小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

シマアジ爆釣!

2011-11-27 16:49:50 | Weblog


遂に今シーズン初シマ、ゲット!やりました。

日曜日の本日、仕事はOFF、そしてオガマルは昨日出港した為桟橋はフリー。妻との扇浦までの早朝ジョグ、その後オガマル出港翌日恒例の早朝フリスビー、ちゃんと体を動かしてから桟橋での釣りへ。

桟橋到着は7時半、顔馴染みの先客は2人、その横で早速釣行の準備。今日は息子も参戦するとの事で、僕の隣に場所を確保。

第一投は7時45分、時折北東のブローが強く、左からのサイドとなるため糸ふけが気になるが、釣が出来ないほどではない。先客の情報では昨夜メアジ入れ食いの間にポツリとシマアジも上がったとの事。そろそろ僕もシマアジを上げて釣仲間の輪に入りたいところだ。

8時過ぎに息子も参戦、そしてそれから30分程経った時だろうか、僕の浮が微妙に沈んだ。すかさず合わせる、そして次の瞬間あの確かな手応え、シマアジだ。

「タモ、タモ」息子に声を掛ける。

竿を上げタモを持った息子は意地悪く「まじかよ!バラセ、バラセ」

あの独特の手応えを感じながら、慎重に引き寄せる。そして手元に浮いてきた浮に続きあの白い魚体、シマアジだ。サイズはまだ小振りだがシマアジはシマアジ、今シーズン初シマをやっとゲット。

そして今日は何故か釣の神様が橋本家に微笑んでくれたようで、僕が9枚、息子が4枚トータル13枚のシマアジをゲット。二人とも今日一日でほぼ昨シーズンのシマアジの実釣をゲットしてしまった。

付け加えると、後半のほうがややサイズアップ、冒頭の写真より2サイズくらい大きめのやつもゲットし大満足の一日。

釣の神様、有難うございました。

今日は息子が参戦と言う事で、昼前には妻もランチを用意して登場。僕のシマをタモですくってくれたりもして、大活躍。


そんな今日の桟橋。










そして、息子がゲットしたシマの取り込みの様子








何故か血だらけの釣果



そして本日大活躍の僕のタモ。お隣さんのも入れると16枚ほど取り込んだ。



タモ君サンキューでした、また宜しく!

オニヒラ

2011-11-23 05:32:45 | Weblog



写真は、オニヒラアジ(この島ではそう呼ぶが、図鑑で調べるとオニヒラアジなる名前は無く、正式名は分からない)残念ながら僕が釣ったわけではなく、釣仲間のヤブさんの釣果。







なんと5,5キロ、デカイ!お見事!


今週月曜日、小学校は先週土曜日の公開授業の振り休でお休み。当然の如く僕は桟橋での釣り。

確か2時過ぎ位だっただろうか、僕の隣のトチさんの隣で竿を出していたヤブさんの竿が撓りジーっと音をたてラインが出て行く。大物!僕とトチさんは、慌てて竿を上げる、お祭りしたら大変だからネ。しかしどうも様子がおかしい、押しても引いても動かない状態。

「根にでも入られたのかな?」周りで様子を見ていた釣好きたちが呟く。

これはしばらく小康状態だろうと言う事で、僕とトチさんは釣を再開。所がしばらくするとまたじわじわとヤブさんの獲物後動き出す。どうもこちらの方に向かっている。僕とトチさんは再び竿を上げる。

「なんだ?エイか」色んな憶測が行き交う。

やがてヤブさんのポンピングに少しずつではあるが、近づいて来ている。右に動いた獲物を追いかけるように、ヤブさんもリールを巻きながら50メートルほど移動しただろうか。やっと手元にライン、そして浮が見える。

固唾を飲みながら見守る我々の視線の先に現れたのが、写真のオニヒラ。20分程の格闘だっただろうか、一同ヤンヤの喝采。

そして驚く事に、ヤブさんの仕掛けはムロ狙いのサビキ。実は針掛りしていた訳ではなくサビキがオニヒラの胴体の真ん中にグルグル巻きになっていた。最初の写真、ムナビレの後ろの痛々しい傷跡がそれ。オニヒラもさぞ苦しかった事だろう。

ヤブさん、お見事でした。

所で僕のクーラーボックスには、桟橋での僕の釣果としてはおそらくキャリアハイと思われるグッドサイズのアイッパラ(正式名はスマカツオ)が一本、しかしヤブさんのオニヒラにすっかりかすんでしまった。


話は変わって日曜日の夜、久し振りに息子と彼女が我家でのディナーへ。妻の手料理と御二人。






クヤチ~ィ!!

2011-11-17 07:42:15 | Weblog
小学校の仕事を終え、昨夜も凝りもせず夜釣りへ。勿論大本命はシマアジだが、ここ2週間ばかりシマアジゲットの情報は途絶えている。昨年より早め目のシーズンインだった今年だが、中だるみ状態といった所だろうか。

しかし昨夜は月の出が夜の9時過ぎ、日没後暗くなってからそれまでの間はメアジが期待できる。そんな状況の中、昨夜も桟橋は大賑わい。餌釣り、ルアー釣り、多い時で10本ほど竿が並んだだろうか。

僕の第一投は5時前、既に日没時刻を過ぎ、辺りはほの暗い。目の悪い僕、三投目からは浮のケミホタルを点灯。外道が2、3匹掛かった後、浮がゆっくり沈んだ。反射的に竿を立てる、そして確かな手応え。今まで掛かっていた外道とは違い、グッと重い。やがてリールはジーッと言う音をたてラインが少し出て行く。

大本命だ!確信は無いが直感的にそう感じた。

周りの顔見知りたちからも「おー、本命か」と声が掛かる。あの強烈な手応えを感じながら、慎重にリールを巻く。そんなやり取りをしていると、突然、隣で竿を出していたJムスが「なんだ!絡んでるぞ」と叫ぶ。左に走った獲物が、Jムスの仕掛けに絡んでしまったのだ。

所謂‘お祭り’こんな時に勘弁してくれ!僕の頭の中は一気にパニック状態。それでも獲物はまだバレずに掛かっている。已む無くJムスの仕掛けごと何とか手元まで手繰り寄せた。そしてその姿が水面近くまで上がってくる。

「白い、白いぞ!(シマアジは上がってくる時、白く見える)」僕は思わず叫んだ。

釣仲間のトチさんが、タモを持ってかまえている。しかし僕の腕が未熟なのに加え、お祭りしている為に、上手くコントロールできない。一度タモに入りかけた獲物だが、もう少しの所で納まらない。その時運悪く、獲物の掛かっていなかったもう一本の針にタモ網が絡んでしまった。

そうこうしている内に暴れる獲物は遂にバレてしまい、僕の掌から零れ落ちる様に漆黒の海中へと消えてしまった。

クヤチ~ィ!!!初シマならず。

その後ははっきり言って‘消化試合’と言った心境だったが、餌が無くなる8時過ぎまで頑張った。グッドサイズのメアジが4枚、修行はまだまだ続く。

話は変わって、昨日の昼休み、久し振りにアルプスでウェザーへ。交換したスプロケットの具合を確かめたかったのだが、相変わらず異音は気になるが、空回りは全く無く実用的には問題なし。チェーン交換はしばらく様子を見てから判断する事にした。

写真は昨日のウェザーから。小笠原近海でザトウ確認の情報もあり、ここからのホエールウォッチングももうすぐシーズンインだ。















PS 和尚、返信メールサンキュです。そんな訳で初シマはお預けです。機会があれば‘イカタン’試してみます。


アルプス 再生

2011-11-13 16:04:32 | Weblog
父島での僕の生活の足として大活躍している、アルプスのクライマー。とにかく坂の多いこの島の道路状況もあり、最近かなりお疲れ気味だった。

と言うのも、ウェザーへの激坂などを上る時に使うギアが限られ、当然そのギアには負担が掛かる。具体的に言えば8枚有るギアのトップ側から5枚目と6枚目、特に5枚目は減りがひどくトルクが掛かる所ではチェーンが空回りしてしまい、使い物にならなくなってしまった。

そこで先日ヴォーグのスプロケットを外せた事に自信を深め、アルプスの減りのひどい5枚目と6枚目を交換する事にした。いつものショップで部品をオーダー、所が5枚目と6枚目のギア単品では品切れ、已む無く8枚一組なら在庫のあったスプロケット一式をオーダー。届いたのが写真の物。




そして本日午前中、交換作業。

交換前



例の工具を使いこんな感じでスプロケットを外す



そして交換後



古い汚れたチェーンと新しいスプロケット、ミスマッチ?





そう、実際に走ってみると、磨り減ったチェーンと新品のスプロケット、どうやら相性があまり宜しくないらしく、走りにはそれ程問題ないのだが‘カチャカチャ’と言う感じの気になる異音が発生。チェーンも新しくしなきゃダメかな?何せ僕の父島生活には無くてはならぬアルプス、機嫌を損ねられたら困るまらネ。また金がかかる・・・・・



交換作業の後、ヴォーグでサイクリングへ。今日は途中扇浦に有るお店で軽食と飲み物を購入、久し振りにコペペでランチ&マッタリ。

コペペへの道が途中工事中でオフロードの片側通行があり、ロードバイクでの走行にはやや苦労したが、到着したコペペに人影は無く、快晴無風のコペペを独り占め、最高のランチ&マッタリとなった。


写真は、そんな今日のコペペ。








メアジ釣

2011-11-09 08:07:43 | Weblog
このブログでも以前に触れたが、夜釣りに最近はまっている。

汗を流したあとのシャワー、その後の夕食にBEERをこよなく愛する僕、最近までどうも夜釣りにはもう一つ乗り気でなかった。しかし例年よりやや早めに夜の時間帯にシマアジが上がり始めた今シーズン、釣り場の知り合いたちのシマアジゲットの話を聞くうち、大本命シマアジ狙いの夜釣りに重い腰を上げたというわけだ。

実はそこで思わぬ副産物。シマアジ狙いの仕掛けにメアジが掛かってくる。勿論今までもメアジは夜、しかも月の無い闇夜ほど食いが良いという事くらいは知っていた。しかし僕の中では、こよなく愛するBEERを我慢してまでメアジを狙うことも無いと、メアジには大変失礼だが、メアジ釣にそれ程魅力を感じていなかった(真剣にやった事も無いくせに)。

シマアジ狙いの夜釣りを初めて一ヶ月程が経つだろうか、その間当然月の満ち干があり、闇夜も有れば満月もある。僕が夜釣りに行くのは大体週に2度ほど。色んなセチュウェーションでの夜釣りをしたが、月の有る無しによるメアジの食いの違いには本当にビックリ。そしてメアジ釣の奥の深さにはそれ以上に驚かされ、完全にハマッた。

闇夜なら、はっきり言って竿を出している人なら二桁はたぶん誰でも釣れる。浮は沈むしそれに合わせれば、まず乗る。但し沈んでから合わせると、ほとんど針を飲まれている。名人は沈む前の一瞬の微妙な浮の動きに合わせる。すると見事に唇に針は掛かる。

この違いは、月夜になるともっと顕著に現れる。食いが渋くなり、浮は中々沈まい。そしてたま~に沈む浮に勢い込んで合わせても、何故か空振り。そんな横で名人は二桁前後は釣り上げる。

「エ~!あれで分かるの」と言うような本当に微妙な浮の動きを、名人は見逃さない。僕が見ていると、その動きは波で揺れているようにも見えるし、あるいはちょっとした風の影響で揺れているようにしか見えない。

メアジ釣は、本当に奥が深い事を名人は教えてくれた。その名人はマーカス(妻と僕がつけた彼のあだ名、我家では彼をそう呼ぶ)。

昨夜も仕事の後、桟橋で夜釣り。第一投は4時半頃、半分よりやや膨らんだ月が旭山の上に既に上がっている。案の定食いは渋く大苦戦、釣果はメアジがやっと一枚。しかし、今までまらただ浮をボ~ッと眺めていたような微妙なタイミングで合わせて、外道だが何匹かゲット。それはアカメ、アブラダイ、ヨスジフエダイ、オジサンetc、修行の道はまだまだ続く。

所で本命のシマアジ、いまだにゲットできていない。メアジ釣の修行もいいが、そろそろシマアジもゲットしないとネ。



写真は昨朝出勤途中に撮った‘ゆり丸’ドック入りしたハハマルの代船。






そして同じ桟橋から、昨夜の夜釣り前。