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「自宅」を終の棲家に  8  自宅で逝けない理由

2022-10-23 05:50:30 | 介護

上記の本は、私はまだ読んでいませんが、p.29で紹介されています。
古い本ですが面白そうなので図書館にリクエストしたところです。
   著者・蒲谷 茂(かばや しげる) 1949年生まれ。医療ジャーナリスト。
   立教大学卒業後、健康雑誌『壮快』の編集にかかわり、8年後に独立。
   多くの医療・健康に関する書籍や雑誌の編集・執筆、テレビ番組の
   創刊編集長に就任。その後も、30年以上にわたる経験や人脈を生かし、
   自分のからだは自分で守るための情報を発信し続けている。

   著書に『死に至る病・チェックリスト』(バジリコ)、『歯は磨くだけで
   いいのか』(文春新書)、『民間療法のウソとホント』(文春新書)、
   『測るだけで大丈夫』(八重洲出版)などがある。現在、八ヶ岳南麓に住み、
   エフエム八ヶ岳のパーソナリティもつとめている。

今日の記事はまだ「終の棲家」の田中氏の本についてです。

p.29 内閣府が行った意識調査(平成24年)によると、
   最期の居場所は
   病院などの医療施設がよいと考えている人 28%
   介護施設がよいと考えている人   9%
   自宅がよいと考えている人     55%

   と、自宅希望が圧倒的に多いにもかかわらず、大半の人が
   希望とは異なる場所で最期を迎えているのが現実だ。

なぜ、自宅で死ねないのか?上記の本の著者・蒲谷氏の分析は、
   終末期に在宅で療養ができた場合の条件を探ってみると、
   ①必要な在宅医療・介護サービスが確保できたから 42.9%
   ②病状などから、医療機関における医療が必要ないから 33.9%
   ③家族などの介護者が確保できたから 32.9%
p.30  ④本人・家族などが強く希望したから 33.4%


   つまり、本人や家族が、自宅で最期を迎えることを
   強く希望することが、自宅で死ぬためには重要なのだ。

   それが困難となる理由の大きなものは、
   「介護してくれる家族に負担がかかる」
   「病状が急変んしたときの対応に不安がある」

p.31 介護施設のなかでいちばん人気の特別養護老人ホームでは
   いろいろなリスクやスタッフの過度なストレスを考慮して、
   看取りはできず、終末期には退去させられるところも
   多い
のが現実だ。

だから、自分の医師、家族との話し合い、周到な勉強と準備が
大切なのですね。

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