散財
3月半ばから、個人的にはすごくくだらないと思うことに巻き込まれて、その対処のために持ち運びに便利なMacが欲しくなりました。そのくだらないことについては特に触れないけど、本当にくだらないと思っているので、テンション低いです。
まあ手持ちのMacBook Pro 2018でもいいんですけどね、15インチモデルは重さ1.83キロなわけでちょっと重い。そう思って昨年MacBook Airを買ってましたが、マシンパワー的に受け入れられず売っぱらったのは記憶に新しいところです。
ところで現在、MacBook Air M1 2020をメモリ16GBにして注文すると納期は1から2週となります。これは3月中旬からのくだらないことに巻き込まれる時期にちょっと間に合わない可能性がある。だから買うことはないかなあって思ったんですけどね。
Apple Storeのリアル店舗にはUltimateモデルってのが売られてます。MacBook Airの場合、16GBメモリで1TB SSDです。この構成でネットのApple Storeでバックに入れると、リアル店舗のApple Storeに在庫がある場合、その店舗で受け取るという選択肢が現れます。そして、やってみたら表参道店で受け取ることができると出たのですね。
ポチッとしました。
今日の仕事に行く途中に店舗に寄って受け取る予約を入れ、支払いはネット上で終わってるから、受け取りは本当に店舗に行って手渡されるだけで、実にスムーズにことが済みました。
スムーズじゃなかったのはその後の職場でのお仕事の進捗具合で、おかげで帰ってからセットアップと思ってたのに時間が取れませぬ。
まあ、それはボチボチやっていきましょう。
ということで、16GBメモリの構成のM1 Macを手早く手に入れる一つの手段として、リアル店舗のApple Storeに足を運べるなら、Ultimateモデルって選択肢の存在があります。それはとてもありがたいなあと思ったのでした。あと、UltimateモデルだからといってSSDが2TBじゃなくてよかったなと。流石に予算オーバーになるんで。(ほんとは512GBで十分なのよね)
余談ながら表参道店に初めて足を踏み入れたけど、1Fで荷物の受け渡しが行われたので、地下には降りませんでした。それはまたいつか、です。
ブレンダーの基本?:ロフト
オブジェクトの断面をカーブで描いて、それを繋いで立体を作る。SoftimageではLoftツールになるワケですが、その機能はBlenderではなんなのかな、と。
ネットをググって調べた限りは Bridge Edge Loops を使うようです。
コマンド名から分かる通り、カーブというよりエッジにしてから(Object→Convert To Meshしてから)実行する感じ。つまりはBridgeツールなので選択したエッジ間に面をはる機能なわけで、Loftとは似た結果が得られるとしてもちょっと違うような気がする。カーブのままやる方法はあるんか?
一応念のため、手順を細かく書くと
- カーブを複数本引く(セグメント数は同一に)
- 複数本のカーブをJoinする
- メッシュに変換する
- 全エッジを選択する
- Bridge Edge Loopsを実行する
です。単純にエッジ間の距離を見て接続するエッジの順番を決めているみたいなので、意図通りの順番で繋ぐのは苦労すると思う。選んだカーブの順番で綿を張ってくれるLoftみたいなツールはないのですかね?
Redshift for Metal のベータ版が一般公開されていた
Redshift RendererのmacOS用Metal版がベータ版になって公開されておりました。先月の話?
という事でデモ版をダウンロードしたわけですが、for Blender のmacOS版は出ていないため、うちで試せる環境というとmaya 2018ぐらいかなぁと思いきや、ライセンスサーバの電源が落ちてて立ち上げるのも面倒なので、Redshift Benchmark を動かしてみることとしました。
ダウンロードされてくるファイルは普通にpkgのインストーラなので普通にインストールすると /Application/redshift に関連ファイルが入るので、その中の bin フォルダ内のshファイルを動かすだけです。ただし、この階層にベンチマーク用のシーンファイルや結果の画像ファイルを保存するので、sudo をつけて実行しましょう。
sudo sh runBenchmark.sh
処理が終了すると、結果が記された画像がshファイルと同じところに出来上がります。
13:06という結果でした。Benchmark results [Redshift] と比較すると Vega 56 のmacOS版の結果はWindowsにおけるGeforce GTX 1070あたりぐらいみたいですね。
ちなみに現在のmacOSでの最高出力を発揮する環境であろう Vega II Duo x 2の環境については 2:24 って結果が登録されています。Vega 2 DuoはVega 2 x 2と考えていいので、Vega II x 4の結果がそれぐらいと想像でき、一枚あたりの性能がその1/4だとするなら9分半ぐらいの結果になるでしょう。Radeon Pro W5700Xが10分半程みたいなので、RedshiftのためにVega IIをMac Proに入れるのはコストパフォーマンスが悪そうですな(価格差三倍弱)。
Vega II Duo x 2の結果の一個上にGeForce RTX 3090が2:30って値で登録されていて、そいつの化け物具合が想像できますが、さらに一番下にそれを6枚積んだ結果が0:31で登録されてて、消費電力が半端ないことになってそうで震えます(もちろんそれは感情論で、その電源環境を用意できるのなら、同じ結果を得るための電力消費の総量はGPUの枚数が多かろうが少なかろうが変わらないだろうから、時間を節約できると思えば業務に投入するのは十分に理解できるところではあります)。Geforce RTX 3000番台と張り合っているRadeon 6000番台のmacOS対応を求むって感じですよ。
Redshiftのフォーラムを見ていると、Vega 20をつんだMacBook Proについて、4GBしかメモリを積んでないからC4Dなどからの利用時に問題を起こす可能性があるって書かれてます。まぁ確かにそうですよねぇ。コストを抑えてRedshiftを動かすMacを入れるなら、今なら iMac にRadeon Pro 5700 XT (16GB GDDR6)と必要に応じてeGPUの追加かなって思いつつ、今更 Intel Mac を買うのもねぇ…。もちろんMacを購入する予定は近々にはありませんが。
sudo
macOS Big Sur の11.2のマイナーアップデートが出ました。同時にMojave、Catallinaにもセキュリティーアップデートが出ています。これにはsudoのセキュリティの脆弱性を修正する内容が含まれているわけですが、付属するsudoの11.2と11.2.1のバージョンを比較すると以下のようになりました。
11.2
$ sudo -V
Sudo version 1.8.31
Sudoers policy plugin version 1.8.31
Sudoers file grammar version 46
Sudoers I/O plugin version 1.8.31
11.2.1
$ sudo -V
Sudo version 1.9.5p2
Sudoers policy plugin version 1.9.5p2
Sudoers file grammar version 48
Sudoers I/O plugin version 1.9.5p2
Sudoers audit plugin version 1.9.5p2
CVE-2021-3156って名前で登録されているsudoの脆弱性は、なんでもローカルユーザをrootの権限に昇格する可能性のあるものだそうで、sudoのバージョンとしては 1.8.2から1.8.31.p2と1.9.0から1.9.5p1が対象となるそうです。で、macOSも例外ではなく、上記の通りsudoのバージョンは見事にこれにあたっていたわけですね。
現在動作しているUNIX系OSの多くに影響を与えるため、職場界隈でもこれが広く知られるようになった1月後半に調査依頼が来たりしていたようです。
ネットをググるとこの脆弱性の影響を受けるか否かの調査方法が出ているわけですけど、macOSでは利用できない方法でAppleが対応するまで気長に待つか状態だったのが、これで解消されたということになります。
という事でまずはめでたいと言っていいのだけど、High Sierra以前のバージョンのMacを複数ユーザを抱えている環境で利用するにはリスクが残ったままということで(一人ユーザであってもそのアカウントに入られたら何か仕込まれそうだしで)、古いOS利用のみなさんいいい加減OSのバージョンを上げましょうということになりますかね。
Mojaveの動作仕様としては2012年以降のモデルってことになるようで、一部の銀色Mac Pro利用者を除いては更新できる以上、対応する世代のMacを使っているのなら、やっておいた方が良いのだと思います。