元練馬区議会議員小川けいこの「ねりまなでしこ日記」

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『ピーター・シスの闇と夢』展 ~予告編~

2021年08月30日 23時20分13秒 | 文化・芸術
今日も暑かったですね。

とは言え、明後日からは9月。
芸術の秋が到来!

練馬区立美術館においても、9月23日から新しい企画展がスタートします。
そして今回の企画展は、練馬区立美術館での「初めて」がまた一つ増えました。

その企画展とは、

『ピーター・シス 闇と夢』

ピーター・シスといえば、アメリカを代表する絵本作家ですが、アメリカで有名な絵本作家はたくさんいます。
では練馬区にとって何が初めてなのか?

ピーター・シスは1949年、旧チェコスロバキア(現チェコ共和国)のブルノに生まれ、プラハの美術工芸学校とロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学び、1982年アメリカに移住しました。
ということで、区にとって中欧出身の作家の作品展が初めてであり、ピーター・シスの展覧会もまた日本で初めてとのこと。



代表作は、「三つの金の鍵 魔法のプラハ」「星の使者 ガリレオ・ガリレイ」「マドレンカシリーズ」などです。
また、シスの自伝的絵本(「かべ 鉄のカーテンのむこうに育って」)には、ソ連下の故郷で表現の自由を制限された辛い経験や、その中でも抱き続けた夢や希望が描かれています。
それが、今回のテーマの闇と夢に繋がっているのではないでしょうか。

チェコが大好きな小川としても、この企画展は楽しみであり、ぜひ、これをきっかけにチェコを代表するヨゼフ・ラダやカレル・チャペック展も開催してもらいたいと思います。


ところでチェコは歴史的な街並みが多く「おとぎの国」と表現されますが、「おとぎ話」もたくさんあります。



この絵本は、プラハで記念に買ってきたヨゼフ・ラダの絵本です。


さあ皆様、おとぎの国の入口へ!


プラハ、聖ヴィート大聖堂のステンドグラス


プラハ、黄金の小道にあるお店のリース


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