自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

48歳からも 成長ホルモンで ③

2015-09-26 05:53:15 | 図書メモ


P.47 空腹だと成長ホルモンが活性する。

   空腹を感じると、グレリンという物質が胃から分泌される。
   →食欲を高めるだけでなく、成長ホルモンの分泌を促す。

   空腹を感じたからといって、すぐに何かを食べてしまうと、
   グレリンの分泌が続かず、成長ホルモンも増えないことになる。

   空腹を感じないのに、食事の時間になったからといって食べると、
   グレリンは分泌されず、成長ホルモンの分泌も増えません。

   胃からグレリンを分泌させ、成長ホルモンの分泌を増やすには、
   空腹感を少し長く保つ必要があるのです。

   通常、食後2~3時間もすれば、胃は空っぽになるので、
   朝8時に朝食を摂れば、午前11時ころには空腹を感じるはずです。
   空腹を感じないのは消化のよくないものを食べたり、食べすぎや
   運動不足だったり、胃腸の働きが弱っていたりするときです。


P.48 空腹になると分泌されるグレリンを上手に利用するためにも、
   間食は避け、朝食、昼食、夕食はそれぞれ、
   しっかりお腹が空いたという感覚を感じてから摂る

P.52 夕食を摂る時刻:寝る2時間前、できれば3時間前が理想。

   理由:体内時計との兼ね合いで、
   成長ホルモン分泌が最も期待される睡眠時に満腹だと、
   分泌が抑制されるから。

   食後は食物を消化するために血糖値が上がりますが、
   その状態で眠りに就くと、睡眠が浅くなります。
   すると、成長ホルモンの分泌が抑制されてしまう。

   体内の血糖値が上がると成長ホルモン分泌は止まります。
   毎回の食事をして止まるのは仕方ないですが、食べ方を工夫して
   血糖値が上がりにくい食べ方を実践すれば
   分泌の抑制を軽減することが可能。


P.53 血糖値が急激に上がると、成長ホルモンもすぐに反応し、
   分泌をストップさせます。急激に血糖値を上げない食べ方は……

  1.会席料理のように、小分けにして時間をかける。
  2.時間をかけてよく噛み、ゆっくり食べる
  3.食べ始めを野菜にして、先に繊維質の食材から食べる

この辺は、ためしてガッテンなどで取り上げられたり、
「食べる順番ダイエット」などの本もあり、健康オタクの間では常識です。
問題は、
 <そんなことに興味ない!>
 <食べたいときに、美味しく食べたいだけなんだ!>という人たちです。


介護予防を研究する立場としては、「健康オタクたちの常識」を
フツーの人たちと共有するための何かを考えることが急務です。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 48歳からも 成長ホルモンで... | トップ | 48歳からも 成長ホルモンで... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

図書メモ」カテゴリの最新記事