WALKER’S 

歩く男の日日

7日目=石鎚仰いで

2018-04-08 | 日記

 16時40分、ビジネス旅館小松に到着しました。今日は60番奥の院星が森と61番奥の院白瀧の御朱印を頂きました。どちらもなかなかの筆さばきで気に入っています。石鎚大権現、白瀧不動明王とはっきり読み取れます。そして写真でどれだけ伝わっているでしょうか、石鎚がうっすら雪化粧、最高です、感動です、昨日寒さにうちひしがれたのが報われた思いです。

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6日目=続き

2018-04-08 | 日記

 横屋の管理者、加藤さんはスペインの巡礼路サンチアゴデコンポステーラを歩かれました、夕食の後その時の写真をじっくり解説付きで楽しませてもらいました。アルベルゲと呼ばれる簡易宿泊施設が5㎞おきの町町にもれなくあって1000円前後で宿泊出来ます。ベッドとシャワーだけの相部屋大部屋、13時から受付が始まって早い者勝ち、溢れれば次の宿まで歩くことになる。予約のてきる宿もあるけれど値段は倍くらいになる。食事代を含めて1日3千円で行けるそうです。道中の風景は本当に四国と違います、町の中以外は舗装道はほとんどなく人工物も見当たらない、おそらく百年二百年前と変わらぬ風景がそこに広がっている。車が通ることもない、何から何まで四国と正反対、スペインを歩いた人が四国に来て何を感じるのだろう、失望することはないのだろうかと考えたりしました。加藤さんの言うには歩くことの楽しさやその本質は変わらないし、ここに来る外国の人も十分楽しんでいるとのことです。たしかにスペインの風景は自然たっぷりではあるけれど単調だと言えなくもない、海はないし山も川も池も森も見せてもらった写真の中にはなかった、海はゴールの10㎞先にはあってそこが本当の終着地ではあるようです。考えれば四国95%以上が舗装道だと言われるけれど、風景のバリエーションは何倍も多彩だしそれだけ味わいも深くなるのかもしれません。