西国を歩くと決めた1年前からイオンの本屋さんで何度も立ち読みしていた、JTBパブリッシングの「熊野古道をあるく」を買ってきました。最初この本を開いたときは伊勢路の地図が一部しか載っていなかったのでこれは使えないと、買う気にもなれなかったのですが、中辺路の地図と解説は分かりやすいのでこれを持って歩くことにしました。伊勢路の地図はネットで検索して自分のパソコン地図を印刷した上で赤線を引いていきます。那智駅までの地図はもうずっと前に完成しています。ガイドブックを買ったので、那智から滝尻までの地図は必要なくなって、あとは滝尻から粉河寺の手前までの地図の印刷をするだけです。
熊野古道を歩く人のほとんどは中辺路を歩いて熊野三山を目指す。滝尻から本宮を経て那智大社、速玉大社へと向かう。その分の地図は全てこの本の中にあります。距離や標高差を考えると大体の人が5泊でそんなに無理をせず歩けるようです。
初日はアドベンチャーワールドでパンダを見て田辺の宿に宿泊
2日目は滝尻までバスで行って、近露の宿まで歩く
3日目は本宮をお参りして湯の峰温泉に宿泊
4日目は小雲取越で小口自然の家に宿泊
5日目は大雲取越で那智大社まで
6日目は速玉大社をお参りして電車で帰宅
5泊だけだから全部宿に泊まってもそんなに大きな出費にならないし、何といってもほとんどの道が歴史を十二分に感じることのできる山道なので外国の人に人気があるのもうなずけます。四国は95%近くが舗装道で、感じのいい山道は本当に少ない、そして何より日数がかかりすぎる。