制服関連の資料に、ネクタイの結び方についての項目があり、それを見て
初めて己のネクタイの結び方が間違っていた事を知る。
高校生の時の制服がネクタイ付きで、常時着用と言うわけでは無かったが、
そこで知識を得てからずっと間違い通しだったことになる。
結び方について、生徒手帳やそういったところにもやり方は書いておらず、
その他の手引書や、教員による指導も無く、たまに結び方を忘れた同級生が
聞いてくる程度の環境が、今思うと間違いを正せなかった土台を醸成して
いたのだろう。
そもそもネクタイはそれなりにでも結んでしまって、形を作れば大体外面は
出来上がるので、過程がどうであるかは正誤も含めてほぼ分からない。
簡易的なネクタイの中には、胸元に付けるだけ、というタイプのものも
あるが、それもよほど注意深く見ないと分からない。
既に出来上がったものの外面から、正しい成り立ちを知ることがいかに
困難かということ、そして結果が何とか取り繕えれば良かろうと思って
いると、結局己のやり方しか見えなくなることを思い知らされる。
誰が、何が、すぐに困るわけでもないが、知ったならばすぐにでも
改めたくなる、そんな物事がまだ他にも沢山ありそうだ。
初めて己のネクタイの結び方が間違っていた事を知る。
高校生の時の制服がネクタイ付きで、常時着用と言うわけでは無かったが、
そこで知識を得てからずっと間違い通しだったことになる。
結び方について、生徒手帳やそういったところにもやり方は書いておらず、
その他の手引書や、教員による指導も無く、たまに結び方を忘れた同級生が
聞いてくる程度の環境が、今思うと間違いを正せなかった土台を醸成して
いたのだろう。
そもそもネクタイはそれなりにでも結んでしまって、形を作れば大体外面は
出来上がるので、過程がどうであるかは正誤も含めてほぼ分からない。
簡易的なネクタイの中には、胸元に付けるだけ、というタイプのものも
あるが、それもよほど注意深く見ないと分からない。
既に出来上がったものの外面から、正しい成り立ちを知ることがいかに
困難かということ、そして結果が何とか取り繕えれば良かろうと思って
いると、結局己のやり方しか見えなくなることを思い知らされる。
誰が、何が、すぐに困るわけでもないが、知ったならばすぐにでも
改めたくなる、そんな物事がまだ他にも沢山ありそうだ。