日々適当

hibitekitou

冬っぽい風景作り

xsi |2010-12-07


樹に雪を積もらせてみよう、とふと思ったのです。

ということで、まずは樹を作ります。作るのは大変なので、Vueのオブジェクトを拝借します。



使用した樹はこの種類。これをVueシーンに読込みます。



Vue内でやるつもりはさらさら無いために(樹に雪を積もらせるって作業は大変そうです)、Vue内での設定はまったく行わず、Softimageに持ち込むために、lwoで吐き出す事にします。



テクスチャは色情報とアルファ情報(葉っぱの形のため)とバンプ情報を書き出しています。
ちなみに、Vueから樹オブジェクトを吐き出すと、葉っぱや幹、枝がひとつのオブジェクトにまとまってしまいます。SIに読込んだ時、それぞれの要素がクラスタにわけられている、という事もありません。UV座標系の上半分が幹や枝、下半分が葉っぱ、というようなテクスチャを貼り付けられるようなオブジェクトとして書き出されてきます。

ですから、SI上でのマテリアルの設定は、たとえばイカのような感じなります。



アルファの情報を使って、Spriteで葉っぱの形を抜いている、というわけですね。

そして、雪を積もらせるという作業は、ICE ParticleとPolygonizerを使います。
ICEの設定は以下の通り。一応、方向を見て、密度差が発生するつもりな組みかたですけど、そこんところは適当すぎます。
本気でやるなら、もっとちゃんと組んでやらないといけないでしょう。



樹オブジェクトにTexture_mapを設定し、そこに樹のアルファのテクスチャを指定。そのアルファの白黒を見て、葉っぱが無いところのパーティクルを削除するように設定してあります。

そんな感じで設定した樹や地面を設定して、シーンが一応完成するわけですが、しかし、無駄に重いですな。
最終的にはPolygonizerで作成されたメッシュをフリーズして、リダクションして、より扱いやすいシーンを目指すべきでしょう。



<追記>
最近のSoftimageの影の中の影。 [A-s-C-e-n-S-i-o-N] にてSprite使用禁止令がおりたので、まんま参考にさせてもらって、樹のRenderTreeを組直しました。




</追記>
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