平成25年6月28日(金)午後1時40分頃、集団下校中の1年生児童が信号待ちをしていたところ、停車していた車から男が降りてきて、児童を追いまわし3人の児童をナイフで切り付けたという、あってはならない事件が発生しました。
テレビのニュースを始め、メディアでも相当に報道されていますが、私たちも議会中の事件とあって、どの会派もそうでしょうが、被害にあった子どもたちの心配はもちろんのこと、区としての対応についてすぐさま会議を開きました。
容疑者の身柄は確保されたとのことですが、子どもたちの心の問題と、父兄の皆さんが受けたショックはすぐには解決が難しいものと思います。
先ずは、心からお見舞い申し上げます。
それでは、練馬区の対応をご説明します。
<事件当日>
校内放送で全児童に外に出ない旨呼びかけ、5時間目の授業を中断し保護者全員に緊急メールを送信し、保護者に引き取りの依頼をし、午後5時12分に全員の引き取りを完了。
あわせて近隣の小中学校へも連絡し、同様の対応を行い、その他区内全小中学校は、集団による下校の対応を指示。
また、保育園、学童クラブ等に対しても、安全対策について、情報提供。
その後、容疑者の身柄確保に伴い、引き取りおよび集団下校の解除を全小中学校に指示し、保育園、学童クラブ等へも情報提供。(当該校については、引き取りを実施。)
<翌日以降>
7月1日(月)午後2時から臨時の保護者会を実施して概要を説明し、集団での登下校を実施するとともに、児童の心のケアを図るため、学校担当のスクールカウウンセラーや心の相談員のほか、総合教育センターから派遣された心理士の活用を図る。
あわせて、区の安全・安心パトロールカーによる該当校周辺の巡回強化を実施するとともに地域との連携について協議を行っている。
また、今回の事件について、詳細な情報を整理したうえで学校外における不審者対策のあり方について検討行う。
以上ですが、区としてやるべき対応はしたと思いますが、問題は今後のさらなる対策です。
これまでも出来る範囲の安全対策は行っていると思うので、さらに何ができるかを学校・練馬区・PTA・地域と分けてそれぞれ検証し、新たな対策を加えていく必要があります。
また、例えばセーフティー教室のようなロールプレイングの機会を増やすなど、子どもたち自身にも出来る範囲での、危機管理や安全対策を理解してもらう必要があると思います。日本はその部分が実に弱いと常々感じています。
以前にこんなことがありました。
児童虐待防止のために行われたセーフティー教室に対して、あるPTAの関係者から相談したいことがあると言われ話を聞いたところ
「あれは、やるべきではないと思う。」
と、言われました。その理由の要旨は、以下の通り。
�家族、親戚であっても、必要以上に体を触られたり、おかしいと思ったら先生に相談しなさいとうのは、家族を疑うことになる。
�セーフティー教室を行っているときに父兄を同席させないなんておかしい。
この理由は、もし、父兄の中に虐待をしている対象者がいる場合も考えて、子どもが訴えやすいようになんですけどね
�例え虐待されている子どもがクラスに1人いたとしても、関係のない子どもたちにまでそんなことを聞かせたり、教える必要はない。
私は、失礼ながら空いた口が塞がりませんでした。昔、議員になりたてのころ、学校給食の民間委託に反対の陳情者の女性の方に「肉じゃがを食べたことがないのは、学校の責任です!」と言われて以来のびっくりでした。
児童虐待の数字が高いアメリカでは、セーフティー教室は基本中の基本であり、子どもを大人が守るのは当たり前ながら、自己防衛力を身につけさせるのもまた教育であります。
私自身も、国内外問わずに、様々な事例や対策を勉強しながら、早い段階で、安全対策を提案したいと思います。
テレビのニュースを始め、メディアでも相当に報道されていますが、私たちも議会中の事件とあって、どの会派もそうでしょうが、被害にあった子どもたちの心配はもちろんのこと、区としての対応についてすぐさま会議を開きました。
容疑者の身柄は確保されたとのことですが、子どもたちの心の問題と、父兄の皆さんが受けたショックはすぐには解決が難しいものと思います。
先ずは、心からお見舞い申し上げます。
それでは、練馬区の対応をご説明します。
<事件当日>
校内放送で全児童に外に出ない旨呼びかけ、5時間目の授業を中断し保護者全員に緊急メールを送信し、保護者に引き取りの依頼をし、午後5時12分に全員の引き取りを完了。
あわせて近隣の小中学校へも連絡し、同様の対応を行い、その他区内全小中学校は、集団による下校の対応を指示。
また、保育園、学童クラブ等に対しても、安全対策について、情報提供。
その後、容疑者の身柄確保に伴い、引き取りおよび集団下校の解除を全小中学校に指示し、保育園、学童クラブ等へも情報提供。(当該校については、引き取りを実施。)
<翌日以降>
7月1日(月)午後2時から臨時の保護者会を実施して概要を説明し、集団での登下校を実施するとともに、児童の心のケアを図るため、学校担当のスクールカウウンセラーや心の相談員のほか、総合教育センターから派遣された心理士の活用を図る。
あわせて、区の安全・安心パトロールカーによる該当校周辺の巡回強化を実施するとともに地域との連携について協議を行っている。
また、今回の事件について、詳細な情報を整理したうえで学校外における不審者対策のあり方について検討行う。
以上ですが、区としてやるべき対応はしたと思いますが、問題は今後のさらなる対策です。
これまでも出来る範囲の安全対策は行っていると思うので、さらに何ができるかを学校・練馬区・PTA・地域と分けてそれぞれ検証し、新たな対策を加えていく必要があります。
また、例えばセーフティー教室のようなロールプレイングの機会を増やすなど、子どもたち自身にも出来る範囲での、危機管理や安全対策を理解してもらう必要があると思います。日本はその部分が実に弱いと常々感じています。
以前にこんなことがありました。
児童虐待防止のために行われたセーフティー教室に対して、あるPTAの関係者から相談したいことがあると言われ話を聞いたところ
「あれは、やるべきではないと思う。」
と、言われました。その理由の要旨は、以下の通り。
�家族、親戚であっても、必要以上に体を触られたり、おかしいと思ったら先生に相談しなさいとうのは、家族を疑うことになる。
�セーフティー教室を行っているときに父兄を同席させないなんておかしい。

�例え虐待されている子どもがクラスに1人いたとしても、関係のない子どもたちにまでそんなことを聞かせたり、教える必要はない。
私は、失礼ながら空いた口が塞がりませんでした。昔、議員になりたてのころ、学校給食の民間委託に反対の陳情者の女性の方に「肉じゃがを食べたことがないのは、学校の責任です!」と言われて以来のびっくりでした。
児童虐待の数字が高いアメリカでは、セーフティー教室は基本中の基本であり、子どもを大人が守るのは当たり前ながら、自己防衛力を身につけさせるのもまた教育であります。
私自身も、国内外問わずに、様々な事例や対策を勉強しながら、早い段階で、安全対策を提案したいと思います。