自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

小腸を強くすれば  2

2019-07-14 06:53:41 | 図書メモ




P.79 小腸が過剰なガスで膨らんで縮んでを繰り返すうちに、
   小腸の粘膜は薄くなり、小腸粘膜はダメージを受けます。
   また、過剰な腸内細菌が作り出す毒素は、
   小腸粘膜にキズをつけます。

   (中略)最終的には「リーキーガット症候群(漏れる腸)」に。
   (中略)細菌の毒素が血液の流れに乗るようになってしまい、、、
   免疫力・抵抗力がかなり下がってしまう

P.80 このように、細菌や未消化なタンパク質などが血液中に循環するように
   なると、人間の免疫システムはこれらを「異物」として認識。
   そして、これらの異物に対して、抗体を作るようになります。

   (中略)このような異常事態が続くと、免疫システムは自分のもともと
   持っていた体の成分に対して、間違って抗体を作るようになります。
   これが膠原病や自己免疫疾患です。
   たとえば、慢性関節リウマチ、甲状腺炎、強皮症など。
   実際、これらの膠原病がある人にはSIBOの率が高いことが分かっています。

教室の生徒さんのみならず、シニア体操グループの方々も、
「医者に行くと、色々検査したあげく、<加齢のせいですね>で終わってしまう!」
と、憤慨されています。

しかし、著者によると、SIBOはお医者さんでも、知識のない方が多いそうです。
不調の本当の理由と、正しい対処法は、私達フツーの人間は知り得ないことですから、
医師免許を持った方々が、常に最新の論文をチェックし、勉強してくれなければ
困ります。

医師免許は、終身制だそうですが、<是非とも定期的に再試験を受けて欲しい>
と思います。




 

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