再開 私の色

 私の人生観を述べてみます

再開 私の色(3152)

2017-05-04 20:19:40 | Weblog
 昨日(2017年5月3日)、安倍晋三首相は、憲法改正のビデオメッセ―ジを流した。それによると、自衛隊を憲法9条に追記するとした。憲法9条2項には、「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」とある。私が思うには、自衛隊は戦力であろう。

 5月4日付朝日新聞の社説には、「自衛隊はあくまで防衛に徹する『盾』となり、強力な打撃力を持つ米軍が『矛』の役割を果たす。この役割分担こそ、9条を生かす政治の知恵だ」とある。専守防衛(先制攻撃を行わず、相手国の攻撃を受けてから自国領土またはその周辺で、必要な軍事力を行使して守備と防衛に徹すること)を堅持せよという。まあ、都合のいい考えかただが、日本は今までそれでやってきた。しかし米国の圧力もあり、かつ最近の北朝鮮の活発な動きもあり、戦争などの一発触発に近い状況ともいえる。

 米国がバックにおり日本は守られているといっともいい。しかし、それがいつまで継続するか分からない。仮に、北朝鮮が日本にミサイルを落とし、日本の都市が破壊され多数の死者が出た場合、どう対応するのか。そうならないように、事前に話し合いを含め、経済制裁など、もっと努力すべきだろう。

 憲法改正する必要があるのだろうか。その前にやるべきことは多数あると思うのだが。

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