日々適当

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マイフォトストリームが廃止ですと

mac |2023-05-30

マイフォトストリームのサービス終了について[Apple サポート]

iPhoneで撮った写真が自動でMac側(これがマスターと考える)にも同期されるよ、って利用の仕方をしていたマイフォトストリームが7/26で終了ということです。Appleは代替手段としてiCloud写真の利用を書いているわけですけど、フォトストリームと違ってそっちはiCloudの容量を圧迫します。そして、マスターとしているMacの写真.appのライブラリは1.3TB弱というサイズなもので、iCloudのストレージプランの2TBを契約しないと収まりません。そんなわけで今までiCloud写真は使ってこなかったのですけど、いよいよ年貢の納め時、ということなのか。

基本的には画質の劣化は起こらないようだから、容量さえクリアされればiCloud写真に移行するのもやぶさかではないのだけど、現在契約している200GBが400円なのに対して、次のサイズである2TBが1300円。まあ10倍の容量にアップして価格は3.25倍だからリーズナブルともいえますけど、1300円かーと悩むわけです。いろんなサービスのサブスクリプションで毎月いくら払ってんだろうって感じの状況なもんで。

ということで、アップグレードしました。思う壺です。

設定を変更。放置してたらそのうちアップロードも終わるでしょう…

<追記>6/8、ようやくアップロードが終わったらしく、今度はiPhoneの方からアップロードされたもののダウンロードが始まったのだけど、フォトストリーム経由でMac内に保存された写真(JPEG)とiPhoneにあったオリジナルのファイル(HEIC)がダブってる。さて、どうしたもんか…</追記>

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Blender 3.6がベータになりましたね

cg |2023-05-21

やや古い話ですけど、Blender 3.6がベータになり、4.0がアルファになりました。

3.6の目玉としてはGometery NodesにSimulationノードが加わったってものですけど、普段使いで個人的には、UVの機能向上がありがたいかもしれないと思ってます。
UV Packingがアップグレードされて、UVアイランドの形状を正確な形状で取り扱うことでより効率的にパッキングされるようになったとか、UV上で重なってる同一形状のUVアイランドは重なったまま再配置してくれるとか。挙動がちょっと怪しい部分もあるけど、そこはベータ版ということですな。

球や円柱でUV展開するオプションは3.5に続いて手を加えられていて、Seamを切り口として考慮してくれるようになりました.。

ちなみにこの辺の投影で展開する時のSoftimageの考え方がとても好きでした。投影でマッピングするとその投影の基準となるガイドオブジェクトが生成されコマンドが適用されたオブジェクトの子どもとして配置され、そのガイドオブジェクトを動かせば投影の向きや位置をあとからでも調整可能なんすよね。これが便利だった。AutodeskはLightwaveを解放したVizrtを見習い、しかるべきところにSoftimageを譲渡・売却してくれませんかね(買い手がいるのかわからんけど。時間が経ちすぎててもう無理だろというのも想像つくけど)。

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ルートディレクトリにフォルダを掘る

mac |2023-05-13

macOSはCatalinaからかな、/(ルート)にフォルダを掘れなくなりました。だから、/HOGE/Server とかいう階層にサーバーの共有フォルダをマウントさせて、Linux環境とパスを一致させることで共同作業の利便性を向上させていましたって方々は困っていたわけです。
Appleはそれを回避する手段として /etc/synthetic.conf ってのを用意していて、ルートディレクトリにフォルダを作る方法を提供していました。ただユーザがアクセスできるそれはあくまでもシンボリックリンクとしてって形で使うものって自分は思ってて、ファイルパスの一致の問題を解決できないでおりました。

現在のmacOSはMacintosh HDの一番上の階層に表示される Applications とか Users などといったMacユーザにお馴染みのフォルダも、実際は /System/Volumes/Data 内にある同名ディレクトリを synthetic.conf の仕組みでもって ルートにあるように見せているって仕組みになってるようです。/Applicationsや/Usersといったディレクトリはシステムが使用するsynthetic.conf を使ってルートディレクトリにあるように見せているようですが、ユーザは /etc/synthetic.conf を使って同じことができました。その機能を使って、SIPを解除して云々とかいうイレギュラーな運用をすることなくルートディレクトリにフォルダを掘る方法がネットに書かれてました

メモっときます。ただしこれはボリュームをこの位置にマウントさせるという考え方になるみたいです。

HOGEって名前でルートにフォルダを掘りたいとします。

echo 'HOGE' | sudo tee -a /etc/synthetic.conf

/etc/synthetic.confにHOGEって書いただけです。で、マシンを再起動。これで、HOGEがルートに出来上がりますが、その状態だとアクセスはできません。そこで以下の処理をします。

sudo diskutil apfs addVolume disk1 APFSX HOGE -mountpoint /HOGE 
sudo diskutil enableOwnership /HOGE
sudo chflags hidden /HOGE
echo " LABEL=HOGE /HOGE apfs rw"|sudo tee -a /etc/fstab

disk1の部分は diskutil list でマウントされているボリュームの一覧を見て、たぶん、システムの入っているコンテナを指定してやることになります。自分のマシンでやったら disk1 ではなく disk3 でした。APFSXを使っているのはなんでなんだろう?
APFSボリュームをマウントするパス(synthetic.confで作成したHOGE)を指定してAPFSコンテナに追加するという処理をして、
その所有権を有効にし
デスクトップに表示されないようにして
以降も同じようにHOGEを動作させるためにfstabに記入しておきます。

そんな順序の模様。結果、このHOGEフォルダの中にフォルダを掘って、そいつにサーバーの共有フォルダをマウントさせることができるようになりました。たぶんこれで行けるのではないかと思うけど、さて。

<追記>テスト的にHOGEとかいう名前で作っちゃったので、それをちゃんと本番環境の名前にしておきたいと思いました。

/etc/synthetic.conf の中のHOGEと書かれた行のHOGEを本番環境の名前に変更して保存。仮にそれをHAGEとします。

DiskUtilityを開くとHOGEがマウントされているので、それを普通にHAGEとリネームします。diskutilコマンドのremaneを使ってもいいでしょう。(普通にFinderからリネームでもいいのか?)

fstabのHOGEとなっている部分をHAGEに書き換えます。

これだけでいいみたいでした。</追記>

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FCPとLogic ProがiPad対応

iPhone |2023-05-10

Apple、プロユーザー向け映像制作アプリ「Final Cut Pro」と音楽制作アプリ「Logic Pro」のiPad版を5月24日からサブスクリプションで提供すると発表。[Apple Ch.]

まあそれ自体はいいんです。最近FCPの更新がないなぁって思っていたらこれの開発をしていたのかなぁって感じで。
興味深いのはこの二つのツールはサブスクリプションで提供されるということ。月額700円か年間7000円で、macOS版のFCPの値段が45000円(今はそんなに高いのね)ということを考えれば6年から7年分の金額だからまあ割高感はないのかもしれず、月額700円という数字も試しやすいのかもしれないけど、macOS版ももしかしたら将来そうなるのかなぁと考えるとちょっとモニョッとします。

iPad版のFPCは果たしてどんな使い勝手なのかって方面の興味はそもそも使う気がないために(と言いますかそれ以前にシステム要件を満たすiPadを持ってない。M1搭載以上の機種が必要ということで)、興味は今後のAppleアプリからのお金の取られ方に行くのでした。

ちなみに動画編集なんて大容量のファイルを取り扱う案件の一つだけど、iPadのストレージは最大でも2TBの現在、足りるの?ってことはありましょう。そこはThnderboltやUSB 3.1 Gen2で繋いだ外付けストレージを利用しろってことですかね?

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最近知ったこと

cg |2023-05-03

Blenderの親子関係構築時に、3.2あたりからParent Inverser Matrixに逆行列を保持せずに親子関係を構築する、つまりトランスフォームパネルに表示される値が親の座標系基準で表示された状態になる機能が付加されましたけど、親だけを動かして子供はその場にとどまり続ける動かし方をした時、Parent Inverser Matrixに値が入ってしまうのかぁ、というのが今日の発見。

いや、最近、オブジェクトのセンターだけを動かす方法を知りまして、それは3Dビューの右上にあるOptionからTransfrom Affect OnlyをOriginsにするってのが方法の一つなのだけど、そこにParentがあったのでそれをオンにして親階層を動かしてみたところ、子供の位置を数値で判断できなくなるじゃねぇかって思った次第です。

ちなみにそれ以外に最近知ったこととして、カメラの切り替えがOutlinerから出来たんだ、ってことです。今更かよって感じですねw

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AppleのOSの緊急アップデート

mac |2023-05-02

macOS 13.3.1(a)、iOS 16.4.1(a) が5/1にリリースされて、これがVenturaやiOS 16で実装されたRapid Security Responseを利用した初めての例として話題になってますが、その内容は不明のままです。その内容をオープンにするとやばいことになるというぐらいまずいものなんでしょうかね。

その機能は再起動をせずとも重要な更新をあてることができるとWWDCのキーノートで述べられていたようですが、今回のアップデートは再起動を必要とするものの模様。やばいところに手が入るんでしょう。やばいですね。macOS 13.3.1、iOS/iPadOS 16.4.1にのみ配信されるそうで、それより前のバージョンには影響がないアップデートってことすかね。そこを明示しておかないといけないように思うけど、どうなんだろ。そのバージョンにしか配布しないよって言っているってことはつまりはそーいうことなのかな。

About Rapid Security Responses for iOS, iPadOS, and macOS [Apple Support]

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