Blender 4.2でSoftimage XSIテーマを
Blender 4.2になり、従来標準でインストールされていたアドオンやテーマがバンドルされなくなりました。アドオンやテーマはエクステンションという形で配布され、それはBlenderのGUI内からダウンロード・インストールを行う模様。
デフォルトでは二つのテーマしか入ってなく、当然XSIテーマなんかなく、
それをエクステンションから入れましょうということになりました。
作業自体は簡単なのであまり問題はないでしょう。XSIのテーマ、メンテナンスが続くといいなぁ…
従来標準で入っててアクティブにはなっていなかったアドオンもエクステンションになって必要ならダウンロードしてねってことになったようだし、今後、サードパーティーの方が作成したアドオンやテーマ、キーマップ、アセットがここから配布されることになるようです(ライセンス的にここの配布基準を満たさないものは従来通りの配布の仕方になるようです)。
まあいいです。こんなエントリを書いたのは、Blender 4.2が入っていなかったMacBook Airで、ある操作を確認するために4.2のインストールを行ったら、そいえばXSIテーマにするのは従来よりちょっと面倒だったってことを思い出したからで、主目的はその操作です。
Blenderのオブジェクトの名前についてです。Blenderシーン内にオブジェクトを追加する際、それと同名のオブジェクトがあると、name.001, name.002, name.003...って感じでドットを分離記号とした連番の数字が入るじゃないですか。なんでドットなんだ?って馴染めないのです。blenderはそういう文化だから諦めるとして、それでも何か理由がない限り、分離記号はアンダースコアあたりにしておきたい、とします。
BlenderはデフォルトでEditメニュにBatch Renameコマンドを備えてます。Cubeオブジェクトを複製すると Cube.001, Cube.002, Cube.003...って名前のオブジェクトが増えていきます。つまりシーン内には
Cube, Cube.001, Cube.002, Cube.003
があることになります。これをまずは Cube.000, Cube.001, Cube.002, Cube.003 っていうふうにしたい時、TypeはSet NameでMethodをNewに、名前をCube.000としてあげれば良いようです。(Cube.000とリネームしようと試みて、同名のオブジェクトがすでにシーンにあるから Cube.001としてくれる。まあ"Cube"を"Cube.000"にするだけだから手動でやっても良いのだが…)
その上で、”.”を”_”に置き換えてあげると良さそうです。
うまくいったようです。とりあえずはこの方法で凌ぐかなぁ。
余談ながらBatch Renameでは複数ステップの処理を行うことが可能なため、Cube.000としてから”.”を”_”にするという処理を一気にするような設定が一見できそうです。
しかしオブジェクトごとに一連の処理を行うため、Cube_000, Cube_000.001, Cube_000.002, Cube_000.003 って名前に変更されちゃうのでした。選択オブジェクト全部に対して1ステップ目の処理をしてから2ステップ目の処理をするってやってくれればうまくいくはずだけど、そううまくはいきませんでした。
暑い…
千葉県は北西部に住んでいるので我孫子のアメダスと、千葉県の涼しいところとして勝浦のデータを取得してみました。まあまあ今日は41度に達したところもある中、36度代なんてまだ涼しいでしょとその地域の人に言われそうだけど、暑いものは暑い。勝浦も十分に暑いって感じになってますなあ。(まあ勝浦は最低気温を見ると7月は25度を超えた日が無いために夜はもしかしたらマシかもしれん)
ともあれ暑かろうととりあえず空調の効いた部屋に居られれば暮らしていけるわけで、会社に出社している限りはそこはとりあえずは大丈夫でしょう。
大丈夫じゃないのは無人になった自宅部屋で気温がぐんぐん上昇しているだろうことが予想されます。だから、いつもはパソコンの電源を入れっぱなしで家を空けている私も、さすがに今日は落としました。PCは35度程度までの動作温度って言われているし、それは多くの一般向けの電子機器がそうだと思うから念のためでございます。
ウェザーニュースの10日間予報を見ると明日も今日並に暑く今週末ぐらいまでは35度超えを覚悟せねばならぬらしい。その後落ち着いて31〜33度で推移するようになっているけど、33度なんて普通に猛暑ですからねぇ。今年の冷房代はなかなかなことになりそうですな…
ポチッと
iPadアプリのAppleStoreでおいくらかなぁって買う気もないのに見ていたら、Apple Trade Inで下取りに出すとお手持ちの機材は最大でおいくらだよって情報を見れることに初めて気づいてですね。
Mac miniはこんなお高く下取りしてくれるんですか?って思ったりはするけど、この価格は俺が買った構成での最大金額なのでしょうか。それとも最大限モリモリにした内容での金額なのでしょうか。なんだかだいぶいいお値段がついているように見えるのですよね。いやでも購入から1年ちょっとだからこんなもんか? とかMac Studioはこんなお値段にしかならないのねと少しショックを受けたり(まあこんなもんでしょうとはわかるけど)しながら眺めていたら、手持ちの初代iPad Proに値段がつくことに気づきました。
で、初代iPad ProはOSのアップグレードから取り残されてしまっているためどうにかしたいと思っていたので、どうにかしようと思ってしまったわけです。
iPadの置き換えなのでiPadを注文するのだけど、Proは使用用途的にお高すぎる。しかしてリプレース前の初代は12.9インチなのでそのサイズを確保したいというときに、iPad Airの13インチモデルはちょうどいい選択肢です(それでも高いけど)。
この円安の時代、Airに13インチモデルが出てきて本当に良かったです。本当はM3以降が長く使うなら欲しかったところで、そんな意味では次の世代のAirが個人的にはベストバイかもしれないとはいえ、初代iPad Proを購入したのが2015年11月だから7年半以上の期間使っているということで交換してもいいでしょうと個人的に納得させようとぐるぐる考え続けて…
ということでポチッとね。
お店で受け取ることにして、受け取った翌日にサクッと設定してサクッと触ってみたいと思っております。
下図は受け取り可能になりましたら、お知らせしますってなっているけど、その後すぐ「ご注文の商品をストアの営業時間中にお受け取りいただけます。」って内容のメールも届いたのでお支払いも無事済んだのだと思います。ってことでるんるんとしながらAppleStoreに行く予定。
初代は128GBでそれで間に合っていたのだけど、将来性を考えて倍の容量256GBにしておきました。さて、使い心地はどうでしょうか。
<追記>早速受け取りに行きました。しかして失敗したのは初代iPad Proの査定も一緒にやってもらうためにそれを持っていくにあたり、保護ケースをつけたままにしていったということです。モニタ面を保護するフィルムは剥がしておいたのだけど、カバンの中でうっかり傷つけないようにケースをつけて保護しとこぐらいの気分だったのだけど、そのケースの蓋部分の具合がよろしくなかった。劣化していてね、それがモニタ面に接することでモニタが結構盛大に汚れてしまったのですね。
Apple Storeの店員さんはけれども綺麗に拭き取ってから査定手続きをしてくれました。ありがとうございました。
以前は明らかに拭けば取れる汚れと判断したなら汚れたまま査定終了ってことができたみたいだけど、今は店員さんが持つiPhoneのカメラで撮られた画像から汚れているか否かが判断されるプロセスになっていたため、綺麗にできるならそうしてあげようってことみたいです。結構大変だと思うのですけどそれをやってくれました。ありがたいことに満額査定となり返金処理に入ったとメールでお知らせが届いております。感謝です。
余談ながらApple Vision Proが置かれているテーブルでその手続きを行ったのだけど、これ売れてます?って聞いたらそこまで売れてないということでした。一日一台程度らしい。体験もできるみたいだから、そのうち行ってみたいです。
そんなわけで現在手元に箱に入ったままのiPad Airがあります。が、ケースと保護フィルムを買うまでは開封はお預けとしておきます。</追記>
契約を変更しようと思う(次の更新時)
そのツールに生活を依存しきっていない人がまず考えるであろうAdobeの代替ソフト。Adobe Creative Cloudの一般向け全部入り(コンプリートプラン)は現在86880円(税込)です。月額換算7240円です。ちなみに年間契約の月払い契約では月額7780円ということです。Amazonとかで安売りしている時に購入したライセンスで現在使ってまして、その金額は3600円ほど。つまりは次の契約更新時支払い金額が倍増するとなります。そして最近、Adobeは安売りをやってないような気がするんですよね。可能性があるとすれば次のBlack Fridayでしょか。11月中旬から12月上旬。そこを特に気にしておいて、その他時期も含めセールがなかったり値引きがたいしたことないならフォトプランへの移行を考えようと思います。PhotoshopとLightroomが使えるプランね。
自宅での利用状況的にPhotoshopとLightroom Classicが使えれば、まあまあいけるだろうと思っているからなのだけど、Illustratorが使えないのは若干辛いか。
Illustratorの個人的な利用内容としては正直Pagesあたりでも十分だし、あるいはAffinity Designerでも大丈夫だと思われる。Affinity Designerで引っかかるのはまだ縦書きに対応していないらしいこと(Affinity系ツール全般がそうらしい)だけど、それ以外はまあまあいけるだろう、とは思ったり。
他はAfter Effectsで、まあこれはApple Motion, Blackmagic Fusion, Blenderあたりでなんとか? 仕事で使うって感じじゃないのでなんとかなるでしょう。
Dreamweaver については個人的用途に限ればVisual Studio Codeで良さげ?
Acrobat Proが使えなくなるのはどれぐらい困るだろうか。自宅ではOCRを利用したテキストの埋め込みとPDFファイルの最適化ぐらいにしか使っていません。最近のmacOSのテキスト認識により、プレビューで開いたpdfに対して書き出しコマンドを実行するときに「テキストを埋め込む」オプションをオンにすればどうやらOCR部分はクリアできそうです。最適化は、これもなんとかなりますかね。
他のツールについては正直ほとんど手を出していないから使えなくても現状維持ならそう困ることはなさそうです。またフォトプランにはAdobeフォントも使えるようだから利用しているフォントが使えなくなるという心配も薄そうですね。生成AIのクレジット数が大幅に減るのはちょっと問題かね。コンプリートプランだと月間1000だったのが100になってしまうらしいから。100回生成塗りつぶししたらおしまいってことだけど、まあ現状そこまで使っていないから大丈夫か。
ということで次のAdobe CCの更新時まで安売りセールを注目していきたいと思います。
<追記>2024.8.16
Adobeがセールを行なって、月額に換算して4190円弱での販売が行われます。この金額ならまぁなんとかと、ポチッとしました。
次の更新まで、私の財布はいくらまでなら耐えられるのか、冷静に考えてみようと思います。</追記>
<追記>なを、Adobe CCは契約更新時に値段が高すぎるという理由で更新をしない選択をした時、安いお値段が提示されるのでそれで契約を更新するという手段があるようだし実際それで更新している方々もいらっしゃるようです。
値引き交渉ってことなのかもしれんけど、セール価格とはいえ正規のお値段で購入しようとしている人にしてみると気分が悪いわけでね。値引きした人にしてみれば正直に金を払うのが馬鹿なんだよってことなんだろうけど、モヤッとします。</追記>
今PCを選ぶなら?
Intel CPUは今年末から第15世代をリリースするらしいけど、それまでは13世代・14世代を選ぶしかありません。そしてその世代は不都合を抱えているらしい。
Intelの第13・14世代のCPUには欠陥がありクラッシュ・強制終了・エラーの原因となっているという指摘を証明する膨大な量のレポートデータが発見される -[GIGAZINE]
抜本的に問題を解決するにはまだ至っていない様子が伺えます。
CGをやっている人的にはXeonを選ばない場合のIntel CPUの選択肢はCore i7-14700KF / Core i7-14700F / Core i7-13700KF / Core i9-14900KF / Core i9-13900KFあたりになるっぽく、型番から分かる通り13世代・14世代ですね。
Intelの上位CPUに演算失敗する問題 [パソコン(PC)の森]
こちらを見ると購入するにはちょっと不安があるなあという気になります。UE5案件を今後こなしていく方向けのマシンとしては特にそんなふうに思ったりもするわけです。
ということでAMDが選択肢に上がってくるとRyzenってことになるようで、今選ぶなら出たばかりRyzen 9000シリーズに手を出したいとか思ったりします。
とはいえ今すぐ注文するなら現実的にはRyzen 7000シリーズになるだろうし、上記Intel CPUの代わりにするなら Ryzen 9 7950X / 7900X / 7900 になるんすかね。
CGソフト連中の互換性はどうなんだろう。CGWORLDのレビュー記事なんかを見ると問題なさそうに見えますか。うーん、これはAMDで検討するかぁ…
なをもちろん自宅用途の話ではない…
<追記>Intelは問題を特定しそれを解消するもんを配布するとしているし、また保証期間を延長するとも発表しています。それは何よりなのだけど、本当に問題が解決したのか不明なのと、保証期間が延びるのはいいけど壊れるとその対応が非常に面倒なのは間違いなく、その確率が高いと今は感じられる以上、選択肢にしづらいというのが正直なところですかね。</追記>