ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

そういう売り方

2014年10月13日 23時25分10秒 | Weblog
神羅万象チョコを二つ以上箱買いしても、内容的に一箱分と大差ない
呪いは今もなお継続中のようである。そもそも一箱につき3~4枚しか
入っていないキラカードが全10種という、やる気を挫くこの感覚は、
阿漕な商法がまかり通る昨今にあって、克服して然るべき感覚なのかと
めまいを覚える。決してそれは台風による気圧変化や、風で家が揺れている
せいばかりではなかろう。

最近の神羅万象チョコにおいて、特に強く感じるのが、上で書いたような
キラカード以外の雑魚とも言うべきノーマルカードのハズレ感の強化で
ある。ノーマルカードと言っても色々あるとは言え、出てきた瞬間に
お菓子のウェハースごと四つに折り割りたい衝動に駆られるレベルの
ものが沢山あるのはいかがなものかと思う。

例えば小学生が、遠足のおやつ代として渡されたなけなしの300円で買った
それから、開けるまでのワクワク感を全てマイナスに転化するかの如き、
“いけてない”カードが出た時の悲憤は察するに余りある。
ビックリマンなどのシールであれば適当な場所に貼ることで『処刑』する
ことができ、それで幾らかの憂さも晴れるが、カードではそうも行かない。

『明らかなハズレ』というのは商業的に必要な存在なのかも知れないが、
半ば悪意を感じられるようなものは、作り手の倫理観を疑いたくなる。
度が過ぎると焼き畑農業的な、儲かれば(後のことなど)よかろうなのだ
という理論に繋がり、後進が育たず業界が痩せ衰え潰え去る。

個人的にはキラカードや弾あたりの総枚数を減らしてでも、いけてない
(=嬉しくない)カードを排除する方向にするのが良いと感じる。
コメント
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