Side Steps' Today

裏版Side Steps' Today

散財日記

2005年09月03日 | CD批評
同じく通販。ジャケ買い2枚。通販でのジャケ買いほど危険なものはないが、DUの通販はそれなりに耳の肥えている(と思われる)バイヤーが書いたレビューが載っているので、試聴をしなくても比較的安心に買う事が出来る。ここら辺が、タワー等にない強みだろう。最近はタワーで買う頻度がかなり低下してきており、聴いた事もないアーティストにもあまり躊躇無く散財できるようになって、これは嬉しい現象なのか、悲しむべき現象なのか、判断がつきかね、非常に複雑な心境。最近は死んだらこのCDはどうなるのだろうか、とも思うようになって来た。。。
●「Accabbanna di Olivia Sellerio e Pietro Leveratto」
イタリア盤らしく、まったく曲名もアーティストも不明、アルバムタイトルをみても、どこまでが題名で、どこからがアーティストか全く分からない内容ながら、完全なジャケ買い。しかも内容がブックレットになっており、写真集+CDという感じ。その写真集はモノクロながら(だから?)なかなか味わい深く、CDの内容も物悲しさを常にたたえており、聴き込むだに良い。
●Misha Mengelberg「Senne Sing Song」
ポップな、ちょっと可愛らしいジャケットながら、内容はフリージャズ(笑。ピアノトリオだが、ちょっと崩れた感じながら比較的(フリージャズにしては)奇麗なメロを弾いた後に、いきなりフリーな世界に突入するというもので、その変化感がツボを得ている。意外にもなかなか聴ける。結構最近はこの手のものを聴く機会も増え、もしかしてフリージャズの世界に突入する才能を自分も持っているのではないか、とも傲慢にも考える今日このごろ。SSのソロで、でもやってみるか?