WALKER’S 

歩く男の日日

2014 関西マーチングコンテスト

2014-09-24 | 演奏会

 会津散歩の途中なのですが、昨日は関西マーチングコンテスト(高校以上)を見てきたのでその感想を書いておきます。
 審査結果を見る前に思ったのは、代表が5校であれば、ほとんど迷うことなく、大阪桐蔭、淀川工科、箕面自由学園、京都橘、早稲田摂陵、の5校で間違いないだろうと感じながら、会場を後にしたのですが、4校だとこの中からどの学校がはずれるのか全く見当もつかないほどでした。それぞれ特徴があって、確実にきれいに仕上げてきていました。この中で昨年全国に行けなかった京都橘は、昨年前半の直角ターンのマーチの部分が見所がなく音楽も弱くて銀賞レベル、どんなに後半のシングのステップが素晴らしくても代表になれなかったのは仕方がないと、このブログで書いたのですが、今回はその前半部分もガッチリ仕上げて、さらに後半のステップも例年以上の美しい仕上がりで、これははずすわけにはいかないという感じ。個人的に思い入れのある(先達お遍路の竹下さんのお孫さんが在籍している)早稲田摂陵も本当にお手本以上のきびきびとしたターン、ステップで見惚れるばかり。淀川工科は音楽が本当に美しい。どちらの方向を向いてもまるで普通のコンサートホールで吹いているような素晴らしいバランスとまとまり、木管の音が常にたっぷり聞こえています。箕面自由学園はやっぱりシンレッドラインが美しくて大好きです。大阪桐蔭は昨年全国でも金賞だったので貫禄の演奏でこれは間違いないと思っていたのですが、審査結果は代表をはずれてしまいました。意外だったのですが、納得できる部分もあります。ぼくの感じでは曲が難しすぎた(サン=サーンスのサムソンとデリラ)というのと、他の4校に比べて楽しくなかったというのがありました。