先日、ある病院の屋上庭園プロジェクトを視察しました。
こちらの庭園は、入院されていた患者さんのご家族が、お見舞いに来られた際に、屋上庭園での家族との時間が一生の宝物となったことをきっかけに、患者さんや患者さんの大切な方々との温かいさらに緑豊かな空間づくりにお役に立てればとの思いから病院に寄付をされたことが始まりとのことです。
そして、その思いに心を動かれた病院のスタッフがプロジェクトを立ち上げ、患者さん、ご家族、プロジェクトに賛同された多くの方々のご協力で、季節を感じる素敵な庭園が完成したとのこと。
イングリッシュガーデン風の花コーナー
シルバーリーフたちも輝いています
ベンチを囲むワイヤープランツは、生命力を感じます。
テラコッタの鉢を這うグリーンがアーティスティック
私が訪れた日も、患者さん同士が親しげに談笑されたり、スタッフの方が車椅子を押しながら患者と散歩されたりと、庭園は温かい憩いの場になっていました。
また病院という施設は、殆どの病院が絵画や写真を始め様々なアートを飾っています。
さらに小児病棟には、子どもたちが楽しめるアートが壁に描かれていたりします。
緑やその香り、そしてアートは、やはり人の心の栄養に必要なものなのであります。
私は議員時代も今も、周囲の人から
「小川さんは、本当に芸術関係と緑が好きだよね」
と、時には呆れられることもありますが、その答えはいたってシンプルなのです。
「なぜなら、必要だから」