1990年度に卓越したキャプテンシーを発揮し、明治大学を
優勝に導いた吉田義人をフルタイムの監督に迎えた公式戦の初
戦。相手は昨シーズン苦杯を舐めさせられた日体大です。
吉田義人が監督になったからには強い明治が復活。そう思って
三ッ沢競技場まで足を運びました。
ところが試合開始直後から明治はミスを連発。おまけに緩慢な
プレーが目立ち日体大に一方的に攻め込まれます。ボールを持
っても全く前進する事ができません。明治の持ち味である前に
出る攻撃がかけらも無く横へ走ったり意味不明なパスばかりを
しています。
特に酷いのがラインアウトです。
前半は制空権を完全に日体大に握られてしまいました。
何だかよそ行きでカッコいいラグビーをしようとしているよう
に感じました。これって弱い時の明治の典型的なパターンです。
それでもディフェンスだけは良く前に出てきっちりタックルに
行っており何とか持ちこたえています。
前半は明治PGの後、日体大が効率よくトライを取り逆転。
29分にようやく明示の初トライ。
これで前半終了かと思いきや終了直前に不用意な反則で再びP
Gを決められ10-10の同点で折り返します。
後半は開始早々、日体大にPGを決められリードを許します。
その直後にも日体大PGのチャンスがありましたがこれを外し
ます。ここでもうひとつ取られると一気にガタガタと崩れそう
な場面だったので明治にとっては非常にラッキーでした。
その後はようやくモールを押して会場を沸かせるものの得点に
は繋がらず逆に日体大のカウンターでゴール前まで攻め込まれ
るなど非常に不甲斐ない戦いぶりです。
時間だけが刻々と過ぎ、ひょっとしてこのままずるずると負け
てしまうのか?と思った後半29分、ようやく明治のトライが
生まれました。
ゴールポスト正面で得たスクラムに予め用意していたサインプ
レーでSH→No8→FLとつないで鮮やかなトライ。ゴール
も決まり17-13と逆転しました。
この後明治は残り10分間で怒涛の攻撃を仕掛けます。
ゴール前まで迫りモールをぐいぐい押し込みます。日体大はた
まらずオフサイド。これが故意の反則と判断され、認定トライ
となりました。ゴールも決まり24-13となります。
勝利をぐっと手繰り寄せる重要なトライです。
さらに自陣からNo8→FLに渡りFL西原がそのまま40m
を走り切ってトライ。日体大の息の根を完全に止めました。
ロスタイムにも1トライを追加して結局38-13で(試合
結果だけを見ると)快勝でした。
今日の試合で良かったのはFL西原、No8杉本、SO田村、
WTB川口に後半途中出場のSH秦。PR茅島も良くがんば
っていたかな。秦は身長が152cmと小さくちびっ子ラグ
ビーがひとり混ざってしまったように見えましたが球捌きは
なかなか良かったです。
最終スコアだけ見ると快勝ですがスタンドで観戦していた限
りでは最後に何とか突き放した。という印象です。
今後は最低限の基本的なスキルをもっと高めてほしい。
そして何よりもボールを持ったら自信を持って前に走る気持
ちを忘れないでほしい。
次回のターゲットは11月1日の慶応戦です。
この試合で今シーズンの本当の力が図られます。
ガンバレ明治!
優勝に導いた吉田義人をフルタイムの監督に迎えた公式戦の初
戦。相手は昨シーズン苦杯を舐めさせられた日体大です。
吉田義人が監督になったからには強い明治が復活。そう思って
三ッ沢競技場まで足を運びました。
ところが試合開始直後から明治はミスを連発。おまけに緩慢な
プレーが目立ち日体大に一方的に攻め込まれます。ボールを持
っても全く前進する事ができません。明治の持ち味である前に
出る攻撃がかけらも無く横へ走ったり意味不明なパスばかりを
しています。
特に酷いのがラインアウトです。
前半は制空権を完全に日体大に握られてしまいました。
何だかよそ行きでカッコいいラグビーをしようとしているよう
に感じました。これって弱い時の明治の典型的なパターンです。
それでもディフェンスだけは良く前に出てきっちりタックルに
行っており何とか持ちこたえています。
前半は明治PGの後、日体大が効率よくトライを取り逆転。
29分にようやく明示の初トライ。
これで前半終了かと思いきや終了直前に不用意な反則で再びP
Gを決められ10-10の同点で折り返します。
後半は開始早々、日体大にPGを決められリードを許します。
その直後にも日体大PGのチャンスがありましたがこれを外し
ます。ここでもうひとつ取られると一気にガタガタと崩れそう
な場面だったので明治にとっては非常にラッキーでした。
その後はようやくモールを押して会場を沸かせるものの得点に
は繋がらず逆に日体大のカウンターでゴール前まで攻め込まれ
るなど非常に不甲斐ない戦いぶりです。
時間だけが刻々と過ぎ、ひょっとしてこのままずるずると負け
てしまうのか?と思った後半29分、ようやく明治のトライが
生まれました。
ゴールポスト正面で得たスクラムに予め用意していたサインプ
レーでSH→No8→FLとつないで鮮やかなトライ。ゴール
も決まり17-13と逆転しました。
この後明治は残り10分間で怒涛の攻撃を仕掛けます。
ゴール前まで迫りモールをぐいぐい押し込みます。日体大はた
まらずオフサイド。これが故意の反則と判断され、認定トライ
となりました。ゴールも決まり24-13となります。
勝利をぐっと手繰り寄せる重要なトライです。
さらに自陣からNo8→FLに渡りFL西原がそのまま40m
を走り切ってトライ。日体大の息の根を完全に止めました。
ロスタイムにも1トライを追加して結局38-13で(試合
結果だけを見ると)快勝でした。
今日の試合で良かったのはFL西原、No8杉本、SO田村、
WTB川口に後半途中出場のSH秦。PR茅島も良くがんば
っていたかな。秦は身長が152cmと小さくちびっ子ラグ
ビーがひとり混ざってしまったように見えましたが球捌きは
なかなか良かったです。
最終スコアだけ見ると快勝ですがスタンドで観戦していた限
りでは最後に何とか突き放した。という印象です。
今後は最低限の基本的なスキルをもっと高めてほしい。
そして何よりもボールを持ったら自信を持って前に走る気持
ちを忘れないでほしい。
次回のターゲットは11月1日の慶応戦です。
この試合で今シーズンの本当の力が図られます。
ガンバレ明治!