時からの小学校教職員の忘年会へ。

昨夜は一次会で自重し今朝は早起き。このブログ投稿の後は、桟橋での釣りの予定だ。残念ながら今週シマアジは何処かへ行ったしまったらしく、まったく釣果は上がっていない様だが、のんびり釣を楽しむつもりだ。


写真は、歩き納めの一日の様子。




















豪華な食材&ディナー

2010-12-17 20:03:48 | Weblog
一昨日の水曜日、息子と彼女を御招待、我家で楽しいディナー。妻がこの時とばかりに、父島の水産物をメインに腕を振るった。

メインは、なんと言っても先日僕の釣り上げたシマアジと言いたい所なのだが、残念ながらその上手を行く食材が、我家の冷凍庫ではその出番を待っていた。その正体は、妻がお知り合いから頂き、息子と彼女の為に大切に冷凍保存していた‘イセエビ’だ。

この島のイセエビ漁はその時期が限られ、漁師さんしかその漁は認められていない。そしてこのお歳暮の時期、漁協を通して購入、内地へのお使い物として大変人気のある商品でもある。先日のオガマル出港の折にも、沢山のイセエビの冷凍小包が漁協から運ばれ、冷凍コンテナへ積み込まれた。

勿論お使い物だけではなく「年に一度くらいは、イセエビも良いよね」と言う事で、地産のイセエビに舌鼓を打つ島民も少なくは無い。


それでは、先日のディナーの様子を写真で紹介。





こんな食材が三点盛りに



残念ながら、と言うか、勿論イクラは地産ではありません


しかしこちらは地産の一品。我家の貴重な食材調達先?トチさんから頂いたメアジを妻がフライに。




そして御二人さん




魚尽くしの後は、デザート&ティー




そして再び御二人さん



若いってイイネ!