小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

小笠原ダービー(G1)

2007-01-31 20:21:39 | Weblog
関東地方は春の陽気だったようだが、小笠原も今日はやっと晴れてくれました。

水曜日の朝は早朝フリスビーから、しかし今日は僕を含めて3人。仕事へ向かう途中、又もシマねえとバッタリ、先週と同じパターン。新人さんはどうしたんだろう、後から参加してる事を祈るばかりだ。

朝方はやや雲が多かったが、やがてその雲も取れ、久し振りの快晴に。お昼休みは前浜へ、なんと水着だけで泳いでいる人が二人。僕もTシャツを脱いでのランチはとても気持ちよかったが、ちょっと水着だけで泳ぐ気にはなれない。前浜スイムはもう少し暖かくなってからにしよう。

ランチの後青灯を覗いて見る。マーカスが一人釣り糸を垂れていたが、今日は全くダメのよう。ポカポカ陽気に、日向ぼっこしながら雑談、昼休みはあっと言う間に終わってしまった。

そして放課後、今日は小笠原ダービー(G1)開催の日。親睦を兼ねて、小中高教職員の有志が集まり1500メートルの距離にダービー馬の栄誉をかけて、健脚を競う。僕にとっては、あまりにも距離が短いが、走ること自体は大好きだし、こういったイベントは大賛成、進んで出馬登録した。

先生方、会議等で忙しく、出走時刻は20分ほど遅れたが、5時過ぎに各馬ゲートイン、牝馬2頭を含む10頭が一斉にスタート。流石に若い先生方のスピードは素晴らしく、200mのトラック7周半する間に、危うくラップされそうになりながらやっとの事で6位でゴール。心臓が破裂しそうだったが、終わってみれば心地よい疲労、とても楽しかった。

反省会のお誘いを受けたが、今日は妻の誕生日、いまさら特別な事をするわけではないが、丁重にお断りして、又の機会と言うことに。最後キッチリ差しきった(らしい、必死に走っていた僕には分からなかった)アベノトップガンにお祝いを言って今日はお開き。

写真はお昼入港してきた自衛艦、オガマルノ桟橋に着岸した。二見桟橋も、このところ結構賑やかだ。

オガマル、トラブル

2007-01-30 19:45:04 | Weblog
天気予報によれば、今日の関東地方は晴天の暖かい1日で、明日は4月上旬並みの気温になるとか。それに引き換え小笠原は今日もパッとしない空模様、雨は落ちていないが、ドンヨリとした肌寒い曇り空の下の出勤。

小学校で仕事していても肌寒く、長袖のシャツの上からフリースを着込んでの業務となる。

お昼休みは、少しでも体を動かして温まろうと、ウェザーへ上る。手弁当とペットボトル満タンのお茶他を入れたリュックがずしりと重い。ウェザーに着く前にジワリと額に汗がにじむ。

ウェザーには先客が一人、たまに見かけるご夫人で、今日は少々世間話を。この島に来て半年ほど。暇なので、天気さえ良ければ毎日ここまで歩いているそうで、夕方は仕事を終えたご主人と、ウォーキングを楽しんでいるらしい。

妻と僕がジョギングしているのをたまに見かけるらしく、ジョギングとウォーキングの話にチョッピリ花が咲いた。おまけにのど飴を一握り頂き、ご馳走様でした。

今日は北よりの風がそこそこ有り、白波もチラホラ、こんな日はクジラのブローを見つけるのは難しい。それでも僕の目で3グループほどブローを確認、比較的近く、肉眼で黒い背びれや尾びれを確認できた。今年は本当にこの時期にしてはクジラが多いようだ。

午後通用口の窓拭きをしていると、「ボ~」と汽笛の音、オガマルの出航である。ところが5分経っても10分経っても前浜沖にその姿が見えてこない。窓掃除している間に見逃したのかなと思っていたら、やがて又汽笛の音。20分以上送れて、無事?出航して行った。

知人を見送りに行っていた先生の話では、いつもと逆方向(昨日のブログに投稿)に接岸していた為、一旦離岸したが、船体を回しきれず、一度戻ってアンカーを打ち直し、再度の出航だったらしい。最強オガマルもたまにはご愛嬌!

しかしオガマルのこと、きっと今夜は飛ばして、明日は4月上旬の竹芝へ、定刻で入港する事だろう。オガマルは最強だからネ!

写真は今日のウェザーでの1枚。ランチしてるとよく寄って来て、横目でおねだりする、イソヒヨドリのメス(たぶん)。

雨の月曜日

2007-01-29 19:45:56 | Weblog
昨夜の天気予報通り、雨音で目が覚める、朝からかなりの降雨だ。

今日はカッパを着込んでの出勤、月曜日の朝からこれじゃ、全くテンションは上がらない。

小学校で掃除していると、防災小笠原の島内放送、そう今日は久し振りに、ドック明けのオガマルが入港してくる。207名(少なっ!)の乗船客を乗せ11時50分の入港予定との事。定刻20分遅れ、チョッピリ揺れたのだろうか。

今回のオガマルは、変則日程で明日には早くも出航、そして次回の入港は2月7日、出航は2月10日と言う事になる。つまり今回の船で観光に来た場合、明日の船に乗らなければ必然的に2月10日までの滞在。全行程15日間の長旅になるわけで、207名と言う乗船客もうなづける。

昼休みは、郵便局と村役場に用事があり、小雨になったこともあり自転車で出かけたが、村役場を出るころには、土砂降りの雨に、前浜のゲゲゲハウスまでダッシュ、雨をしのいで寂しくランチ。

丁度オガマルが入港してきたが、なんだかいつもと違うぞ、向きが逆なんだ。いつもは岸壁から見ると右に船首があるのだが、今日は逆、船首が左で着岸した。こんな事、僕がこの島に来てから初めてだと思うのだが、まっいいか、大した問題じゃないね。

結局今日は一日降り続き、帰りも小雨の中の帰宅。途中ジェームスがバイクで追いかけてきて「今日は、デカムロ入れ食い!」と、豪快に笑っていた。あんな雨の中よく釣りに行くなと感心、僕はまだまだだね、シマアジは100万年早いか!

今日も写真を撮る機会が無く、土曜日の宮之浜の写真で失礼。キイロハギとユウゼンのツーショット、もうちょっと横から撮らないとだね。

今日はサッカー

2007-01-28 17:31:35 | Weblog
本日1月28日は、我が息子風太の二十歳の誕生日。成人前の息子を内地に残し、こうして我々の小笠原での生活が1年を過ぎたのも、息子の風太と娘のキヨラの内地での生活が成り立っていればこそで、2人には本当に感謝している。

そんな息子の誕生日に、なにもしてやれない自分が情けないが、背伸びしてもしょうがない。今の僕に言えるのは、元気に暮らしている事くらいかな。

昨日一応メールしたんだけど、この場を借りて、風太二十歳の誕生日オメデトウ!!

さて今日の小笠原は1日雨の予想、12時半からサッカーの試合があり、できれば雨は勘弁願いたいところ。

小中高の教職員がメンバーのジョークスなるチームがあり、今日は野球の試合とサッカーの試合が重なってメンバーが足りないため、数日前、急遽助っ人を依頼された。「サッカーはズブの素人、それでもよければ」と言う僕に「立っているだけでいいから」との事、それならばと引き受けた。

相変わらずの気まぐれ天気で、降ったかと思えば、上がったりとハッキリしない空模様。結局野球は中止になったようで、サッカーのメンバーは足りないどころか5~6人も余るほど。僕なんか全く必要なかったのだが、せっかくだからと30分ハーフの前半15分左サイドバックで出場。

今日の相手は小笠原支庁チームで、どうやら我がチームのほうが力はかなり上だったようで、ほとんど左サイドバックの出番はなし、試合は確か9対0の完封勝利。7チーム(確か、定かではない)ほどでリーグ戦をやっており、ジョークスは例年優勝を争う位置にいるらしい。そんなチームの助っ人は、今日限りにして欲しいね、50過ぎたおじさんに今からサッカーはちょっとシンドイ。

無事サッカーも終わり、雨も小康状態、こんな午後はジョギングしかないかなと、一昨日の妻に対抗意識を燃やし、夜明け道路1周のランへ。やはり僕にはサッカーよりジョギングかな、少なくとも気疲れすることは無い。苦しくてもマイペースで行けばいいんだから。

今日は写真撮っていないので、昨日泳ぎ釣りしたアカバの写真。手繰り寄せながら、片手で撮った1枚。

久々全開の休日

2007-01-27 20:28:12 | Weblog
先週末は、日曜日にロードレースがあり、その準備等で土曜日曜が半日の出勤、今日は久し振りの休日と言う感じだ。

毎週土曜日の恒例、妻は入念なお掃除、僕は風呂掃除、そしていつもならまずは扇浦までジョギングと言うことになるのだが、なんと妻は昨日あまりの好天に、パート終了後夜明け道路1周のジョグ、しかも1時間半で走ったとの事。正月内地でずいぶん走りこんだのか、パワー全開といった所である。

そんな訳で流石に今日はジョグはパス、歩きで宮之浜へ、素潜りと言う事になった。ダイビングバックに満載の荷物、そして肩には4キロのウエートベルトを引っ掛け、エッチラオッチラ、こんな島民見た事ないね。

途中「久し振り、パン屋さんへ行ってみよう」と妻、山の中腹のパン屋さんへ寄り道してごっそりパンを購入、冷凍しておくらしい。

宮之浜は、快晴ベタ凪絶好のコンディション、妻は浜で読書、iPod、etc。僕は例の如く、泳ぎ釣りに、水中撮影、そして素潜り。1月も後半に入り、水温もそれなりに下がっているように感じるが、透明度の方は今日はgood。魚影の方も宮之浜のスタンダードといった所か、まずは手当たり次第に水中撮影、相変わらず狙った魚に近づき、画面の真ん中で、しかも真横から捕らえるのはなかなか難しい。

素潜りと水中撮影を楽しんだ後は、泳ぎ釣り。前回は釣果ゼロだった為本日は何とかゲットしたい。いつものポイントで餌を下ろすと熱帯魚系の魚が突っつき出す、程なく岩陰から現れたアカバが飛びついた、サイズ的にはかわいい奴だが、味噌汁には何とか使えそう、とりあえず確保。その後頑張ったが結局同じようなサイズのアカバ1匹だけ、今日もビッグサイズのアカバには出会えなかった。

浜でランチ後、「ウェザーでも行ってみる」僕の問いに妻は即OK。宮之浜からウェザーまで、水を含んで更に重くなったウエット他一式を担ぎ激坂を上る、こんな島民は益々いないだろうネ。

ウェザーは今日もクジラが沢山、そしてホエールウォッチングを楽しむ人、昼寝する人、それぞれのウェザーを楽しむ島民も沢山。そしてクジラ調査の海洋センターのスタッフ、今日も大忙しのようである。

相変わらず目のいい妻は、僕の倍以上のブローを発見、そしてブリーチもバッチリ、今シーズン初のクジラを満喫したようだ。

写真は、ちょっと左に寄ってしまったが、今日撮ったユウゼン。内地の観賞魚屋さんでは数万円する物もあるとか。