自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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少食を愉しむ  4   病気の原因は糖質

2023-05-25 14:39:00 | 健康法


p.97 インドのように、ベジタリアンが多い文化においての食事は
   健康に良いと思われがちですが、インドでも「がん」は
   多く見られる病です。

   この国では甘味の強い食品、米またはナンの消費が
   多すぎる
のです。


   反対に肉食系の人種、イヌイット、マサイ族、あるいは
   昔のアメリカ先住民には「がん」の発症はきわめて少ないと
   言われています。

   肉や脂肪ではなく、病気の原因は糖質なのです。

   (中略)糖質は人間の体内組織を酸化させ、
   あらゆる慢性的な病気を誘発させる状況をつくり出し、
p.98 腸内フローラの調子を狂わせ便秘まあは下痢を引き起こします。

   肝臓にダメージを与え、そうなると脂肪が分解されにくく
   なります。貧血状態と血圧の降下を招き、身体を老化させる

   身体じゅうの組織や血管は血糖値の上昇により硬化し、
   ダメージを受けます。特に精製された小麦粉で作られた
   白色パスタは代謝、また消化吸収も遅くすると言われています。

   さらに糖質を過剰に消費すると、神経の興奮状態や攻撃性を
   引き起こすとも言われています。
   糖質摂取による問題では麻薬患者によくみられる
   「判断力の低下」も見受けられます。

2007年に東城百合子先生のツアーでインドのアーユルヴェーダ研究所を
見学しました。色々説明してくださった大先生がでっぷり太っていらして、
とても不健康そうに見えたのが鮮明に思い出されます。

今日のタイトルのように「病気の原因は糖質」なんて書くと、決まって
「いや、糖質は絶対に必要なモノなんだから糖質制限なんて絶対駄目だ!」と
叫ぶ人がいます。

誰も、「全ての糖質を止めろ」なんて言ってないのに、
多くの人たちは「何とかして糖質の存在意義をかき集めて」その上に、
「だから貴女たちのような食べ方は危険なのよ!」とさえ責めてきます。

糖質には「危険な(=有害な)もの」と「無害で、かつ必要なもの」の
2種類があります。私自身は、食パンやクロワッサン、普通のケーキ類は
自分で買うことはないし、いただいても少ししか食べません。
(捨てることはなく、冷凍したり、加工することはあります。)

十穀米とか、雑穀入りの玄米ごはん、オートミールは毎日いただきます。
おかずが多過ぎてご飯のスペースが減ってしまうことはありますが、
なるべく半膳くらいの穀物は摂るようにしています。
(最近の昼食は、納豆入り卵かけオートミール+ぬか漬けです。)

実験的に糖質制限をした時期もありますが、きちんと食べないと、
お通じが悪くなります。なので、糖質全般がダメなのではなく、
精製されたデンプンと砂糖などがダメなのです。

でも、これを売ることが生業の人たちと、
「これを食べることが至上の歓び」という人たちのお陰で、
正しいヘルスリテラシーが浸透していかない社会になっています。

こんな事実を知ることが、こういう本を読むメリットだと思います。

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