自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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アゴを引けば身体が変わる ⑥

2014-07-14 05:48:21 | 健康法

このポーチュラカの右奥に、下の日々草が植わっています。
一株だけ植えるとどんな具合に見えるのか、試したかったのです。


面白いことに、ポーチュラカは日中の限られた時間だけしか美しく咲きません。
その点、日々草はいつでも満開風で美しい。
なので、来年は日々草だけにしようと思っています。


講義8 慢性痛とのつき合い方

P.197 なぜ痛いのかと考えるよりも、

   なぜ痛めてしまったのかを冷静に考えることが、

   最短で”出口”に辿り着くためのポイントになる。


   普段の生活を鑑みれば、必ずや発症の契機となっている

   習慣や癖が見つかるはずだ。


   最終的なゴールは痛みをやっつけることだけではない。

   結果的に痛みが消失すればよいが、それよりも

   患部にダメージを与え続けてきた悪しき習慣(姿勢や動作パターン)を改善することが、

   皆が目差すべきゴールなのである。



P.212 トリガーポイントと慢性痛

なぜ、いつも同じところばかり痛むのか?との質問への答えは、

   長い時間をかけて組織が侵された結果、

   組織が異質なものに変化して、本来の機能を失ってしまったから。


   筋肉や靭帯に限定していえば、

   伸び切ったゴムが元には戻らないように、

   繊維がスジ状に硬くなった筋肉や靭帯は元の状態には戻らない。


   そういう部位は身体の弱点となり、ちょっとしたストレスでも真っ先に疲労し、

   痛みを生じるようになるのだ。


P.213 いつも痛くなる部位は、別の組織に置き換わってしまったのだと認識した方が良い。

   そして、患部に負担を掛けない工夫をすることが大切である。

   多くの人は完治しないことを不満に思うようだが、、

   加齢とともに細胞の再生能力が低下することを鑑みれば、

   今の状態を維持するだけでも意味はある。



P.214 持続的なストレスに晒された筋膜には、

   トリガーポイントと呼ばれるシコリができる。

   トリガーポイントが形成されると、そこから離れた場所に痛みが出現するため、

   どこが痛みを出しているのか、本人もわかりづらいのである。


   患者が認識していた病巣の場所と、実際の病巣の場所が

   異なっているケースは非常に多いのだ。


   トリガーポイントによる痛みを「関連痛」と呼ぶ。

   トリガーポイントがある筋肉は、筋力や柔軟性の低下、感覚異常、

   皮膚の脱色、脱毛などが起こる。


   トリガーポイントも、慢性痛の主な原因となっているケースが非常に多い。

   実際に、トリガーポイントのケアをした直後から、

   長引く症状が劇的に解消されるのである。


   マッサージやストレッチには、滞留した炎症物質や疼痛を除去する効果と、

   トリガーポイントによる関連痛を抑制する効果、さらには、

   癒着・短縮した筋繊維を元の長さに戻す効果がある。


P.215 本気で慢性痛を治したいと思うのならば、

   多少の痛みがあっても、動ける範囲で動き続けることが大切だ。


   動き続けることによって、患部の代謝と循環が改善され、

   組織の癒着を防げるのだ。

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