自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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「食べるのを我慢できないのは、あなたの意思が弱いからではありません。」

2015-10-21 05:46:08 | 健康法




著者は 順天堂大学加齢制御医学講座教授。

副題は 医者が教える、食欲に振り回されない食べ方

今年6/13にご紹介した「小麦は食べるな」という本の著者です。
この本の主張は、

  どうして食べ過ぎてしまうのか
  
  ダイエットに失敗する本当の理由を知っていますか?


以下に主だった目次をあげます。

   カロリー制限ではやせられない! 脂肪を燃やせない”現代型栄養失調”

   おなかがすいたからではなく、脳を満足させるために、食べていませんか?

   がんばってるのにリバウンド……その理由は、脳の快感センサーの異常です。

   あなたの食欲、来るっているかもしれません。



「太っていたって、えぇじゃないか!」という主張(生き方)もあり、

私の夫は「食べたいものを我慢してまで、長生きなんかしたくない!」と言っています。


私も、もちろん! 美味しいものをたくさん食べて、楽しく暮らしたい!!です。



  しかし・・・・

<たくさん>という基準が問題です。

体重の何パーセントなのか? 脳が「もう、いっぱいだぁ」と囁いたらなのか??

お腹が苦しくなって、食べられなくなったらなのか???


P.31 食事をすると脳の中では、ドーパミン(快感ホルモン)などの

   神経伝達物質が分泌されますが、まだその段階では脳は”快感”を感じていません。


   側坐核にある「受容体」がドーパミンからのシグナルを受け取ってはじめて、

   脳は”快感”を得ることができるのです。そして、快感を感じた脳は、

   集中力が高まったり、やる気がアップしたりして、

   さらにドーパミンの分泌が促されるという、とてもよい循環が生まれます。


P.32 ただしこれは、ドーパミンがちょうどいいくらいに出ているときの話です。
   過剰に出ていると、かえって問題が発生してしまいます。

   (中略)分泌される量が多くなりすぎたり、強すぎる刺激を受け続けたりしていると、

   食べることで得られる"快感"を感じにくくなってしまうのです。


   いや、むしろ、"快感"を感じる「受容体」のセンサーがバカになっていく、
   と言ったほうがいいかもしれません。

   こわいのは、この受容体がバカになることで、
   それまでと同じ量を食べていても満足できなくなり、
   食べる量がどんどん増えていくことです。

このあと著者は、この<正しい満腹感>のセンサーが、

  白米や小麦によって  著しく狂わされていると、主張しています。
コメント
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