hibitekitou
MacとCollada
mac |2010-12-19
Mac OS X 10.6 になり、COLLADAを標準で扱えるようになりました。
扱えると言うのは、FinderやQuickLook、PreviewといったOS標準ツールでプレビュー可能という意味です。
上図はPreviewでdaeファイル(Colladaファイル)を開いたところ。ウインドウ内でドラッグすると画面中心を中心として視点を回転できるし、Optionキーを押しながらドラッグすると、横方向へのドリーが可能です。ズーム(あるいはトラックアップ)はどうやるんだろ。
ともかく、そんなわけで、プレビュー出来るわけです。
ちなみに上図はUVが一つしかなく、質感は全部テクスチャにつけている(Colladaファイル内でPhongのイルミネーションは設定されているようですが)状態でした。
これがマルチUVの物で、各パーツごとに違うUV、違うテクスチャを貼り付けるとイカのようになります。
これ、Softimageから吐き出した物なんですけど、このdaeファイルをSoftimagenに読み込み直すとちゃんと表示されます。
つまり、マルチUVの扱いには問題あるみたいですね。
使用したデータは Poser ―(lwo)→ modo ―(dae)→ Softimage 的な手順でデータの移動を行っています。UVとテクスチャの作成はmodo上で行っており、modoからのマルチUVの書き出しは出来ていることになります。modoでパーツごとにマテリアルをわけ、それぞれに独自のUVを適用しているという形です。
ただ、それをSoftimageに読み込むと、modo上でマテリアルわけを行った物がちゃんとポリゴンクラスタとしてわけられて読み込まれ、また、UVもちゃんと存在しているのですけど、適切なUVが割り当てられていませんでした。惜しい、という感じです。
んで、そこからUVを割り当て直してSoftimageからdaeで書き出して、それをまたSoftimageに読み込み直したのが上図の状態なわけです。前述した通り、ちゃんとUV・マテリアルが割り振られています。
ついでに書くと、modoから書き出したdaeファイルのサイズは16.8MB。それを前述の手順でSoftimageから出力し直したものは77.9MBとなっています。ここまで大きな差がついてしまう理由は、より細かいパラメータをSIは記述しているっぽいってことっすね。modo 501になったら、Colladaのサポートもより手厚くなりそうですし、だいぶ変わるかな。
話をMacに戻すと、こうして出力したものをQuickLookやPreviewで見た時、意図しないシェーディングになっています。これは、Phongシェーディングされちゃっているから、みたいですね。別にMacが悪いわけではなく、modoから出力したdaeファイルにそう記述されてしまっていることが原因です。
そんなわけで、phongタグで囲まれているところをconstantタグに置き換え、テクスチャ情報が書き込まれているその内側のdiffuseタグをemissionタグに書き換えてやります。そしたら、
この通り、きちんとコンスタントな質感で読み込まれました(陰影はテクスチャに焼き付けられています)。
まぁ厄介なのは、modoにコンスタントなマテリアルっていう概念がないことですかね。
SoftimageではRender Tree上でイルミネーションをコンスタントにしてやればちゃんとこのように吐き出されるのですが。
ってことで、基本的な所の検証はこんな感じ。
今度、アニメーションがどうなのか、検証してみよう。いつになるか分からんけどね(^^;
<追記>
適当にSoftimage上で骨を仕込んでColladaで吐き出してみました。
そしたら、開けませんでしたよ。プレビューだと「ファイルが壊れているか、“プレビュー”が認識しないフォーマットを使用している可能性があります。」というメッセージがでます。
もちろん、吐き出したdaeファイルをSoftimageに読み込み直して、ちゃんとしていることは確認済み。
ちなみに下は読み込んだdaeファイルをループ再生させているものです。単純なSRTの物だとどうなのかね。そのうち検証しよう。
</追記>
扱えると言うのは、FinderやQuickLook、PreviewといったOS標準ツールでプレビュー可能という意味です。
上図はPreviewでdaeファイル(Colladaファイル)を開いたところ。ウインドウ内でドラッグすると画面中心を中心として視点を回転できるし、Optionキーを押しながらドラッグすると、横方向へのドリーが可能です。ズーム(あるいはトラックアップ)はどうやるんだろ。
ともかく、そんなわけで、プレビュー出来るわけです。
ちなみに上図はUVが一つしかなく、質感は全部テクスチャにつけている(Colladaファイル内でPhongのイルミネーションは設定されているようですが)状態でした。
これがマルチUVの物で、各パーツごとに違うUV、違うテクスチャを貼り付けるとイカのようになります。
これ、Softimageから吐き出した物なんですけど、このdaeファイルをSoftimagenに読み込み直すとちゃんと表示されます。
つまり、マルチUVの扱いには問題あるみたいですね。
使用したデータは Poser ―(lwo)→ modo ―(dae)→ Softimage 的な手順でデータの移動を行っています。UVとテクスチャの作成はmodo上で行っており、modoからのマルチUVの書き出しは出来ていることになります。modoでパーツごとにマテリアルをわけ、それぞれに独自のUVを適用しているという形です。
ただ、それをSoftimageに読み込むと、modo上でマテリアルわけを行った物がちゃんとポリゴンクラスタとしてわけられて読み込まれ、また、UVもちゃんと存在しているのですけど、適切なUVが割り当てられていませんでした。惜しい、という感じです。
んで、そこからUVを割り当て直してSoftimageからdaeで書き出して、それをまたSoftimageに読み込み直したのが上図の状態なわけです。前述した通り、ちゃんとUV・マテリアルが割り振られています。
ついでに書くと、modoから書き出したdaeファイルのサイズは16.8MB。それを前述の手順でSoftimageから出力し直したものは77.9MBとなっています。ここまで大きな差がついてしまう理由は、より細かいパラメータをSIは記述しているっぽいってことっすね。modo 501になったら、Colladaのサポートもより手厚くなりそうですし、だいぶ変わるかな。
話をMacに戻すと、こうして出力したものをQuickLookやPreviewで見た時、意図しないシェーディングになっています。これは、Phongシェーディングされちゃっているから、みたいですね。別にMacが悪いわけではなく、modoから出力したdaeファイルにそう記述されてしまっていることが原因です。
そんなわけで、phongタグで囲まれているところをconstantタグに置き換え、テクスチャ情報が書き込まれているその内側のdiffuseタグをemissionタグに書き換えてやります。そしたら、
この通り、きちんとコンスタントな質感で読み込まれました(陰影はテクスチャに焼き付けられています)。
まぁ厄介なのは、modoにコンスタントなマテリアルっていう概念がないことですかね。
SoftimageではRender Tree上でイルミネーションをコンスタントにしてやればちゃんとこのように吐き出されるのですが。
ってことで、基本的な所の検証はこんな感じ。
今度、アニメーションがどうなのか、検証してみよう。いつになるか分からんけどね(^^;
<追記>
適当にSoftimage上で骨を仕込んでColladaで吐き出してみました。
そしたら、開けませんでしたよ。プレビューだと「ファイルが壊れているか、“プレビュー”が認識しないフォーマットを使用している可能性があります。」というメッセージがでます。
もちろん、吐き出したdaeファイルをSoftimageに読み込み直して、ちゃんとしていることは確認済み。
ちなみに下は読み込んだdaeファイルをループ再生させているものです。単純なSRTの物だとどうなのかね。そのうち検証しよう。
</追記>
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