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私は「いきいき歩き」という本を書きましたが、
その時の歩き方は、私のその50代の時点での、理想の方法であり、
「自力整体」の学びの結果と実践法でした。
でも、身体は刻一刻とトシをとり、変化します。
新しい痛みが出たら、原因を考え、対処法を探ります。
そういう意味で、多くの研究者の方々が、色々な実験をされ、
書物にしてくださり、youtubeなどで、映像まで見られるのは、本当に助かります。
最近たくさん読んで、ご紹介している書物は、主に
<足の使い方>および<歩き方>です。
それぞれの著者の気づきと実践・結果について
「自力整体」や私が実践しているものと近いものは、その解説的に、
そうでないものは、疑問として、理由を考えています。
いずれにしろ、
身体について学ぶことは興味深く、本当に楽しい = 好き なんだ! と思います。
今日ご紹介するのは、
「間違いだらけのウォーキング」 2014/3 木寺英史・著
副題は --歩き方を変えれば 痛みが取れる--
P.51 「内ひざ」の人は、歩行中に著しくブレーキがかかり、着地脚に乗り込んだからだが
前方へ進みにくいのです。そこで、無意識のうちに、膝関節を伸展させて(伸ばして)
からだを前に送り出そうとします。しかし、膝を伸展させると
股関節が内旋傾向になり、さらに膝が内側に回ります。
車でいえば、サイドブレーキを引きながらアクセルを踏むような状態で
歩いているのです。
本人は、その歩きしか体験していませんので、当たり前だと思っています。
しかし、膝から下がねじれているうえに、無理に着地脚でからだを押し出そうと
しているので膝関節を中心に負担がかかり障害がでるのは当然です。
要は、<膝や骨盤の内旋は、身体に悪い>ということです。
私もこれには大賛成です。内転筋を鍛えて、中心軸を意識するには、
膝は外向きが良いと思います。
ところが、
P.56 立ったときにつま先と膝がしらがほぼ同じ方向を向いている「外ひざ」の方の中にも
「過剰回内足」の人が多く含まれています。
「過剰回内足」ではスネが内側に回っているのですが、股関節の外旋力があるために
膝がしらが内側をむかずにつま先とほぼ同じ向きをしています。
そのような型は、足部の「内側アーチ」が十分に形成されていないことが特徴です。
「外ひざ」だと思って安心していた方は、
立ったときの「内側アーチ」を確認してください。
正直、この抜書きだけでは、イメージが湧かないと思います。
詳しく理解したい方は、直接お読みください。