日々適当

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PENTAXのAPS-Cフラッグシップカメラの確定公式情報が発表されたでござる

pictures |2020-10-28

新APS-Cフラッグシップデジタル一眼レフカメラの開発状況について[RICOH IMAGING]

発売時期は遅れて来年2月25日から28日のCP+頃を目指していると、そこはちょっと残念だけど、設計がフィックスしたと思われる仕様が発表されました。
まぁ一般的には一眼レフカメラはミラーレスのフルサイズのセンサーのタイプになっていって、ミラー機構が搭載されたカメラは下火になっていっているのでしょうが、そのニッチな方向にリコーは生き残りをかけているのでしょう。
けれども個人的には楽しみに待っているモデルな訳で、その仕様が発表されたというのはとても喜ばしい。

K-3 Mark III

K-3IIの後継機として正式に発表されたわけっすね。K-3IIが2015年なので、間があきました、本当に。
単純に数値面ではISO160万って値には期待しております。K-1IIやKPがISO100〜81.9万ですから数字的にはその倍。K-1シリーズやKPと比較して一段分ぐらい感度を上げての使用が実用的だとするなら、K-3を使っている自分としては大躍進と感じるわけで、これは本当に楽しみでございます。

その他、絵作りのための性能面を語る能力を持たないので、皆さんのご意見を見てホゥと思っているだけなのですけど、個人的な実用面で気になっているバッテリーがD-LI90Pとかなり古の昔から使われている物を採用しているため(K-3のものも流用可能)、そこは喜ばしいなと素直に思います。撮影可能枚数は800枚ということです。

よく言われているようですけど、GPSは内蔵されていないらしい、というのはちょっと残念なところです。まぁGPSユニットの小型化したものが出てくるならそれでいいかもですけど内蔵しておいてほしかったとは思います。

重さはバッテリー、SDカード含んで約820gとなってます。K-3が同じ条件で約800gですからちょっと重くなっている。でも20g程度なら誤差ですね。ほぼ同じ重さと言っていいと思うので、これはありがたい。グリップにこだわったって言っているので、少なくとも今使っているカメラと同じ感触で、おそらくはそれ以上の感覚で持って構えることができるでしょう。うーん、楽しみだ。

しかし、値段が20万円台後半を目指しているってのは、高い。K-1 Mark IIがヨドバシカメラで買ったとしても(決して安いわけではない)現在244310円なわけですよ。20万円台前半ですね。それが発表された時の店頭予想価格が25万円台後半ってなってましたから、それより高いか同じぐらいということになります。またK-3IIは売り出し価格が14万円ほどでした。10万円以上値上がりしている。もっとも、最近の印象として一眼レフカメラの価格は数年前から見ると上昇傾向にあるから、K-3やK-3IIの価格を基準にするのは間違っているのでしょうし、仕方ないですかね。

それとMac使いとしてはAppleのPentax製品のRAWへの対応具合の悪さも気になるところです。KPには未だに対応していないため、K-3IIIが果たしてどうなのか、かなり心配しております。

まぁつまり完全に買うぞって目線で見ているんですけど、でも、高いなぁ…

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紅葉にはまだちょっと早い

pictures |2020-10-25

関東南部に住んでいるとそんな感じで、日帰り圏内でも山の方ということになります。
ということで行ってみたのは山梨県北杜市の東沢大橋ってところで、赤い橋をバックに広がる紅葉が売りの展望台があるわけです。

北杜市 20.10.25

なかなかに良い風景なわけですが、駐車場がキャパオーバーしちゃってて大型用の駐車スペースにも乗用車が停まっちゃってたものだから観光バスが路駐してしまい、道路上がちょっとギスギスした空気になっておりました。まぁそれはそれとして、そこから沢に降りると遊歩道を歩けて沢に沿って下れるようです。やがて吐竜の滝とやらにいたるみたいなのですが、とても距離があるようだしクマが出るとか書いてあるし、例によって家を遅く出たから時間が15時ぐらいになっていたってこともあって歩くのはやめておきました。

そこからすぐのところにまきば公園ってとこがあります。園内結構広いみたいだし景色も良いし動物はいるしで家族連れでぜひ訪れてねって感じのところで、駐車場にちょっとよってみました。

北杜市 20.10.25<

良い富士山です。のどかかつ開放的な風景でちょっと立ち寄るにも良い所だし、ここを目的地にしてまたきてもいいかもと思いました。

んで、ここから割と近いところにある天文台に向かいました。紅葉関係ありませんがね…。

南牧村 20.10.25

テンション上がります。国立天文台 野辺山宇宙電波観測所。財政難に陥っていろいろヤバげな状況になっているらしい話は聞いてますが、単なる風景としても本当にいい雰囲気ですし、このまま残っていって欲しい(メンテナンスしていって欲しい)と思うわけです。

南牧村 20.10.25

南牧村 20.10.25

というような写真を見ても分かる通り、ここでほぼ夕方でした。ですから帰ります。

ナビで検索すると、推奨ルートはもちろん中央道経由なのだけど、別ルートに中部横断自動車道経由関越道ってのが出てきて、中央道経由とそんなに変わらない所要時間で家に帰れそうだったので、そのルートを選びました。行き帰りで同じルートを走りたくない人なのです。
野辺山から141号線を北上し八千穂高原ICから高速に乗ります。こちらの道路、上信越道に合流する直前の佐久北ICまで無料区間なのだそうで、それは太っ腹だなぁと思いつつ車を走らせました。なかなかアップダウンの激しい山の中らしい道路でしたな。
それで上信越道を走り始めたわけですが、横川SAを超えたあたりから渋滞で、まぁそこはいいんですけど、藤岡から東京方向の関越道が三十数キロの渋滞って情報が出てくるわけですよ。練馬まで2時間以上とか表示されています。
ってことでうちの車のナビさんは別ルートを提案してきました。関越道を東京とは逆に走り高崎JCTで北関東道に乗って東北道経由でどうか、ってね。指示通り走ります。北関東道は快適に走れるわけでね。
しかして東北道ではやはり岩舟JCTの先から東京方向に40キロ渋滞とか、ここからさらに伸びる見込みですとか、そんな情報が入ってくるわけですわ。だからナビさんはまた新ルートを提案して、北関東道をさらに東に進ませて常磐道に行ってくださいと来るわけです。
渋滞よりは快調に走って遠回りの方がマシと考え指示通りに走り、おかげで上信越道以外で渋滞にあうことはなかったのですが、渋滞がなくまっすぐ行けた場合の帰着時刻より2時間遅くなりました。渋滞にあってでも当初予定ルートを進んだ場合とどっちが早かっただろうと思わなくもないですが、渋滞でイラッとしてついでに燃費が悪化するよりはマシかなとは思っております。なを、これを書いている23時半ごろには渋滞はほぼ解消されているようです。

来週11/2(月)を休めば4連休ってお休みのビックチャンスが控えているにもかかわらずこの人出ってのは、土日の天気が非常に良かったってこともあるんだろうなぁ。かく言う僕も、天気がいいので土日近場にいるのはもったいない、せめて日曜だけでも、って思っちゃった口ですし。ホントはひたち海浜公園でコキアでもって思っていたのだけど、そちら、土日祝日は入場制限かけてて整理券が出ていたのに、それを取得しようと動いたのが前日で、案の定、整理券は売り切れになっておりました。ために山梨まで足を伸ばした次第。コキアは来週まではもたない、かねぇ(整理券配布は今日までだった模様。つまりはシーズンはもうおしまいということでしょう。)

余談ながら、行きは目的地が山梨県ということで中央道を走る予定だったのだけど、中央環状線を走っているときにナビさんがそこから中央道に出るのではなく東名に行くよう指示を出してきました。渋滞があったのだと思われますが、この結果、東名道→圏央道→中央道・中部横断道→上信越道→関越道→北関東道→東北道→北関東道→常磐道を走ることとなり、なかなかにバリエーション豊かな道を走った感じとなっております。

さらに余談ながら、その指示をくれたナビさんなのですけど、うちのナビはネット経由で地図更新されるタイプで、そのときにソフトウェアの更新も行っているらしく、どうも最近の更新でちょっとバカになったような印象を受けます。バカというか住宅地を以前よりも避けるようになったというか。結果として自宅目指して走ったとき、自宅近辺でまず選ばないルートを示すようになってちょっとナビへの信頼感が薄れてしまっております。地元民しか知らない裏道を走らせろってわけじゃなく、かなり広い道なのにそこを案内しなくなったのね。これはどんな改悪が加わったのだろうかとちょっとトヨタさんに聞きたい気分です。

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iPhoneケースを買い換える

iPhone |2020-10-24

職場携帯電話の所持を言い渡されたため、少なくとも勤務時間中は私物と合わせてiPhoneを2台持ちとなることとなりました。
ということで購入しました。新しいケース。

左側が今回購入したもの。右側が今まで使用していたものです。
今まで使っていたのと同じメーカーのにしました。バンナイズのでございます。iPhone 11 Pro/iPhone XS/iPhone X用縦型キャリングケース Type-B Mポケット付き って長い名前のモデル。古い方はこれの一台収納用の方の先代モデルかね。
腰にブラさげてかつ二台はいるものという条件で探していたのですけど、今まで使っていたものが割と良い感じだったので、同メーカーにiPhoneを二台入れられるモデルが売られているのを見つけて、もう探すのも面倒だからと注文した次第。まぁお値段はたかつきましたが。全部で1万円オーバーです。会社も余計なことをしてくれました。在宅勤務中に私物携帯電話に仕事先から電話がかかってきたりかけたりするのはよろしくないので、そんな意味では仕方ないと思ってますが。…在宅勤務の機会自体は5月6月からみると本当に減っているのだけど、今後は積極的に在宅勤務にしていきたいと考えてます。

iPhone2台で厚みが増す分(パンツの上に出すシャツが上からかぶさっての盛り上がりが大きくなる)、今までよりも少し下にぶら下げたかったので、追加でダブルホックアタッチメントってオプションパーツをつけています。これが一個二千円もします。カナビラ買ってきて、それでぶら下げるって選択肢もあるのだけど、まぁせっかくなので純正品で揃えてみました。オプションパーツとしてケース中央に取り付けるタイプのちょっとサイズの大きな吊り下げ用アタッチメントもあるのだけど、落としてしまう確率が減るかなぁって思って二つにしています。

で、ベルトにつけてみました。結構ぶらぶらして違和感ありますが、慣れますかね。まぁ違和感といえばiPhone 2台入れると流石に重さを感じるので、その影響も大きいかもしれません。慣れますかね。
まだ腰にぶら下げて3時間ほどしか使ってないので、今後どんな感想になるのか、ちょっと楽しみではあります。
しかし二台はやっぱり重いから、会社iPhoneは基本的に会社に置いて行こうかね。怒られますかね?

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新潟行ってきた

与太話 |2020-10-24

機動警察パトレイバー30周年突破記念展~30th HEADGEAR EXHIBITION featuring EARLY DAYS─PATLABOR THE MOVIE ってのが新潟での展示で終了となります。ということで足を運びました。なぜ東京でやっている間に行かなかった?って感じですけど…

新潟市マンガ・アニメ情報館。一年半ぶり2回目の訪問です。

展示会ではゆうきまさみ氏や高田明美氏他の原画を堪能して眼福って感じでございました。11/15までということです。

まぁそれはいいんですが、例によって家を出るのが遅かった。前回は新幹線で新潟に行ったのですけど、今回は車で行ってみたですよ。千葉県北西部在住という土地柄、新潟市をターゲットにすると、常磐道→外環→関越→新潟→磐越道→常磐道 って感じで一周して帰ってこれるわけで、じゃぁ行きは関越、帰りは磐越って思ってそう行動したら外環が渋滞してるじゃないですか。ということもあったり、結構車が多くて外環と関越道で埼玉県の途中までは速度が出なくてですね、結構時間がかかったわけです。5時間弱かかりましたです、はい。深夜とか早朝日がのぼる前に出発とかのスケジュール感で動けば4時間半ってところですかね。

なもんで帰りの磐越道はほぼ真っ暗でしたよ。

猪苗代磐梯高原料金所を出たすぐのところにある道の駅にでも寄ろうかと思っていたのだけど(磐梯山の眺めが結構いいのとETC2.0の利用で短時間なら高速料金にインターの出入りは考慮されなくなる)、今の季節、日の入時刻が16:50頃ということで16時半にはついてないと太陽に照らされた磐梯山は見れないということは、14時半には新潟市を後にしなければならなかったということで、展示会だけを見るにしても13時新潟到着を目指す必要があり、そのためには8時には家を出なければならなかったと、ちゃんと計画するならそうなったわけです。

思いついたのがそれぐらいの時間だから無理でした。いや、なんだか日の入時刻は17時半ごろかなぁって思っていたからなのですが、思ったより季節は進んでいたんですなぁ。

まぁほぼ雨だったし、少なくとも太陽はささなかったからいいんですけどねー

余談ながら、新幹線で移動していた場合、家から目的地まで3時間半で行けます。天気が晴れで新潟散策が捗るならそっちを選んでいたでしょう。

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Blender 2 Viz|artist

cg |2020-10-22

FBX出力のための設定メモ。検証環境、Blender 2.91 beta。Viz|artist 3.12。

シーンの制作を始める前に設定しておくべき所。

シーンのフレームレートを59.94fpsに。ユニットスケールを0.01に変更。前者はVizの環境設定で設定されているフレームレートに合わせる。後者は1ユニットをセンチメートルにするための設定。

import bpy

scene = bpy.context.scene

sceneUnitSettings = scene.unit_settings
sceneUnitSettings.system = 'METRIC'
sceneUnitSettings.scale_length = 0.01

sceneRenderSettings = scene.render
sceneRenderSettings.fps = 60
sceneRenderSettings.fps_base = 1.0010000467300415

print( 'SET Unit_Scale:', round( sceneUnitSettings.scale_length , 3) , \
       ' FPS:' , '{:.2f}'.format(sceneRenderSettings.fps / sceneRenderSettings.fps_base) )

スクリプトで設定するとこんな感じらしい。新規シーンを作る時、これを介して作成されるものを作ればいいのかな?

FBXの出力パラメータ

Apply ScalingsはFBX All(FBX Local以外)。Bake AnimationのNLA StripsとAll Actionsのチェックを外す。

以上で、Z-UpとY-Upの違いのために親階層に90度の回転が入ってしまう以外は想定どおりにVizにデータを渡せると思われる。なお、ボーンによるアニメーションの検証はしていない。今後の課題。

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Blenderの親子関係時の座標

cg |2020-10-22

BlenderのプロパティエディタのTransformに表示される座標。これが、何を指しているのか分からなくなりませんか?

例えばこんな感じにEmptyオブジェクトが配置されています。ちょっと傾いた大きいEmptyオブジェクトと、原点から離れた位置にある小さいEmptyオブジェクトがあります。で、小さい方を大きい方の子供にします。Object→Parent→Object を実行させて親子関係を構築します。

この状態での小さい方のTransformの値は Location ( -5, 0, 0 ) Rotation( 0, 0, 0 ) でして、親の座標系ではなくワールド空間での値が表示されてるなと思うわけです。じゃあ親になってる大きいEmptyの回転値を全部0にしたらどうなるかと言うと、

んーと、Location ( -5, 0, 0 ) Rotation( 0, 0, 0 ) と値変わらず。
ちなみに 3D Cursor を小さいEmpty位置に持っていくと、3D Cursor は Location ( -4.98, 0, 0.4484 ) って表示されるわけですよ。つまり小さいEmptyのワールド空間での位置はそれと同じで、回転にも値が入るはず。また、大きいEmptyは位置、回転、スケールが全部リセット値になってるから、小さいEmptyの親の座標系での値もワールド空間での値と同じになるはずなわけで。なので、Transfromに表示されている数字は何?ってわけです。
んー、ほんとにいったい何なのだろう。

ちなみにこの状態で、RelationsのParent TypeでObjectを選び直すと、小さいEmptyのLocation ( -5, 0, 0 ) の位置は、親の座標系基準になってくれます。Clear Parent Inverseコマンドを実行した状態になる感じかな?
この挙動、どうも過去から変わっていないようなのだけど、Blender使いの人たちは困ってないのだろうか? ていうか、親の座標系の中で作業をしたい場合、どうしているのだろう?

ていうか、選択オブジェクトのワールド座標とローカル座標のそれぞれの数値を見て調整したのいだが、どうすりゃいいんだ?

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新iPhone

iPhone |2020-10-16

Appleのイベントというか新製品発表の動画が日本時間14日午前2時から配信が始まったわけですけど、それはiPhoneの発表会なわけです。このコロナ禍になってから定番のApple Park内をダイナミックに移動しながら展開してくショーは、お金がかかってそうだなぁって思う凝ったものだったわけですが、大事なのはその発表された内容です。

発表されたiPhoneは iPhone 12とiPhone 12 mini、iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxの四種類っすね。それとHomePod mini。そっちは置いといてiPhoneについてだけ。

iPhoneの強度が増したことを売りとしています。結構バキバキの状態でiPhoneを使っている人を結構見かけますが、さて、そのような人たちに対してどれだけの恩恵を与えるでしょうか。 セラミックシールド。これの効果が絶大なら、大量導入する企業なんかはあるいはiPhone SEよりいい選択肢になる?

通信の世代として5Gに対応したモデルということになるわけですが、5GとLTEを効果的に切り替えて通信を行うそうです。5Gの速度と帯域幅はとっても凄そうなのだけど、日本ではミリ波には未対応だそうで、そこはちょっと残念ですか。5Gのキャリアとの契約ってどんな金額なのだろう。ソフトバンクの契約の場合(iPhone向けはまた変わるかもだけど)現状では4G向けの50GBまでのプランにプラス1000円で5G対応らしい。逆にいえばその金額を積まなかったら5G通信は自動的に使えないって考えて良いのだろうか?そもそも4G用のSIMカードと互換性はあるのだろうか、とか疑問いっぱいです(調べるつもりは、まだ、ない)

カメラです。Proは11から変わらず三眼なのですけど、ProとPro Maxでは望遠レンズの画角が違うんですね。Maxだと2.5倍となる。ここの部分は仕様に数値で出てないのですけど、超広角が13mm相当、広角が26mm相当、で単なるProが52mm相当の望遠レンズなのに対しMaxは65mm相当と設定されているようです。そのレンズの画角で利用する限り、どっちの仕様がいいかってのはその人の使い方次第だからなんとも言えまえんが、レンズの間の画角を利用する場合にはその幅が広がるってことですから、それが良くなるって考えるべきなんでしょうか。
それ以上に、広角レンズ用のセンサーサイズと手振れ補正の内容でProとPro Maxが違うものを搭載しているのが気になります。センサーサイズが47%大きくなったって言ってます。なかなかの拡大具合です。これをもって暗部での性能が大幅に向上していると言っています。その上で手振れ補正をセンサーシフト式に変更することを合わせて、低照度環境での撮影がさらに有利になるということなのでしょう。これだけで、個人的にはiPhone 12シリーズからどれを選ぶかと言われるとPro Max一択になります。
とはいえ、iPhone 12シリーズ全体のレンズ性能において、ゴーストへの対策はどうなっているでしょうか。iPhone 11 Proで気になった夜景でのゴーストの存在がどこまで解消されているのか。実写レビューを待つしかないのでしょうが、iPhone 11 Proの最大の不満がそこでしたので、もしそれが大きく改善されているのなら…

コンピューティショナルフォトグラフィーって用語を多用する場面が今回のイベント映像にはありました。Apple ProRawの発表の場面です。静止画のために用意したiPhoneのレンズ含めたセンサーからの信号をiPhoneのSOCを通して加工した情報を一つのファイルにまとめて、そのパラーメータを後から触ることができるファイルフォーマットってことでしょうか。いわゆる、センサーが捉えた信号をそのまま記録しています、って意味のカメラで言われるRawフォーマットではないのが面白いです。本格的に写真をいじっている人たちの評価がどうなるか興味あるところですね。

イベント映像の中での一枚の写真が気になってます。

これが撮れるようになるのか、ですよ。星が流れず、下界も十分明るい。まぁこのサイズで見たときに、もしかしたらiPhone 11 Proでも同様の見た目になる絵を撮れるかもしれないのだけど…

iPhone 12 Proを購入するもう一つ後押しする要素といえばLiDARでしょうか。それを搭載するiPad Proを持っていますけど、如何せん大きい。コンテンツを見るためのデバイスとしてはそっちの方が良いはずはのですが、何かを計測しようとする場合、iPad Proは大きすぎると感じます。また、A14による機械学習部分の性能向上がどう処理速度に影響してくるかも興味あるところです。それ以上にカメラのフォーカスを合わせる時に役に立つそうなので、個人的な普段使いでも大きく効果をもたらしてくれそうです。

ビデオ性能ではProがHDR撮影に対応し、それがDolby Visionで記録されるそうですが、それをMacに持ってきたとき、iMacやMacBook ProではDolby VisionのHDRの方で視聴可能かつFCPXとかで編集可能なのだろうか。この辺のフローも見せてもらえると、よりプロっぽかったっすね。

まぁそんなわけでこのイベントのiPhone部分についてはやはりカメラに注目が個人的には行ってしまうわけです。その他の部分は「ふーん」って感じでした。まぁでもMagSafeの磁石の状態によってはiPhoneを固定する系のアクセサリが変わりそうだけど、その辺のサードパーティー品の製品がどうなるか注目していきたいかな。面白いのが出てくるといいっすね。

ということで個人的にはiPhone Xを下取りに出して14万円弱でPro Maを買えるかもしれません。しかし、ん?SIMカードはiPhone 11のがそのまま使えるのか?使えないとするなら、AppleStoreで購入した場合、SIMカードはどうしたらいいのだろう。とか思ったけど、今回は買うつもりはないので特に調べようとは思っていないのでした。

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Operator Search

cg |2020-10-13

Blender 2.90.1 でアドオンのお勉強でもしようかなとチュートリアルをやってていきなりつまずいていたのですけどね。
チュートリアルのしょっぱなのスクリプトは、特にメニューに現れないコマンドの作成で、Blenderにそのスクリプトファイルをアドオンとしてインストールしたら、Operator Searchで検索するとそのコマンドが現れて実行できる、って物でした。
一般的なBlenderだとF3で現れる?Operator SearchはEditメニューの中にあります。しかし2.90ではそれがMenu Searchになっていた関係で、なにせメニューサーチだからメニューにないコマンドはリストアップされてこず、アドオンを登録できたのに何でコマンドが検索されないんだと悩み続けたのでした。

で、解決法。PreferencesのInterface→Display の中にある Developer Extras をオンにする。するとOperator Searchを使えるようになり、チュートリアルを先に進めるようになった模様。

チュートリアルで実行されるBlenderとバージョン違いでの学習で早速トラップにかかった、そんなお話でございます。

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地球的球

cg |2020-10-12

とりいそぎ、球の一部を緯度・経度の範囲で切り取った形状が欲しかったのでスクリプトを書いてみた。SoftimageのSphereは機能としてこれを動的に作るのがついてるのになぁ…

import bpy
import math

#参考 https://qiita.com/kenyoshi17/items/b93bbba6451e3c6017e5

#緯度 latitude
lat_0 = -45.0
lat_1 = 45.0
#経度 longitude
lon_0 = 0.0
lon_1 = 360.0
#分割数(緯度方向、経度方向)
latSplitCnt = 20
lonSplitCnt = 40
#級の半径
r = 10.0

verts = []
faces = []
uvs = []


latBaseAngle = ( lat_1 - lat_0 )/latSplitCnt
lonBaseAngle = ( lon_1 - lon_0 )/lonSplitCnt

#頂点のリスト
for i in range( latSplitCnt + 1 ) :
    yAngle = lat_0 + latBaseAngle * i
    print( i, ":" , yAngle )
    z = r * math.sin( math.radians( yAngle ) )
    ri = r * ( math.cos( math.radians( yAngle ) ) )
    for j  in range( lonSplitCnt + 1 ):
        x = ri * math.cos( math.radians( lonBaseAngle ) * j )
        y = ri * math.sin( math.radians( lonBaseAngle ) * j )
        verts.append( ( x, y, z ) )
        
        uvx = j * 1.0/lonSplitCnt
        uvy = i * 1.0/latSplitCnt
        
        uvs.append( ( uvx, uvy ) )

#ポリゴンの並びのリスト
for i in range( latSplitCnt  ) :
    for j  in range( lonSplitCnt ):
        v0 = i * ( lonSplitCnt + 1 ) + j
        v1 = v0 + 1
        v2 = ( i + 1 ) * ( lonSplitCnt + 1 ) + j + 1
        v3 = v2 - 1
        
        face = (v0, v1, v2, v3)
        faces.append( face )

msh = bpy.data.meshes.new( name='GlobeSphere' )
msh.from_pydata( verts, [], faces )
msh.update()

#UVの設定
#参考 https://blender.stackexchange.com/questions/160157/how-to-set-uv-coordinates-for-a-mesh-in-blender-2-8x-with-script
uvlayer = msh.uv_layers.new()
msh.uv_layers.active = uvlayer
for face in msh.polygons:
    for vert_idx, loop_idx in zip( face.vertices, face.loop_indices ):
        uvlayer.data[ loop_idx ].uv = ( uvs[ vert_idx ] )

obj = bpy.data.objects.new( name='GlobeSphere', object_data=msh )
scene = bpy.context.scene
scene.collection.objects.link( obj )

bpy.context.view_layer.objects.active = obj
obj.select = True

if (lon_0 == 0.0 and lon_1 == 360.0) or lat_0 == -90.0 or lat_1 == 90.0:
    bpy.ops.object.editmode_toggle()
    bpy.ops.mesh.remove_doubles(threshold=1e-05)
    bpy.ops.object.editmode_toggle()

こんな具合↓で出来るのだけど、これをAdd→Meshから呼び出して云々するにはお勉強が必要す。

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