WALKER’S 

歩く男の日日

ザカレッジオペラハウス

2013-02-18 | 日記

  
 15ヶ月ぶりに庄内でオペラ鑑賞です。席は前から4列目の真ん中、今までは自由席だったので2階席で見ていたけれど、こんな前の席でオペラを見るのは初めて。オーケストラの姿が全く見えない。指揮者の頭とタクトだけが見えている。
 第1幕の最後のアリア「もう飛ぶまいぞ」を聴くと涙がこぼれそうになった。そして第4幕のフィナーレでは本当に涙がこぼれてきた。ニコニコしながらそこにモーツァルトがたたずんでいるような感じがした。200年前のウィーンやプラハの人々と同じように現代の関西の人々が笑い喜び心動かされている。そのことを誰より望み喜んでいるのがモーツァルト自身であることは疑う余地がない。