日々適当

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RedshiftがM1対応

mac |2021-04-29

MAXONすごいわ。Cinema 4DのM1へのネイティブ対応を真っ先に達成したと思ったら、NVIDIAオンリーだったRedshift RendererをAMD GPUに対応させたMac用をリリースし、そして今度でたアップデートではM1にも対応させてきました。M1というかApple Siliconですけどね。噂される次に登場するM2ってのにも対応しているのでしょう。

ということで、体験版もM1に対応したバージョン(3.0.45. Universal Binary)になったので、ベンチマークを走らせてみました。

Mac mini M1 2020のメモリ8GBモデルでの結果は39m05s。ちなみにGPUの仕様は Apple M1 5GBと出てます。参考までにRadeon RX Vega 56を外付けにしたMac mini 2018では 15m19sでした。それと比較しても半分以下の速度、ってことっすね。

WindowsのNVIDIA版とMacのMetal版では最適化具合が違うだろうから、ハードウェア性能が何分の一って単純には言えないけど、NVIDIAのGeforce RTX 3900では3分ぐらいで回るようなので、現状のRedshift Rendererでは最速クラスのGPUとは10倍以上の差があることになります。
これは将来のMac Pro用のApple Siliconも相当頑張らないと太刀打ちするのは難しいと想像させるし、複数枚GPUを積んでさらに強化できるx64 CPU環境と比較すると、とにかくパワーを求める分野ではSoC一個で対抗するのは無理じゃないかなって思ったりします。そのためにAMDのGPUのサポートをApple Siliconでも続けるのか、Apple独自にパワーを増設できる仕組みを用意するのか。まぁその辺りが見えてくるのは来年なんでしょうねぇ。

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macOS 11.4でようやくRadeon 6000シリーズに対応するそうです。

mac |2021-04-25

こっそり追加されたのではなく、リリースノートにしっかりと書かれている模様。

Apple、開発者向けにAMD Navi RDNA2アーキテクチャのグラフィックカードをサポートした「macOS Big Sur 11.4 beta Build 20F5046g」を公開。[Apple Ch.]

AMD Navi RDNA2のもの、つまり6800、6800XT、6900XTに対応する、と。(もしかしたら6700XTには対応しないのかもしれない)
パブリックベータもリリースされたようで、だからそれを試す人も出てきました。Redshift3d.comのフォーラムで、Mac ProにRadeon RX 6900XTを積んでベンチマークを走らせた人がその結果を上げてまして、それによると Time: 00h04m56s だそうです。この数字はWindows版におけるGeforceのRTX 3060Tiと同じぐらいみたい(ちょっと6900XTの方が遅い)で、従来のMac環境でのVega II一枚積みの倍近いスコアと言えそうです。

もっともこのベンチマーク、NVIDIAのRTX 3090だと6900XTの倍ぐらいのスコアになります。ゲーミングの性能ではRTX 3090と張り合ったり超えたりすることもある6900XTですから、RedshiftのMac版にチューニングの余地があるということなのか、Metalがまだまだってことなのでしょう。

それでもMac環境下において最強のカードを利用可能になるというのは大きいし、6800であっても5700XTよりも遥かにいい性能を示すらしいから、嬉しいアップデートとなるのは間違いありません。

また、GPUレンダリングにおいて重要なのは、複数枚搭載することでスコアがリニアに近い数字で伸びていくということです。この意味でApple Siliconにはあまり期待ができないと考えているので、将来のApple SiliconのMac ProでのAMDのカードのサポートは、AppleがApple SiliconでGPUパワーの増設を行うための機器を自分で出さないなら必須と言えそうですし、そうなるよう期待します。(で、M1でもeGPUがサポートされるといいなぁ…。ハードウェア的に無理なのかねぇ…)

ちなみに、個人的に所有しているeGPUの箱は550W電源なのでRadeon 6800XTは積むことができないようです。6800までみたい。じゃぁそれを手に入れようかなってネットを漁ると、今、GPUカードが大変に不足しているそうで、昨年11月に売り出された頃は高くても8万円超えることはなさそうだったのに、今は在庫がなく、あっても10万円を超える価格で取引されているようで、これは当分手に入れるのは無理だなと思いました。

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届きました。

pictures |2021-04-24

そんなわけで、予約を入れていたので発売日に届きました(が不在だったので昨日受け取れず、一日遅れとはなりました)。

つくばみらい市 21.04.24

K-3で不満は特になかったのだけど、K-3 Mk.IIIでシャッターを押した瞬間、違う、って感じられますな。まぁシャッター機構も売りだからそれはそうだし、K-3のはへたり始めているってこともあるのでしょう。でも仕組み的にも違うようだし、シャッター音の柔らかさと相まって感動しておりました。

シャッターボタンに645ZやK-1 Mark IIと同様の「リーフスイッチ」を採用。小型機で一般的に用いられるタクタイルスイッチと比べ押し心地が滑らかで、シャッターボタン操作時のぶれ抑制に有効なほか、連続撮影中も無理なくボタンを押し続けられます。

撮るプロセスを愉しむ / PENTAX K-3 Mark III [RICOH IMAGING]

感動しつつフルオートで撮影してみましたが、満足度高そうです。写りとか機能とかはまだ全然分かりませんがね。
ちゃんと機能を理解して使えるよになっていきませんとね。

つくばみらい市 21.04.24

ちなみにカメラに刺さっているのは個人的に初使用となるUHS-IIカードなのだけど、やっぱり二枚挿しておくべきだよなぁと価格を見てみると1枚目のスロットに刺さっているのは64GBで1万円超え(カメラ本体とセットになって売られていた物です)。同じ方がいいのかね。加えてSDカードリーダーも買い換えないといかんすな。その出費を失念しておりましたです、はい。

AUTO-HI のデフォルトがISO6400ですが、その感度でも素敵に出力されてきますなぁ(比較対象がK-3なもんで)。

困った時も25600まで上げても、まぁいけるんじゃねぇかって感じで、良きかな良きかなとご満悦です(比較対象はK-3なもんで)。

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iPad Proも出ました。

iPhone |2021-04-22

iPad Proもモデルチェンジです。
AppleはM1を使い倒すつもりなのでしょう。iPad Proにも搭載させてきたわけで、おそらくその性能はMacに搭載しているものと変わらないと思われます。Aシリーズの強化バージョン(数字の後ろにXがつく)を開発するよりかは、それに相当するようなMac用ローエンドのものを搭載しちゃった方が合理的だしセールスポイントにもなるから、ごくごく自然な判断だったのかもしれません。(もしかしたらこのiPad Proに搭載されていたかもしれないA14Xの価格よりM1の方が同じ数を生産する場合には高い可能性もありますが、Macと共用することで価格を下げているってのあるのでしょう。)

M1を除くと個人的にこいつの目玉はディスプレイだと思ってます。12.9インチモデルに搭載されるLiquid Retina XDRって名前をつけた物は、数字上の性能はそれはすごいと思わせてくれます。フルスクリーンの最大輝度1000ニト、ピーク輝度1600ニト。Pro Display XDRと同じって言い方してます。その輝度を精度良くコントロールできているのなら、その上で色の再現性がちゃんとしているなら、SidecarでMacのディスプレイにした時、ビデオツールのビューアを表示する画面として使ったらなんか良さげなのではないか、と思ったりしました。13万円ぐらいから買えるお高めのディスプレイなのだけど、その表示品質とSidecarの使い勝手次第では単なるディスプレイとして良さげとも妄想します。FCPとかのツールでそんな使い方ができるよう、OSやソフトの機能を持たせているのだろうか。

もう一つ面白いと思ったのがカメラでしょうか。モニタ面側についたカメラを広角レンズとし12MPのセンサーをつけることで、ビデオ会議アプリで被写体を常にセンターに捉えパンやズームしたような効果を実現するセンターフレームって機能を搭載しています。12MPってのは4K x 3Kぐらいのピクセル数みたいで、そこからHDぐらいのサイズを切り出すことでパンやズームを実現しているようですが、この力技感が素敵だと思いました。

そしてThunderboltの搭載です。これをiPadにつけると何が嬉しいんだろうとちょっと考えるわけですが、だいたいUSB 3でいいんじゃねって思ったりもするんで、iPad Proを考慮した面白い周辺機器が増えるといいなっていうこれからの展開を期待する感じですかね。

ということで、お値段を無視すれば非常に魅力あるマシンとなったiPad Proです。いや、先代モデルで十分魅力的だったのだけど、一段上った感があります。去年の今頃にiPad Proを買ってなかったら、こいつに突撃していたかもしれません。(冷静に考えると、iPad Proの現状の自分の使い方がiPad Airで十分じゃね?って感じなので、今だと買う直前に思いとどまりそうだけど…)

お値段はしかしMacBook系と装備がそんなに変わらないこともあり、同じような価格帯になってますな。搭載メモリ量はストレージ容量(1TB/2TBモデルは16GB、それ以外は8GB)で変わるらしいけど、そう言われちゃうと1TBモデルを選びたくなるというものです。213800円プラスAppleCara+の16280円で23万円コースですね。むしろMacBook Airの方が安い(22万円未満)w マジか。

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iMac 24-inch M1 2021 が登場しました

mac |2021-04-21

ということで日本時間21日午前2時からのストリーミングされたイベントでApple SiliconのiMacの第一弾が登場しました。
あるいはM1の強化版を乗せてくるのではないかと期待しましたが、こいつもエントリーモデルという括りみたいで、M1の仕様に変化はないようです。そこはちょっと残念でございました。

だからこの筐体でのトピックは、フルモデルチェンジされ大変に薄くなった筐体に24インチのモニタがはめ込まれ、その解像度が4480 x 2520というところにまずは注目するのだと思います。4.5Kって言い方をしていますか。かなりの大解像度と言っていいでしょう。10bitでP3の色域を持っての500ニトの明るさを実現するようです。この仕様のディスプレイだけ欲しいです。
一方で大解像度を内部に一個持っているために、外付けできるディスプレイは1台に制限されています。まぁこれはMacBook Airであってもそうなので、同じM1を使っている以上仕方がないといえましょう。
MacBookやMacBook Airよりディスプレイが巨大ですから描画性能が変わらない以上、描画のパフォーマンスは悪く感じられるかもしれません。それが問題にならない十分な性能を有してるという事ですかね。

個人的にはM1のGPU能力には不満を持っていて、それなのにeGPUをサポートしていないところでちょっとM1 Macへの視線が厳しくなります。

ちなみに本体が薄く軽くなったことで、スタンドも以前の21インチモデルより奥行きが短くなっているようです。3センチ弱ぐらい短くなった? これで嬉しい人は少ないだろうけど、狭い机の人にとっては3センチって数字も大きいかもしれません。

GPU性能の他に厳しい目を向ける箇所はもうひとつあって、それが電源が外付けということです。その外付けの電源にEthernetのコネクタを持たせたのは意表を突かれましたけど、本体を薄くするのに必要な措置だったのでしょうね。構造がシンプルじゃなくなったと言えるわけで、そこは残念でございました。(サードパーティーから電源にDock機能を持たせた展開があるなら面白いけど、そーいう仕様じゃ無いんだろうなあ)
電源アダプタは143Wだそうです。最大輝度でディスプレイを使うと(普通に使っててまずあり得ないだろうけど)そこそこ消費電力は激しくなりますか?

それにしてもなんで電源コードと本体の接合部をマグネットにしたんだろう。本体が軽いから足を引っ掛けると本体ごと机から落下する、みたいなことを防ぐためでしょうか。落下して壊すより電源ケーブルが抜けてシステムが落ちる方がまだ被害が少ないって考え方?

スピーカーとマイクとカメラに拘っているのは素晴らしいと思いました。M1を搭載したiMacはかなり静かだと予想されますし、ビデオ通話も捗ることでしょう。

で、キーボードについにTouch IDが搭載されました。ユーザの切り替え(ファストユーザスイッチ)もここを触るだけで行われるそうで、なんでテンキー付きのが無いの?と思ってしまう内容です(パスワード入力面倒くさい)。

<追記>Touch ID搭載Magic Keyboard(テンキー付き)ってあったのね。</追記>

今回のこの24インチモデルは21インチモデルを置き換えるもので、エントリーモデルのApple Siliconへの移行はこれで完了したと言えましょうか。(iMacのこのモデルの製品紹介ページを見ると、演算性能をアピールポイントにはしていないことが感じられます。iPad Proも同じ性能を手に入れた今、Macとしてはありふれた性能というくくりすかね)
だからほとんどのユーザにとってはこれはとても良い製品に見えていると予想します。割と性能の良さそうな4.5Kディスプレイを搭載してのこの性能をたぶん上質な質感を持つ筐体におさめて、それでいて相対的に割とリーズナブルな価格設定で。売れそうですね。

一方で演算性能を求める人々に向けての更新が次に控えている状況になったことで、WWDCを期待したいと思います。今年は6/7からだそうで。32GB以上のメモリとデスクトップ向けの他社製GPUと勝負できるGPUを持ったApple Silicon搭載のMacBook Proや27インチモデルの後継のiMacを期待したい。(GPUとメモリを共有することを考えると、もう少し大きいメモリを乗せて欲しいけど)
さらに上位の性能を持たせる必要のあるMac Proの後継は来年ですかね。だからその繋ぎのためのIntel Mac Proの更新も期待したいなあ。
Apple Silicon MacのGPU面では外付けしての性能アップをRadeonと組み合わせて行える仕様の追加をお願いしたいが、果たして実現できるものなのか…

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Apple新製品色々

mac |2021-04-21

日本時間4/21 2:00からストリーミングで公開されたAppleのスペシャルイベントでは結構多彩な製品が発表されました。Apple Cardの新サービス。iPhone 12の新色。Apple TV 4Kの新型。AirTag。M1搭載のiMac。M1搭載のiPad Pro。ために非常に忙しい感じの発表会の映像となってましたけど、まぁ、凝ってます。この映像制作はイベントのどれぐらい前に発注されたのだろう…

完全な新製品はAirTagで、iPhoneの「探す」アプリからそのタグが付与された端末の位置を探すことができる大きなボタン電池みたいな形状のものでした。想像していたものよりちょっとサイズが大きく、重さは11g。小さなものに取り付けることが難しいのだけど、キーホルダーやバッグ、財布といったある程度の大きさのあるものにつけておくのが当面の目的になるのでしょう。
徘徊老人の持ち物につけるなんて人も出てくるやもしれませんが、耐水性能もあるし、身の回りの小物だけじゃなく自動車、自転車といったものにもつけておくようになりそうです。
気になるバッテリーはCR2032電池でユーザにより交換可能となります。それで1年以上持つということのようです。
お値段1つで3800円。4パックで12800円とのこと。これは買うかな。 。

<追記>他人の追跡に使えると思ったけど、追跡された人への対処もAppleは考えているようでした。
Apple、他人や迷惑な追跡に利用されているAirTagをしばらく持ち歩き、AirTagから音が鳴ったりiPhoneに「AirTagがあなたの近くで見つかりました」と表示された場合の対処法を公開。[Apple Ch.]</追記>

Apple TV 4Kも買うかもしれません。これは単純にうちのApple TVが古すぎるからって理由ですけどね。
このApple TVで面白いのは、接続するテレビのモニタキャリブレーションをiPhoneを使って行おうとしていることです。専用のキャリブレータを使った正確なものじゃないとは思いますけど、この機能はMacにも搭載すべきじゃないかと思いました。っていうか搭載しましょうよ、Apple様。

今回の発表の主役はiMacとiPad Proですけど、どちらもM1を搭載しています。iPad Proについては「おぉ」と驚きがあり、iMacでは先行機種と演算性能やメモリ容量に変わりがないことに失望をおぼえました。
どちらも後でちゃんと内容を確認したいと思いますが、とりあえずiMacの仕様のディスプレイを(おそらくディスプレイはLGが作っているだろうから)LGあたりで出しませんかね?。あるいはiPad Pro 12.9インチモデルと同じ仕様のディスプレイをだしませんか、Apple様。

この発表に合わせApple Storeが一時メンテナンスに入りましたけど、その後、Mac miniの仕様に10Gb Ethernetが追加されたそうです。Mac ProのアクセサリとかiMac 27インチモデルのオプションにRadeonの6000番台が追加されないかなぁって妄想していたけど、それはありませんでした。あるいはIntel Macの新型も用意していると去年言っていたのだから、早く追加しませんかねー。

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なんでディスプレイのドットピッチは大きくなる傾向なんでしょうね

pc |2021-04-16

4K解像度を持ったディスプレイでモバイル用途ではないタイプのモニタサイズが拡大傾向にあります。まあそれはWQHDやWUXGAといったサイズでも起こった出来事ですけどね。

4k解像度を持つディスプレイの主戦場は27インチを越え30インチ台に行っているようにも見えます。そんな中24インチよりも小さいサイズのディスプレイは貴重になっている。省スペースを愛する私としては残念な限りでございます。

LGとJAPANNEXTあたりだけみたいですね、現役で24インチ以下(20インチ以上)を出しているのは。そして2020年以降発売の新しいのはJAPANNEXTのJN-IPS24UHDRC65Wってやつだけに見えます。価格優先で買うには悪くない選択肢だと思いますけど、選択肢がないのは寂しいです。

まあ性能的には数字だけ見ると悪くないと感じるし、お値段も割とお手頃だし、良い選択肢じゃないかって思うし、新し目ということで僕が自宅で使っているDellの2415Qってのよりも幅が1cmも狭いってのは大きなメリットですし。USB-C一本でMacBook Airがおそらくつながり給電もしてくれるらしいのもメリットでしょう。
事実上選択肢がこれしかないような気もするのでこれを選ぶのがいいのだろうけど、んー

って迷っているのはそろそろiMac Late 2013を引退させてMac mini M1 2020に役目を譲るにはモニタが必要だからなんだけど、まぁまぁ、二、三ヶ月迷いましょうか。

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M1対応のBlenderのアルファ版が登場してきました。

mac |2021-04-14

Blenderは日々開発版が更新されているわけですけど、そこにApple Silicon対応のものがついに登場してきました。

Blender Experimental Builds [blender.org]

現在全てのOSでアルファ版で展開している2.93でのリリースとなりますがどんな感じでしょうか。
ダウンロードしたのはblender-2.93.0-ec20b21d045e-macOS-arm64.dmg。一緒にIntel版であるblender-2.93.0-30ee57be60b7-macOS.dmgも落としました。
で起動させて、とりあえずビューポートをぐりぐりしてみたけど、M1だから早くなったということは感じませんでした。Rossetaが優秀なのでしょうけど。
ということで'Hi, my name is Amy' - Animation Test[cloud.blender.org] ってシーンを落として再生させてみました。

上図の状態(ビューポートのシェーディングをSolid)にして再生させた時、Intel版は22〜23fpsでした。Material Previewにしたときは6〜6.3fpsぐらい。一方M1ネイティブ版ではSolidの時は24fps。これはこのシーンが24fpsで設定されているからフルフレーム出ているという状態です。シーンの設定を60fpsにすると25pfsを超えるぐらいの数字だったことから、ギリ再生できていたって感じですね。Material Previewでは6.3〜6.7fpsでした。
Rossetta 2の性能が非常に良いと言えると同時に、まだ最適化までは進められていない印象ですかね。

しかしまずは第一歩を踏み出した、って感じでしょうか。

なを、参考までにMac mini 2018(eGPUにVega 56)上のBlender 2.92で再生すると、Solidではフルフレーム出て、60fpsに変更すると30〜35fps。Material Previewでは20fpsを超えるぐらいの数字ですから、まだまだM1対応のBlenderは発展途上という事っすね。現状、過度な期待は禁物です。

それはそうと、上記のお試しをしてみた環境はM1 Mac miniにDellのモニタをDisplayportで繋いだのだけど、SafariでWebブラウジングしているとIntel版で見ている時と明らかに色の感じが違うサイトがあるわけで、なるほど、これがM1 Macの色が怪しいというやつかというのを実感したりしておりますw

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桜のシーズンも終盤です

pictures |2021-04-12

本州では岩手・秋田あたりか標高の高い所が桜の見頃になってきていて、いよいよ終盤なんですけど、早くないですか、ホントに。

というわけで、今日も代休だったので桜を見に行きたかったのですけど、桜の見頃の範囲が千葉県から見ると遠隔地になってしまってて、なかなか日帰りでは届きにくくなってきております。が、まだなんとかギリ長野県に届くかなと足を伸ばしてみました。行ったのは山ノ内町。

樹齢850年を超えるエドヒガンザクラである千歳桜とか宇木の古代桜とか呼ばれている一本桜を中心に何本かの名木を見るコースが用意されているのですね。ぐるっと回って4.1kmだそうです。平地の4.1kmじゃないのは注意だけど、見晴らしのいいところを歩くことになるので、散策には良さげです。たぶんリンゴの畑が広がっているだけでお店とか何もないですけどね。

しかし、数日遅かった。葉がつき始めていて、ちょっと残念ではありました。

山ノ内町 21.04.12

山ノ内町 21.04.12

山ノ内町 21.04.12

主な桜は三本なのだと思うのだけど、ハイライトは一番高いところに生えている大久保のしだれ桜なのだと思いました。

山ノ内町 21.04.12

見上げる位置に立っていることもあり、なかなかの迫力だと思いました。でも、時期がちょっと遅かったなぁ。上着はおらないと寒いかなって思ってたのだけど、標高600mぐらいのこのあたりはかなり暖かで、そんな日が多かったんでしょう。一気に開花して散り始めるところまで行っちゃっただろうな、と。

ソメイヨシノ?はまだギリギリ満開を保っているように見えました。近くの小学校(山ノ内西小学校かね?)が見事で校庭をぐるりと囲んで桜が咲き誇ってて、漫画やアニメでよく見る、桜に迎えられる新学期って光景が繰り広げられてそうです。見事といえば、この地に行く前に道の駅に寄ったのだけど、道の駅からこの場所に至る道の周りが林檎畑?で、その木々の広がりと、そららに花がついている光景ですかね。なんで車を止めて写真を撮らなかったのかと後悔しております。

ということで、この場所でうちから往復550km強ぐらいのところになりまして、自家用車で出かけての日帰りで観光するにはギリギリの距離かなって感触です。この後、桜を見たいと思ったら新幹線や飛行機に乗ってって事ですな。今年もそこまでやる気はない、予定。

ゴールデンウィーク中に見頃になってて人で賑わう国営ひたち海浜公園のネモフィラですけど既に七分咲きだそうです。来週あたり行くともしかしたらいい感じなのかもしれず。でも桜に限らす早いっすなぁ。

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福島の桜見物

pictures |2021-04-06

昨日、福島県の真ん中辺に行って来ました。具体的には三春町とその北側。
つまりは桜のシーズンなので観に行って来たってことなんですけど、今回は名前のついている桜をいくつか見てきました。

まずは合戦場のしだれ桜を目指しました。
しかし常磐道・磐越道を走っている間ずっと雨。そんな天気でなんで福島県のここを選んだのかというと、天気予報的に(日帰り圏内で桜の名所のうち)晴れマークが一番多く出ている地域だったからです。他は山梨・埼玉・群馬・栃木・長野あたりが選択肢でした。
もっとも、合戦場のしだれ桜のとこについた時もまだ雨で、傘をさして車外に出ての桜見物となりました。幸い10分もしたら雨が止んで、以降降られることはなかったので概ね天気予報どおりだったのでしょう。

二本松市 21.04.05

その合戦場のしだれ桜は初めて見に行ったわけですが、ここは周囲の景観が素晴らしいところでした。車で坂を登ったその一番高いところ付近に目的の桜があるのですが、手前すぐのところが開けてて、平面部分の菜の花と斜面のたくさんの桜のなす彩りが見事でした。

二本松市 21.04.05

んで、そこを後にして1km強ほどのところにある道の駅 さくらの郷に車を止め、その周囲の桜見物です。名のあるところでは福田寺の糸桜と新殿神社の岩桜が徒歩圏内にあります。(合戦場のしだれ桜も徒歩1km強だから十分徒歩圏内)
昼飯をSAで済ませてしまったのが無計画でしたわ。この道の駅で食べるんだった。

二本松市 21.04.05

二本松市 21.04.05

続いて向かったのは平堂壇の桜です。一本桜なのだけど、その立っているところが独特で、つまり古墳っぽい丘の上にある(古墳なのかもしれない)。その丘の周囲も立体的で、なかなかテンションが上がる風景です。この桜は周りの景観とセットで、素晴らしい、ってものですね。
悔しいことに、そこから離れたら日がさしてきやがりました。

三春町 21.04.05

んで、雲がまだまだ多い中、次に向かうは塩ノ崎の大桜です。ちなみにGoogle mapを見ると、この近辺に名前のついた桜がいくつか点在しているようです。今回はその中でも有名どころを回っています。

さて、塩ノ崎の大桜ですが、こちらも小高い丘の頂上に立っていますが、道路を挟んで向こう側の見事な桜の群れとのコラボレーションも、近くの斜面に植えられた菜の花とのコラボレーションもとてもよろしかったです。

本宮市 21.04.05

こちらも駐車場に戻ったところで大桜に日の光が当たり出しやがってですね、間が悪いなと、そう思うわけです。

この時点で15時20分ですから、そろそろこの日の最終目的地、三春の滝桜に向かうこととします。
その観客のための駐車場に入るためにちょっとは渋滞に巻き込まれることを覚悟していたのですけど、スイスイと入ることができたのには驚きました。例年だとライトアップされているようだからそんなことはないのかもしれないけど、今年は中止だからですかね。何年か前に来た時は、午後13時とか14時の平日だったと思うけど、結構な渋滞に巻き込まれてます。平日でこれだから休日はどうなるんだと、そりゃ高速道路場に渋滞に関する注意書きが出ているわけだと思ったものです。

三春町 21.04.05

そして現れる滝桜。やはりこの桜は別格なのだと思います。単体でものすごい存在感です。
この滝桜や先に見た桜の周囲には、名のある桜に匹敵するような木が割とそこ彼処にあり、この辺りの桜資源の豊さを実感するのですが、でも滝桜の別格さを知ると、なるほど地元の人も名無しのままにしとくわけだと納得もするわけです(そんな意識は全くないかもしれませんが)。

三春町 21.04.05

滝桜の前に行ったのは15:55頃です。滝桜正面からは西日でほぼ逆光という感じになり、16時半頃には桜は裏の山の影に入ってしまいます。光の中で滝桜を撮ろうと思ったら午前中から15時頃には来てないといけないのかもしれませんね。まぁでもこんな時間に来たことがなかったので、これまで見たことのある滝桜とは違う光線のものを見ることができて、そんな意味では満足度が高いです。
ちなみにこの頃には雲がほぼなくなってて、西日にいい感じに照らされた桜を見ることができました。

三春町 21.04.05

三春町 21.04.05 三春滝桜 - Spherical Image - RICOH THETA

そんなわけで17時前ぐらいまでここにいて、帰路につきます。
車はスイスイと走り、混雑にあうこともなく割と最短に近い時間で家に着くことができました。
平日ということとコロナ禍ということと午後早い時間まで雨が降っていたおかげですかね。まぁまぁ俺得な状態だったかもしれません。
この辺の桜、気温が低めなら今週の週末もいい感じの風景を楽しめるんじゃないかと思いつつ、土曜日に仕事が入ってきやがりましたので行くのは無理ですな。まぁ行く気もなかったけど。

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