11月26日 特別な日

一週間ほど前、キラリの散歩の途中、桟橋で釣行中の釣場の友人Yabuさんとしばし談笑。

Yabuさん曰く「橋本さん、26日あの日だよ、覚えてる？」

そう、昨年の11月26日、息子と2人でシマアジ13枚を釣り上げた、僕にとっては特別な一日。たぶんこの時期だよな、とは思いつつ正確な日付は忘れていた。律儀に日記をつけていると言うYabuさんのありがたい一言。

そして今年の11月26日（月）は、23日勤労感謝の日行われた学芸会の振り休で、小学校はお休み。加えてオガマルは出港中、桟橋はフリーだ。

数日前、青灯で夜、シマアジが数枚上がったという情報があり、チョッピリ迷ったが、特別な一日、昨年同様岸壁でのシマアジ狙い。

朝9時から夜7時過ぎまで、途中愛犬キラリの散歩で2時間弱中断はあったが、頑張って竿を振り続けた。日中は相変わらず餌取が横行、ほとんど釣りにならない状態だったが、それでも大きく成長したアイッパラ2本をゲット。そのサイズは恐らく僕のキャリアハイ。

そして辺りがすっかり暗くなった5時半頃、黄色く光るケミライトが何となく頼りなく水中に、すかさず合わせる、竿先が撓る。「あれれ、こらはもしかして」久し振りの手応え、近くまで手繰り寄せても中々浮が浮いてこない。シマだ、慎重に抜き上げると、まだまだ小振りだが、大本命シマ。

やったね！僕にとって今シーズン初シマ、ゲット。

矢張り11月26日は、僕にとって‘特別な一日’だったようだ。忘れないようにしないとネ！


桟橋でウロコを落とし腹を出した後なので、こんな姿になってしまったが、翌朝妻が捌く前の、まな板の上のシマ。




そして昨夜、シマ、アイッパラ、釣果二点盛。当然の如く、大変美味でした。

学芸会

先週の22日23日、小学校では、学芸会が行われた。22日の木曜日が児童観賞日、23日金曜日、勤労感謝の祝日は保護者観賞日。

小笠原小学校では例年この時期、学芸会と学習発表会を隔年で開催している。今年は学芸会の年、5、6年の生徒さんにとっては小学校生活最後の学芸会となる。

一ヶ月ほど前から小学校は学芸会モード。特に一週間前くらいからは会場となる体育館の舞台を使って本番さながらの特訓?が繰り返されていた（と思う、僕は実際に参加しているわけではないので）

そして22日の児童観賞日の日、スタートから終了まで用務のお仕事ほったらかしで、じっくり観賞させて頂いた。勿論、管理職の先生の許可の下です、念のため。

自分が小学校の頃の学芸会、薄れ掛けた記憶を手繰り寄せながら思い出すそれと比較して、今時の生徒児童さんたちの物怖じしない演技、そのポテンシャルの高さに驚かされる。

低学年はかわいらしく、そして高学年になるほどその内容は見ている者の心を強く打つ内容に。僕も思わず目頭が熱くなってしまった。

保護者観賞日の23日は、用務のオジサン開演から終演まで受付のお仕事。暗幕越しに聞こえてくる台詞や歌声、音響の音にその場面が目に浮かぶ。そして大きな拍手や歓声の中、学芸会は終了。赤く目を腫らした御父兄の多かった事。

それぞれの先生方、ご苦労も多かったと思いますが、それを補って余りある充実感、達成感につつまれた事でしょう。これぞ正に教師冥利に尽きると言う事かな。お疲れ様でした。



そんな学芸会、22日の様子






演目順に、まずは3年生






1年生






5年生






2年生






4年生






6年生

快晴の一日

このところぐずついたお天気の続いていた父島だが、昨日は快晴の一日。

お昼休みは、前浜スイムORウェザーステーションか迷ったが、風がチョッピリヒンヤリ感じた事もあり、ウェザーへ。先週末、今シーズン初ザトウ確認の情報もあり、ひょっとするとお目にかかれるかもと言う淡い期待も。

爽やかな空気に包まれ、ガジュマルのトンネルからの木漏れ日を楽しみながらウェザーに辿り着く頃には、額に薄っすら汗が滲む。

ウエザーには、家族連れそして一人ノンビリ海を眺める先客。快晴、静かなオガマル出港中のウェザーを、それぞれのスタイルで楽しんでいる。

僕も早速i-Podしながらランチ。そして何となくあちこちに視線を移しブロウを探したが、残念ながら初ザトウはお預け。日当たりの良いウッドデッキに寝転びシエスタ。何てことは無いのだが、僕にとっては至福の一時だ。

もう一ヶ月もすれば、ザトウもあちこちに姿を現し、それはそれで楽しいのだが、静かなウェザーでの昼寝は難しくなる。まあ贅沢な悩みだけど・・・


そんな昨日のウェザー












そして夜は、たまたま仕事が休みだった娘、そして息子と彼女が夕食へ。どんな経緯だったのか僕は関知してないのだが、どうやら急遽決まったらしく

「オガマル入港前日で、今日は何も無いよ」

と言っていた妻。しかし何処にストックしていたのか、青物いっぱいのサラダにベーコンのサイコロステーキ。そしてメインのカレーに舌鼓を打ちながら、楽しい会話に花が咲いた。勿論デザートも。









全てに快晴の一日でした。

フルコース＋中央山

高校の同期で友人のU＆Mari夫婦の御令嬢,Leeが沖縄から友人二人を引き連れ二航海の予定で来島していた。彼女はこれが確か三度目、そして連れてきた友人2人は始めての小笠原。

たまたま妻も僕も完全フリーだった昨日、3人とハートロックツアーへ。

妻は5月に来島した娘と行っているが、僕は最後に行ったのがいつか思い出せないほど久し振りのハートロック。

いつものように扇浦までの早朝ジョグの後、8時半北袋沢集合の時間に合わせ、一時間前に徒歩で我家を出発。Leeたち3人は村営バスを利用。

そして8時40分過ぎ、遊歩道の登り口から元気良くハートロックを目指す。メンバーは、Leeとその友人Ryo、Peiそして我々夫婦の5人。

いつものように、妻の先導でほぼノンストップでハートロックの赤土の上へ一時間ほどで到着。途中、最近このコースでよく見かけると話題のアカポッポ（アカガシラカラスバト）一羽と遭遇、幸先のよい出だしだったが、ハートロックではあいにくの空模様。ポツリポツリと時折雨も有り、東寄りの風が思いのほか強い。

それでも最高のコンディションとはいえなかったが、絶景を堪能早めのランチを済ませガジュマルワンダーランドへ。若い3人はここでしばし童心に帰り、そしてその勢いで大きな決断。帰路はバスをやめ、我々と躑躅山方面から辰巳道路、夜明道路を左回り、ほぼ島を一周、徒歩での帰り道を選択。

そんな3人に素晴らしいご褒美。途中何と5～6羽のアカポッポと御対面。話には聞いていたが、カラスバトさん手厚い保護のおかげで、その生息数を急増させているようだ。

そして急遽予定を追加、初来島のRyo＆Peiの為に中央山へ寄り道。

我家にとってもフルコース＋中央山と言う、中々ハード、そして楽しい山歩きとなった。

若者3人、最後はややゲンナリ気味だったが、お疲れさん、機会が有れば又遊びましょ！



そんなっ昨日の様子

ハートロックの上で














そしてガジュマルワンダーランド








アカガシラに何故かキノコ








辰巳道路の終点で





夜は、息子が彼女と所用もあり夕食へ



本当にフルコースの一日

中4日

日本選手が多く渡米、その結果シーズン中は毎日のようにテレビで見る事が出来る、MLB。その投手起用は中4日、100球が目処と言うのがいまや常識。それに対して中5日から6日、投球数にはそれ程こだわらない、と言うのが日本のスタイル。お国柄、移動距離、試合数etc色々な要素があり、それぞれのスタイルが確立されているのだろう。

くだらない?前置が長くなってしまったが、今日の中4日は野球の話ではなく、オガマル。

今日入港予定のオガマル、先便の父島出港が先週の土曜日。つまり今回のオガマルは先便から中4日の入港と言うことになる。通常、中2日or3日の運行スケジュールなのだが、今回は何故か中4日、年に一度有るか無いかの珍しいケースだ。

内地に二日で済ませるような用事のある人にとっては、チャンス！そう言う訳でもないのだろうが、先便の出港日オガマルに乗り込む島民の姿が結構目立った。

そしてここ父島でもオガマルの停泊していない日が4日連続と言う事で、何となくノンビリムード。母島へ小旅行、なんて知り合いのガイドさんもいる。

僕は小学校の用務の仕事があるため、完全OFFは先週の日曜日だけ。前日の土曜日夜、シマアジが3枚上がったと言う信頼できる情報筋からの情報もあり、朝6時半からオガマル岸壁でシマ狙いの釣行。

一日中小笠原の太陽が顔を出し、申し分ない釣日和。オキアミ2ブロック、餌が30秒と持たない餌取りの猛アタックにもめげず、夕方4時近くまで竿を振り続けたが、残念ながら本命はヒットせず。クーラーボックスの中は、桟橋で上がるそれにしてはグッドサイズのアイパラらが3本。悪くは無いがシマ狙いだと、アイッパラか、と言うことになってしまうのだが・・・・・

1本は彼女と覗きに来た息子へプレゼント。残りはその夜美味しくいただいた。


快晴の桟橋



何故かコンテナ




今週昼休みに上がったウェザーの帰りに撮った町並み





そして昨日は前浜スイム。西風が強く楽しいスイムとは言いがたかったが、まだサーフパンツ一枚で十分。