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心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

疲れていたので

2015年12月16日 | ありがとう
昨日に続き、今日もずっと仕事していました。
仕事している途中で、自分がしでかした失敗に気づいてしまい、とてもとても落ち込みました。ばかばかって自分を叱っていました。
なので出来上がった分を送ったときには、もうへたへたにへたれ状態でした。

午後に母のところに行ったときにもそれを引きずっていて、なんてわたしはアホなんだって感じで。
しでかしたことはもう忘れて前に進もう、なんて気には到底なれず、自分を最大にさげすんでいました。

もちろん母にも自分のしでかしたことを知らせ、自分がいかに落胆しているかをほのめかしていたのです。ちょっとは慰めてもらえるかと思ったのかもね。
そんなわたしの気持ちをちゃんと見透かしているのね。

今日はちっとも料理なんてする気にもなれず、どうしようかなと思っていました。ただ前日には仕事で遅くなるとは言っていました。
母のところに行くと、母が台所に立っていました。
えっなんで?
叔父からもらった大根とこれまた数日前にいただいた仙台のかまぼことでおでんを煮ていました。
「母さん、大根切るの大変だったでしょ?」
というと
「皮はこれでむけるし(と、ピューラーを見せて)、○○の大根は柔らかくて大丈夫だったよ」
と。今は入れたものをわたし用に取り分けているところでした。
「何をどれくらい入れたか忘れちゃったんだよ。お前これぐらいでいいか?」
と、たくさん入るタッパーに入れているところでした。
わたしはもう今日は何もする気がなくてどうしようかと思っていたので、母のその気持ちがすごく嬉しくて。
いつも母はこんなハプニングをしてくれます。体が痛いのに、それを押してやってくれている。本当に頭が下がります。

愚痴をこぼさずに明るく接していたら良かったな。
そんな後悔をしましたが、たまたま母がおでんを作ってくれた日がわたしの失敗の日であったこと、それもまた心に残るものなのだと思えました。
母は何も言わず、黙っていました。母に頼まれた年末の掃除を全部やり遂げて、一緒に温泉に行きました。
わたしが照明の傘を掃除するのを監督するだけで、どこか体に力が入りすぎて母は疲れてへとへと状態。自分が掃除しているわけじゃないのにね、でも監督ってそういうもんじゃないの?
ふたりで慰め合った今日一日でした。
ありがとう。母さん。
帰ってきてから自分の失敗をきちんと修正して、ホッと落ち着いているわたしです。