Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

Everything Must Change

2024年03月09日 | Band
まにゅ~先輩との録音、ついにこの曲…。個人的にはケイコ・リーVer.の印象が強いのですが、参考までに多様なバージョンを聴こうとマイ・データベースにて検索するとこの曲のヒット数は十数曲もあり、逆に混乱する始末に。英語詞曲なのに歌詞の内容は完全に方丈記の世界観。さらにそれをラテンバージョンという二重三重にヒネったアレンジです(笑。最近は非常にラテン付いているワタクシですが、この曲のリズム・アレンジとしてもBolero→FastChaCha→Son(Salsa)と変化。歌は機械が歌っていますが、SynthesizerVというらしく、まったく仕組みが分かりません。想像するにプラグイン・シンセに歌詞を噛ませたボコーダーのような感じなのだと先輩のお話を聞いて推測するのですが、どこまで細かいニュアンスを打ち込めばこんな感じになるのか、と思わざるを得ない完成度。マシンの名前はNatalie(さん?)というらしく、ホンモノのNatalieさんの声をサンプリングしてあるように思います(想像ですがゼロベースからシンセしては作れないかと)。個人的にはこれら打ち込み系について、ドラム・キーボードはあまり細かい調整をしなくても、かなり人間に近い域に到達できるのに対して、ベース・ギターといった弦モノはまだまだという感あり、機械に駆逐されない人間の存在意義が発揮できる領域だと思っているのですが(もしかしたら自身がベース奏者だからベースに関しては目線が高いのかもしれません)、もっとも打ち込みから遠いと思っていたボーカルが急にドラム・キーボードに肉薄してきた感があります。逆に、これまでのバンド歴が99%インストだった偏食なワタクシにはボーカル目線が世間一般より低い可能性もあってそう思うのかもしれないものの、英国育ちでクイーンズ・イングリッシュが自慢のヨメに聞かせたところ「なんの違和感もなく聴ける」とのこと。英語の発音も悪くない様子。その後、ラテンに刺激されて話題はEliane Elias(イリアーヌ・イリアス)になり、そのままYouTube動画を見るも、そこで弾いているマーク・ジョンソン(Bass)と結婚していたと聴いて衝撃!この人、ランディ・ブレッカー(ブレッカー兄弟の兄)と結婚してなかったか…(離婚・再婚したとのこと)。ボーカル機械と云い、イリアーヌ・イリアス離婚再婚劇と云い、世の中の流れに次第に付いていけなくなっているのが改めて自覚されます。
なお、(ワタクシは弾いていませんが)先輩の「無限に広がる大宇宙」(宇宙戦艦ヤマト挿入歌)、あの銘曲、スゴすぎて感涙です。揺れてるオリジナルより良い…。ヤマト世代は是非お聞きください。

Everything must change - Natalie(SynthesizerV) - Latin(Bolero,Salsa) arranged by Manue
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