WALKER’S 

歩く男の日日

春よ来い

2013-02-01 | 日記


 今朝のおはようパーソナリティ、2月の暦のコーナーの最初のBGMは「春よ来い」だった。作詞相馬御風、作曲弘田龍太郎。相馬御風と聞いてぴんとこない人がほとんどだと思うけれど、彼の歌は神宮に行けば毎年確実に20回以上演奏され歌われている。都の西北、で始まる早稲田大学の校歌の作詞は彼のものだ。彼は新潟県糸魚川出身、フォッサマグナミュージアムの前にも「春よ来い」の歌碑がある。写真は作曲した弘田龍太郎のふるさと安芸市にあるもの。香川照之さんが演じた岩崎弥太郎の生家の前にある。3回目のお遍路の時無理してここまで行って撮ってきた。
 「春よ来い はやく来い
  あるきはじめた みいちゃんが
  赤い鼻緒の ジョジョはいて
  おんもへ出たいと 待っている」
 みいちゃんは御風の長女文子(あやこ)さん。彼女が2歳の時この詩は書かれた。
 「あの歌の歌詞は最初 “あるきはじめた あやちゃん” となっていたと聞いています。それが作曲をして下さった弘田龍太郎さんが、あやちゃんでは歌いにくいからみいちゃんに変えようと提案なさったそうです。」文子さんは平成18年、85歳の時のインタビューにそう答えている。