十大ニュースの核心は、やはり高齢化問題になりました。
9.自分も含めて、身内の高齢化(乳がん、前立腺手術、物忘れ、etc.)
8. ご近所の認知症<花泥棒>対策と勉強
この夏の終わり頃、我が家の小さな花壇に植えてあった花が
ことごとく抜かれてしまい、全滅しました。暫く目を光らせていると
近所のお婆さんが一生懸命花を摘んでいる現場を押さえました。
でも、彼女の風貌も言葉も明らかに普通ではなく、言っても無駄な感じ。
そしてその家族の方に連絡もつかず、困り果てていました。
花摘みは徐々にエスカレートし、植えたばかりの桜草の苗まで被害に。
交番に相談しても、
「身の危険を感じるなら<生活相談センター>に連絡する」とのことで、
見当違い。
結局、こういう問題は地域の<安心すこやかセンター>の管轄だと分り、
彼女のケア・マネさんが家族に連絡をとってくれて、話は少し進展。
本人に悪意とか泥棒意識が無いのだし、
いずれ我が身にも起こりうることなので、強いこともいえません。
結局花壇にはネットを張り巡らし、簡単に手が届かないようにしました。
そして今年一番のビッグニュースは、
1. 母の手術(硬膜内出血) → グループホーム検討・一転して在宅ケアへ
大元の原因は、和室で体操中に仰向けに転んだことでした。
すぐに救急病院に行き、検査を受け、「何事もない」とのこと。
でも「頭部の打撲は2~3ヶ月してから影響が出るかも」という言葉通り、
2ヵ月後の「物忘れ外来」での受診で、ドクターが異常を発見して下さり
その日のうちに入院・手術となりました。
症状は、転んだ際の衝撃・内出血で硬膜の内側に徐々に血がたまり、
脳を圧迫しているため、生活能力がガクンと落ちた!ということです。
手術はこめかみ上部に直径5mmくらいの小さな穴を開け、たまった血液を
管で吸い取るという、簡単な内容で、結構成功率の高いものだそうです。
お陰さまで順調に経過。予定通り1週間で退院し、劇的な回復をみました。
こういう場合の西洋医学の力は偉大なものだと実感・感動しました。
具合が悪くなってからは、排泄を含め、言動がかなりおかしくなり
「いよいよ、一人暮らしはダメなのか……」という酷さだったのです。
母が住む高齢者マンションは、介護付ではないので、
一人で見の周りのことができなくなったら、退去するか、付き添いを
頼まないと、居られません。「数百人待ち」という特養入居は無理だし
高額の介護付老人ホームも考えられません。
一番可能性があったのが「グループホーム」という選択肢でした。
見学した数箇所では、入居者は重度の認知症の女性が多かったので
「母がそこで毎日を過ごすのは、未だ早すぎる」という感じでした。
でも、家族が訪問し易い、良心的なホームを探せれば、とても良いもの
という印象を持ちました。詳細は近い将来、書くつもりです。