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元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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インターン生

2007年11月09日 02時38分20秒 | 小川けいこのプライベート日記
以前に一度、地方議会を学びたい!と、2人の大学生が私のインターン生として随行していたことがありました。

議員とインターン希望の学生を引き合わせる組織があり、私もそこに申し込みました。
そこで、参加した議員の自己紹介後、学生が興味がある議員のところのテーブルに行き15分程度の質疑応答後、インターンの希望を出すシステムでした。

 「もし、私のところに誰も来てくれなかったらどうしよう!?」

と、ドキドキした覚えがあります。

結果、無事に私のところにはS君とN君という2人の男子学生がインターンとして決定しました。
私は、一人っ子なので、インターンというより弟が出来たようで嬉しかったです。(多少の緊張感は必要だと思ったので、本人たちには言いませんでしたが。)

インターン期間は、議会の傍聴・地域行事への参加とお手伝い・衆議院議員へのインタビュー・新聞の記事作成等の仕事をしてもらいました。
 インターン終了後も手伝ってもらったことがあるのですが、私の後援会の人から

 「おい、まだ怖いお姉さんにコキ使われてるのか!」

 などと声を掛けられて、彼らも地域に溶け込んでいる姿を見て、嬉しかったことを覚えています。

 そのS君から、久しぶりにメールが届き、インターン時代から、「地域行政に関するシンクタンクを作りたい」と言っていた通り、法人化の一歩手前までたどり着いたそうで、着々と自分の道を進んでいるとのこと。

もう一人のN君は、私のところに来た時は、

小川「政治に興味あるの?」

N君「そういう訳ではないんですけどぉ。」

小川「もうすぐ就職活動だけど、何系に行くの?」

N君「マスコミに行きたいと思うんですけど、公務員も興味あるし、商社も...」

ってな具合だったのですが、今では立派に都庁にお勤め。

きっと、2人もそれぞれの世界で頑張って、私が逆に意見をもらう日も近いことでしょう。頼もしい限りです。大いに出世してもらいたいものです。

近いうちに、2人と近況報告会でも開くとしましょう。

ところで、フリーターやニート対策という言葉が蔓延していますが、本人がやる気にならなければ、どんな説教をしたところで馬の耳に念仏。
自分自身も経験がありますが、大人からあーだのこーだの言われたとしても、自分のまわりにいる同世代の存在が憧れやライバルであったり、基準であったり、支えであったりするものです。その中で判断して結論を出すでしょう。

 最も私たち大人は、それぞれの立場の中から可能なバックアップをしていかなければなりません。 大人からの説教の意味は、いずれ彼等がその年齢と立場になった時に気がつくのでしょう。それで良いと思います。自分で考える力と生きる力と選ぶ勇気を培ってくれれば。


こんなことを言うようになるとは、私もオバサンになったものです。これからはちょっとだけカッコイいオバサンになる努力していくとしましょう!!

そろそろ、次の弟か妹を探そうかな

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